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生体物性の過去問

国試第29回午後:第85問

生体の電気特性について誤っているのはどれか。

1:低周波では誘電率が大きい。
2:骨格筋は異方性が大きい。
3:細胞膜は大きな電気容量をもつ。
4:α分散はイオンの集散に起因する。
5:β分散は約GHzで生じる。

ME2第38回午前:第54問

生体に照射された光がLambert-Beerの法則に従うとき、深さXにおける光強度Ⅰを示すグラフはどれか。ただし、縦軸、横軸ともに等間隔目盛りとする。

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ME2第38回午前:第44問

生体組織や細胞の電気的特性について誤っているのはどれか。

1:低周波での導電率は高周波での導電率より高い。
2:血液の導電率は骨格筋の導電率より高い。
3:低周波での誘電率は高周波での誘電率より高い。
4:肝臓の誘電率は骨の誘電率より高い。
5:細胞内液の導電率は細胞膜の導電率より高い。

ME2第38回午前:第42問

脂肪の導電率[mS/m]はいくらか。ただし、脂肪の抵抗率を2kΩ・mとする。

1:0.05
2:0.5
3:5
4:50
5:500

国試第15回午後:第83問

正しいのはどれか。

1:細胞膜は直流電流を通しにくい。
2:生体組織の導電率は周波数に反比例する。
3:比誘電率の大きさは生体組織の種類に依存しない。
4:細胞外液は細胞内液よりカリウムイオンを多く含む。
5:興奮していない細胞内の電位は細胞外に対して正である。

国試第15回午後:第84問

皮膚組織をよく透過する光の波長のおおよその値はどれか。

1:200nm
2:300nm
3:500nm
4:800nm
5:3000nm

国試第15回午後:第82問

人体の熱特性について正しいのはどれか。

a:熱の産生は60~150kW程度である。
b:人体の皮膚は黒体とみなせる。
c:体表からの放射エネルギーのピーク波長は赤外領域にある。
d:呼吸の増加は水分の蒸散による熱放散を増す。
e:末梢血管の拡張は熱放散を抑制する
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午後:第81問

放射線障害を受けやすい組織はどれか。

a:生殖器
b:肝 臓
c:
d:血 管
e:骨 髄
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午後:第80問

導電率の最も低い組織はどれか。

1:血 液
2:骨格筋
3:肝 臓
4:腎 臓
5:脂 肪

国試第29回午前:第86問

生体における放射線感受性を表す組織加重係数が最も大きいのはどれか。

1:
2:甲状腺
3:結 腸
4:皮 膚
5:骨皮質

国試第29回午前:第87問

生体の光特性について誤っているのはどれか。

1:UV C は表皮での散乱と吸収が大きい。
2:UV B は真皮まで到達する。
3:UV A は紫外線の中で最も細胞への致死的作用が強い。
4:メラニンは可視光よりも紫外線の吸収が大きい。
5:ヘモグロビンは赤外線よりも可視光の吸収が大きい。

国試第29回午前:第85問

生体組織の音響特性インピーダンスが、脂肪組織で1.35×106 kg/(m2・s)、筋組織で1.65×106 kg/(m2・s)とすると、脂肪組織と筋組織との境界面での超音波の反射率(音波の振幅比:%)はどれか。

1:10
2:15
3:20
4:25
5:30

ME2第37回午前:第58問

生体に最も大きな影響をもたらすのはどれか。

1:X 線
2:α 線
3:β 線
4:γ 線
5:陽子線

ME2第37回午前:第57問

生体における熱特性について誤っているのはどれか。

1:脂肪組織の熱伝導率は水より小さい。
2:生体内部の熱の移動は主に熱伝導による。
3:体表面での空気の対流は熱の放散を促進する。
4:運動時の熱産生は主に骨格筋に起因する。
5:体表面からの熱放射エネルギーの波長分布は赤外領域にある。

ME2第37回午前:第54問

接触インピーダンスが最も低い電極はどれか。

1:除細動器のパドル電極
2:心電国モニタのディスポ電極
3:電気メスの導電型対極板
4:体外式ペースメーカのカテーテル電極
5:脳波計の針電極

ME2第37回午前:第55問

固有音響インピーダンスが最も大きい媒質はどれか。

1:
2:
3:血 液
4:筋 肉
5:脂 肪

国試第15回午前:第79問

単位エネルギー当たりの生物に及ぼす作用が最も大きいのはどれか。

1:アルファ線
2:ベータ線
3:ガンマ線
4:中性子線
5:陽子線

国試第29回午前:第6問

細胞の電気的現象で正しいのはどれか。

1:静止状態では細胞外は細胞内に対して負の電位を示す。
2:静止電位はCl- が細胞内に流入することで発生する。
3:活動電位はNa+ が細胞外に流出することで発生する。
4:細胞外の電位が上昇して0 に近づくことを脱分極という。
5:細胞内の電位が上昇してあるレベルに達すると活動電位が発生する。

国試第28回午後:第87問

生体の光学特性について誤っているのはどれか。

a:血液の光吸収はヘマトクリット値に依存する。
b:皮膚に照射された UVc は真皮まで到達する。
c:ヘモグロビンは青色光よりも近赤外光をよく吸収する。
d:メラニンは可視光よりも紫外光をよく吸収する。
e:水は可視光よりも赤外光をよく吸収する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午後:第86問

組織の両面の温度差が 4℃ で、断面積が 10cm2、厚さが 5mm の生体組織を 1分間に通過する熱量 [J] はどれか。ただし、生体組織の熱伝導率を 5×10-3 J / (cm ・s ・℃)とする。

1:0.4
2:2
3:6
4:24
5:120