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生体物性の過去問

国試第24回午後:第85問

正しいのはどれか。(生体物性材料工学)

a:血液は非ニュートン流体である。
b:毛細血管の流れは乱流である。
c:脈波伝搬速度は血管壁が軟らかいほど早い。
d:ポアズイユの式では流量は半径の2乗に比例する。
e:細い血管で赤血球が中央部に集中する現象をシグマ効果という。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午後:第85問

紫外線の皮膚への作用について誤っているのはどれか。(生体物性材料工学)

a:短い波長ほど表皮による吸収が大きい。
b:UVcは真皮まで到達する。
c:皮膚に紅斑を生じさせる主因はUVcである。
d:UVAによる皮膚の着色は照射後数時間以内に消滅する。
e:UVBによる皮膚の着色は照射後数ヶ月後で消滅する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午後:第84問

生体表面で最も吸収されやすい電磁波の周波数はどれか。(生体物性材料工学)

1:20Hz
2:2 kHz
3:200 kHz
4:20MHz
5:2 GHz

ME2第30回午前:第54問

生体組織の力学的性質について誤っているのはどれか。

1:血漿は非圧縮性流体である。
2:大血管内の血液の流れは層流である。
3:軟部組織のポアソン比はおよそ0.5である。
4:軟部組織は硬組織に比べヤング率が小さい。
5:筋のヤング率は直行方向より走行方向で大きい。

ME2第30回午前:第53問

固有音響インピーダンスが最も小さいのはどれか。

1:空 気
2:脂 肪
3:
4:血 液
5:

国試第20回午後:第83問

興奮性細胞の電気特性について誤っているのはどれか。(生体物性材料工学)

1:細胞内液はNa+を多く含む。
2:細胞外液はCl-を多く含む。
3:静止電位は-50~-90mVである。
4:オーバーシュートは0~40mVである。
5:過分極状態では興奮性が低下する。

国試第20回午後:第82問

人体の熱特性について正しいのはどれか。(生体物性材料工学)

a:熱の産生は1kW程度である。
b:皮膚は黒体とみなせる。
c:体表からの放射エネルギーのピーク波長は赤外領域にある。
d:呼吸の増加は熱放散を増す。
e:末梢血管の拡張は熱放散を抑制する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午後:第81問

放射線の単位で正しいのはどれか。(生体物性材料工学)

a:照射線量 C/kg
b:放射線のエネルギー eV
c:放射能の強さ Bq
d:吸収線量 Sv
e:線量当量 Gy
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午後:第80問

正しいのはどれか。(生体物性材料工学)

a:レイノルズ数は流れの慣性力と粘性力の比を表す無次元数である。
b:健常人の血液粘性率は水の3~5倍である。
c:粘性が流速に関係なく一定の場合は非ニュートン流体とよばれる。
d:圧差一定の層流では、単位時間に流れる流体の体積は管半径の2乗に比例する。
e:ずり速度が増加すると血液粘性率は減少する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午後:第85問

正しいのはどれか。 

a:ポアソン比は「縦ひずみ/横ひずみ」である。 
b:摩擦係数の単位はm/sである。 
c:せん断ひずみとせん断応力は等しい。 
d:骨のヤング率は筋肉より大きい。 
e:粘性率の単位はPa'sである。 
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午後:第86問

放射線感受性の最も高い組織はどれか。 

1:骨髄 
2:神経 
3:血管 
4:心筋 
5:脂肪 

国試第35回午後:第87問

生体の光特性で正しいのはどれか。

1:UVAはUVCよりDNAの損傷を引き起こしやすい
2:遠赤外線の生体作用は電離作用である
3:水は赤外光より可視光の吸収が大きい
4:メラニンは可視光より紫外線の吸収が大きい
5:デオキシヘモグロビンは可視光より近赤外線の吸収が大きい

ME2第30回午前:第38問

5%のブドウ糖液で生ずる浸透圧の値は何mOsm/Lになるか。

1:9
2:20
3:36
4:278
5:556

国試第24回午前:第89問

コラーゲンで正しいのはどれか。(生体物性材料工学)

1:結合組織中に存在する。
2:骨中には存在しない。
3:血小板とは結合しない。
4:生体内では低分子として存在する。
5:球状クンパク質である。

国試第24回午前:第90問

生体の熱特性で誤っているのはどれか。(生体物性材料工学)

1:活動時の熱の産生は主に骨格筋で起こる。
2:脂肪組織の熱伝導率は筋組織よりも大きい。
3:生命活動に必要なエネルギー源はATPである。
4:成人は安静時に100W程度の熱を発生している。
5:人体組織内の熱輸送のほとんどは血液の循環による。

国試第24回午前:第86問

最も放射線感受性の高い組織はどれか。(生体物性材料工学)

1:
2:皮 膚
3:筋 肉
4:脊 髄
5:水晶体

国試第24回午前:第85問

クロナキシーはどれか。(生体物性材料工学)

1:電流値と通電時間との積
2:神経興奮に必要な通電エネルギー
3:単位時間当たりの通電エネルギー
4:基電流を流したときに興奮に至る最短通電時間
5:基電流の2倍の電流を流したときに興奮に至る最短通電時間

国試第35回午前:第88問

体表面からの熱放散でないのはどれか。 

1:放射 
2:散乱 
3:伝導 
4:対流 
5:蒸散 

国試第35回午前:第87問

放射線の単位で誤っているのはどれか。 

1:吸収線量  Gy 
2:線量当量 T 
3:照射線量 C/kg
4:放射能 Bq 
5:X線のエネルギー eV 

国試第35回午前:第85問

生体の電気特性について誤っているのはどれか。 

1:誘電率は周波数の上昇とともに低下する。 
2:骨格筋は脂肪組織よりも異方性が大きい。 
3:細胞膜は1μF/cm2程度の静電容量をもつ。 
4:α分散はイオンの集散に起因する。 
5:β分散は約20GHzで生じる。