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生体物性の過去問

国試第27回午後:第86問

誤っているのはどれか。

1:体表からの放射エネルギーのピーク波長は赤外領域にある。
2:生体活動時の熱の産生は主に骨格筋で起こる。
3:脂肪組織の熱伝導度は水の値よりも小さい。
4:生体内部の熱の移動は主に熱伝導によって起こる。
5:身体の外部環境温度が低くなると代謝量が増加する。

国試第27回午後:第85問

音速が最も速い媒質はどれか。

1:
2:脂 肪
3:
4:血 液
5:皮 膚

ME2第35回午前:第41問

音響インピーダンスが最も高い組織はどれか。

1:脂 肪
2:骨格筋
3:半月板
4:腎 臓
5:肝 臓

国試第38回午後:第86問

蛍光について正しいのはどれか。

a:生体は蛍光を発生しない。
b:蛍光発光によりエネルギー準位が上がる。
c:蛍光発光の波長は物質によらず一定である。
d:励起光とは異なる波長で発光する。
e:励起状態から基底状態への遷移により発光する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第38回午後:第85問

図の流体モデル内の血液の抵抗値を両端で測定したところ1k$\Omega$であった。血液の抵抗率$[\Omega cm]$はどれか。ただし、血液流体モデルで、断面積$A$は2$cm^2$、長さ$L$は10cmとする。

ZHLy6-czzy
1:2
2:5
3:20
4:50
5:200

国試第27回午前:第88問

生体組織の光学特性について誤っているのはどれか。

1:可視光は皮膚での散乱が大きい。
2:血液の光散乱は大きい。
3:UVAは真皮まで到達する。
4:水の赤外光の吸収は小さい。
5:眼球内の可視光の吸収は小さい。

国試第27回午前:第87問

放射線に対して同じ被曝線量における発がんや遺伝的影響の少ない(組織加重係数の小さい)組織はどれか。

1:
2:
3:結 腸
4:生殖腺
5:赤色骨髄

国試第27回午前:第86問

周波数が1 MHz 程度の超音波を照射したとき、吸収係数が最も大きい組織はどれか。

1:脂 肪
2:筋 肉
3:
4:
5:血 液

国試第27回午前:第85問

生体の電気特性で誤っているのはどれか。

a:神経細胞の活動電位の持続時間は約1秒である。
b:静止電位は細胞内外のイオン濃度差に起因する。
c:脱分極では細胞内の電位が正方向に変化する。
d:β分散は組織の構造に起因する。
e:γ分散はイオンの集散に起因する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午前:第53問

放射線について正しいのはどれか。

1:画像診断にはβ線が用いられる。
2:MR検査にはX線を使用する。
3:X線の遮へいにはアルミニウム板を用いる。
4:X線撮影室内は常時放射線が出ている。
5:被曝線量の単位にはSv(シーベルト)を用いる。

ME2第34回午前:第42問

組織インピーダンスの低周波領域(~1kHz)における特性で正しいのはどれか。

1:細胞内液のリアクタンス成分が大きい。
2:細胞膜のインピーダンスは小さい。
3:等価回路は細胞外液の抵抗成分で近似できる。
4:等価回路は細胞膜のキャパシタンス成分で近似できる。
5:等価回路は細胞膜と細胞内液が並列に接続されている。

ME2第34回午前:第43問

可視光領域で吸収係数が最も大きいのはどれか。

1:酸素化ヘモグロビン
2:メラニン
3:メトヘモグロビン
4:H2O
5:アミノ酸

国試第38回午前:第88問

同じ質量で温度を1℃上昇させるために必要なエネルギーが最も大きいのはどれか。

1:
2:血漿
3:脂肪
4:コラーゲン
5:リン酸カルシウム

ME2第34回午前:第23問

α線、β線、γ線について正しいのはどれか。

1:電離作用はα線が最も弱い。
2:β線は磁界中を直進する。
3:セシウム137(137Cs)はβ線を放出する。
4:γ線は電離作用がない。
5:γ線は厚さ数mmのアルミニウム板で遮へいできる。

国試第38回午前:第87問

J/kgに相当する固有単位はどれか。

a:H
b:Bq
c:Gy
d:Sv
e:Wb
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第38回午前:第86問

血管の力学特性について正しいのはどれか。

a:変形挙動は線形である。
b:ヒステリシスをもたない。
c:力学的等方性を示す。
d:エラスチンはコラーゲンよりも弾性率が小さい。
e:応力を負荷するとクリープ現象が生じる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第38回午前:第85問

生体の電気的特性で正しい組合せはどれか。

1:$\alpha$分散 ———— 水分子の緩和現象に由来
2:$\alpha$分散 ———— 数十MHz
3:$\beta$分散 ———— 細胞構造に由来
4:$\beta$分散 ———— 数十GHz
5:$\gamma$分散 ———— イオンの集散に由来

国試第38回午前:第83問

血液の粘性に関して正しいのはどれか。

1:ずり(せん断)速度は粘性係数に比例する。
2:ヘマトクリット値が増加すると粘性係数は減少する。
3:血球を除去するとニュートン流体とみなせる。
4:集軸効果ではみかけの粘性が増加する。
5:集軸効果は連銭形成に起因する。

国試第26回午後:第86問

生体に対する作用の大きさを考慮した放射線の量を表すのはどれか。

1:照射線量
2:線量当量(等価線量)
3:吸収線量
4:透過線量
5:放射能

国試第26回午後:第85問

生体組織が示す一般的な物理的特性で誤っているのはどれか。

1:温度依存性
2:非線形性
3:周波数依存性
4:強磁性
5:粘弾性