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生体の熱特性の過去問

国試第21回午後:第81問

生体の熱特性について誤っているのはどれか。

1:生体内部の熱の移動は主に熱伝導によって起こる。
2:生体活動時の熱の産生は主に骨格筋で起こる。
3:体温を一定に保つことは、生体のホメオスタシスに重要である。
4:体表からの熱の放散は、放射、対流、伝導、発汗によって起こる。
5:脂肪組織の熱伝導度は水の値より小さい。

国試第24回午後:第86問

成人が1日に600gの水を水蒸気として放出するとき、これによって失うおよその熱量は[kJ]はどれか。ただし、水の気化熱は2.3×10^3kJ/kgとする。(生体物性材料工学)

1:1.4×10^3
2:2.8×10^3
3:1.4×10^4
4:2.8×10^4
5:1.4×10^5

国試第20回午後:第82問

人体の熱特性について正しいのはどれか。(生体物性材料工学)

a:熱の産生は1kW程度である。
b:皮膚は黒体とみなせる。
c:体表からの放射エネルギーのピーク波長は赤外領域にある。
d:呼吸の増加は熱放散を増す。
e:末梢血管の拡張は熱放散を抑制する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午前:第90問

生体の熱特性で誤っているのはどれか。(生体物性材料工学)

1:活動時の熱の産生は主に骨格筋で起こる。
2:脂肪組織の熱伝導率は筋組織よりも大きい。
3:生命活動に必要なエネルギー源はATPである。
4:成人は安静時に100W程度の熱を発生している。
5:人体組織内の熱輸送のほとんどは血液の循環による。

国試第35回午前:第88問

体表面からの熱放散でないのはどれか。 

1:放射 
2:散乱 
3:伝導 
4:対流 
5:蒸散 

国試第32回午後:第86問

生体の熱特性について正しいのはどれか。

a:脂肪組織は筋組織に比べて比熱が大きい。
b:運動時に熱の産生が最も多い臓器は肝臓である。
c:体表からの放射エネルギーのピーク波長は赤外領域にある。
d:皮膚における末梢血管の拡張は体表からの熱の放散を促進させる。
e:生体内部での熱の移動に最も寄与しているのは組織の熱伝導である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午後:第87問

質量50 kg のヒトの温度を1K上昇させるのに必要な熱量は何kJか。ただし ヒトの比熱を3.36kJ/(kg・K)とする。

1:0.168
2:1.68
3:16.8
4:168
5:1680

国試第18回午後:第85問

2400kcalの熱量がすべて熱として1日で放出されるとき、おおよその1秒あたりの熱放出量はどれか。ただし、熱の仕事当量を4.2J/calとする。(生作物性材料工学)

1:100W
2:120W
3:140W
4:160W
5:180W

国試第33回午後:第87問

同じ大きさの熱エネルギーが加えられたとき、温度上昇が最も大きくなるのはどれか。

1:脂 肪
2:肝 臓
3:腎 臓
4:骨格筋
5:血 液

国試第33回午前:第86問

人体の熱特性について正しいのはどれか。

a:熱の産生は 1 kW 程度である。
b:人体の皮膚は黒体とみなせる。
c:体表からの放射エネルギーのピーク波長は赤外領域にある。
d:呼吸の増加は熱放出を増す。
e:末梢血管の拡張は熱放出を抑制する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午後:第87問

生体における熱作用で正しいのはどれか。

1:体温が28°C以下になると体温調節機能が損なわれる。
2:体温が40°Cを超えるとシバリングが生ずる。
3:身体が寒冷環境下に置かれると皮膚血流が増加する。
4:身体が温熱環境下に置かれると不感蒸泄が減少する。
5:身体内部での熱移動は主に組織間の熱伝導による。

国試第31回午前:第87問

生体内で比熱の小さい物質あるいは組織はどれか。

a:血 液
b:
c:
d:脂肪
e:細胞内液
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第30回午前:第87問

生体組織の熱に対する性質で誤っているのはどれか。

1:免疫に関係する細胞は体温が下がると機能が低下する。
2:組織の温度が4を超えると細胞生存率が低下する。
3:温溶血現象は60°C を超えた付近で現れる。
4:がん組織は正常組織に比べて温度感受性が高い。
5:熱による組織の凝固は水分の沸騰に伴う細胞質の飛散で生じる。

国試第29回午後:第88問

生体での熱の伝わり方について正しいのはどれか。

a:体表面での熱の放散には空気の対流が役立つ。
b:皮膚組織内では対流はほとんど存在しない。
c:体表面から熱放射する電磁波は近赤外光である。
d:生体内の組織における熱伝導は温度差の4乗に比例する。
e:生体内では血流による熱の移動の効果が大きい。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午後:第82問

人体の熱特性について正しいのはどれか。

a:熱の産生は60~150kW程度である。
b:人体の皮膚は黒体とみなせる。
c:体表からの放射エネルギーのピーク波長は赤外領域にある。
d:呼吸の増加は水分の蒸散による熱放散を増す。
e:末梢血管の拡張は熱放散を抑制する
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第37回午前:第57問

生体における熱特性について誤っているのはどれか。

1:脂肪組織の熱伝導率は水より小さい。
2:生体内部の熱の移動は主に熱伝導による。
3:体表面での空気の対流は熱の放散を促進する。
4:運動時の熱産生は主に骨格筋に起因する。
5:体表面からの熱放射エネルギーの波長分布は赤外領域にある。

国試第28回午後:第86問

組織の両面の温度差が 4℃ で、断面積が 10cm2、厚さが 5mm の生体組織を 1分間に通過する熱量 [J] はどれか。ただし、生体組織の熱伝導率を 5×10-3 J / (cm ・s ・℃)とする。

1:0.4
2:2
3:6
4:24
5:120

国試第28回午後:第83問

圧力が一定のもとで、水の温度を 37℃ から 20℃ にしたときの水に溶け込む酸素と二酸化炭素の溶解度の変化について正しいのはどれか。

1:酸素と二酸化炭素の溶解度はどちらも減少する。
2:酸素と二酸化炭素の溶解度はどちらも増加する。
3:酸素の溶解度は増加し、二酸化炭素の溶解度は減少する。
4:酸素の溶解度は減少し、二酸化炭素の溶解度は増加する。
5:どちらの溶解度も変化しない。

国試第28回午前:第87問

比熱が最も小さいのはどれか。

1:脂肪
2:肝臓
3:筋肉
4:血漿
5:

国試第27回午後:第86問

誤っているのはどれか。

1:体表からの放射エネルギーのピーク波長は赤外領域にある。
2:生体活動時の熱の産生は主に骨格筋で起こる。
3:脂肪組織の熱伝導度は水の値よりも小さい。
4:生体内部の熱の移動は主に熱伝導によって起こる。
5:身体の外部環境温度が低くなると代謝量が増加する。