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第35回国試午後34問の類似問題

国試第6回午前:第85問

生体組織の電気的性質として正しいのはどれか。

a:生体の電気抵抗率は周波数に依存しない。
b:細胞膜は微小な直流に対してほぼ完全な絶縁物と考えてよい。
c:生体組織の中では骨は電気抵抗率が高い。
d:生体組織の中では血液は電気抵抗率が高い。
e:生体組織の中では脂肪は電気抵抗率が低い。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午後:第75問

電撃について誤っているのはどれか。

a:心臓カテーテル検査用機器にはミクロショックを防ぐために特別の安全規格が必要である。
b:電撃を受けるのは人体内部が電気を良く通すことによる。
c:心室細動を起こす電流閾値はミクロショックとマクロショックで異なり、その大きさの比はおよそ1:100である。
d:電気メスで大電流を患者に流してもショックを受けないのは低周波を使用しているからである。
e:体表から100mAの商用交流電流が流れ込むと心室細動が発生することがある。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午前:第77問

電撃について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a:人体の反応は電流の流出入部位によって異なる。
b:His束心電図検査は、心室細動が発生しないように注意して行われる。
c:皮膚に0.1mAの商用交流電流が流れるとビリビリと感じる。
d:体表から受ける電撃によって起こる事故死の多くは心筋症によるものである。
e:ミクロショックの場合数μAの商用交流電流でも危険である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第15問

シールド(遮蔽)について正しいのはどれか。

a:ある領域を導体で囲めば磁力線は外部にもれない。
b:超電導体は磁気シールド効果をもたない。
c:誘電率の大きい材料は電磁シールドをするのに適している。
d:磁気シールドは透磁率の大きい材料を用いるほど効果がある。
e:電磁シールドはうず電流による表皮効果を利用している。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第28回午前:第41問

生体電気計測を行う場合、同一種類の金属の電極を使用する主な理由はどれか。

1:電極電位の差を軽減するため
2:電極インピーダンスを小さくするため
3:金属イオンが溶け出さないようにするため
4:計測器からの漏れ電流を避けるため
5:ペーストの使用が不要になるため

ME2第37回午前:第51問

超音波凝固切開装置について誤っているのはどれか。

1:発生するミストは感染性を持つことがある。
2:電気メスに比べ周辺組織への熱損傷が少ない。
3:アクティブブレードのみのプローブ先端がある。
4:長時間の使用でブレードが熱くなることがある。
5:凝固組織の周辺が炭化する。

ME2第32回午後:第16問

酸素分圧測定に使われるのはどれか。

1:ガラス電極
2:セバリングハウス電極
3:カロメル電極
4:クラーク電極
5:カーボン電極

国試第20回午前:第59問

PO2電極について誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1:ポーラログラフィの原理を用いる。
2:白金電極表面の電圧を計測する。
3:陽極にAg-AgCl電極を用いる。
4:酸素ガス透過膜としてポリプロピレン膜を用いる。
5:クラーク電極とよばれる。

国試第29回午後:第85問

生体の電気特性について誤っているのはどれか。

1:低周波では誘電率が大きい。
2:骨格筋は異方性が大きい。
3:細胞膜は大きな電気容量をもつ。
4:α分散はイオンの集散に起因する。
5:β分散は約GHzで生じる。

国試第24回午後:第43問

フールプルーフはどれか。(医用機器安全管理学)

a:電気メス対極板コード末接続検出時の出力停止機構
b:体外式ペースメーカの電源スイッチ
c:医療ガス配管端末器のシュレーダ方式
d:IABP装置のガス回路内高圧検出時のポンピング停止機構
e:輸液ポンプチューブ内の空気検出時の逆液停止機構
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第29回午前:第40問

半導体について誤っているのはどれか。

1:金属と絶縁体の中間の電気抵抗を示す。
2:p型半導体とn型半導体を接合させると整流現象を示す。
3:温度が上昇すると導電率は減少する。
4:ゲルマニウムに3価の不純物を添加した半導体は正孔が電気伝導をになう。
5:電流と直角に磁場をかけると両者に直交する方向に起電力を生ずる。

国試第19回午前:第83問

病院の電気設備について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

1:等電位接地での患者環境は患者が占める場所から水平方向5m、床上高さ3mである。
2:非接地配線方式下で使用するME機器はアースをとる必要がない。
3:非接地配線方式では機器故障時に漏れ電流が高くなるという欠点がある。
4:医用接地方式では接地抵抗100Ω以下の医用接地極を設ける。
5:等電位接地を施した導電性部分と医用接地センタ間の電気抵抗は0.1Ω以下である。

国試第10回午前:第85問

機器と点検項目との組合せで適切なのはどれか。

a:電気メス ―――――――- 対極板安全回路
b:除細動器 ――――――― 出力エネルギー
c:人工呼吸器 ―――――― 高周波漏れ電流
d:輪液ポンプ ――――――- デマンド感度
e:心電図モニタ―――――-- 時定数
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午前:第27問

シールドについて正しいのはどれか。

1:静電シールドは接地することでシールドの電位を0にすることができる。
2:静電シールドには誘電率の高い物質が用いられる。
3:静電シールドは直流に対しては無効である。
4:磁気シールドには透磁率の低い物質が用いられる。
5:磁気シールドは接地することで内部の磁界を0にすることができる。

国試第3回午後:第86問

誤っているのはどれか。

a:人体がビリビリと感じ始める電流値を最少感知電流という。
b:人体への電撃の作用機序は、電流によって発生する熱による組織破壊である。
c:商用交流電流が危険なのは、人体組織がこの周波数付近の電流を最も流しやすいからである。
d:電気メスでミクロショックが起こらないのは、この周波数の電流での発熱が小さいためである。
e:His束心電計では、ミクロショックを考慮した安全規格が要求される。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第81問

生体磁気計測について正しいのはどれか。

a:心臓から発生する磁界の強さは$10^{-11}$~$10^{-10}$T(テスラ)である。
b:脳から発生する磁界の強さは$10^{-13}$T程度である。
c:肺内に蓄積された磁性微粉体による磁界の強さは$10^{-16}$~$10^{-15}$Tである。
d:ホール素子の磁気センシング感度は$10^{-20}$T程度である。
e:SQUDの磁気センシング感度は$10^{-14}$T程度である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第73問

人体への電撃について誤っているのはどれか。

a:障害程度は電流の流出入部位によって異なる。
b:低周波電流の生体作用は主に熱作用である。
c:His束心電計を使用する場合主にマクロショック対策が必要である。
d:心内圧測定で、漏れ電流が0.1mA流れた場合は心室細動が誘発される危険がある。
e:体表誘導心電計と体内機器を併用した場合ミクロショック対策が必要である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第37回午後:第11問

ペースメーカリードについて誤っているのはどれか。

1:リードの被膜の材質はポリウレタンである。
2:導線には多条(コイル状)導線が用いられている。
3:電極面積を小さくしすぎるとセンシング閾値は大きくなる。
4:電極面績は10~20mm2程度である。
5:双極リードの先端からリング電極までの長さは1~2cmである。

国試第31回午後:第85問

生体の電気特性について誤っているのはどれか。

1:骨格筋は大きな電気的異方性を示す。
2:血液の導電率は肝臓の導電率よりも高い。
3:周波数の増加とともに導電率は低下する。
4:細胞膜の電気容量は1cm2あたり1μF程度である。
5:周波数が高い電流ほど電気的感受性が低下する。