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生体物性の過去問

国試第9回午後:第81問

生体の電気的特性で誤っているのはどれか。

1:低周波では誘電率が異常に大きい。
2:電気定数が周波数に依存して変化することを周波数分散という。
3:α分散は約20GHzで観察される。
4:β分散が観察される周波数は臨床工学で多く用いられる。
5:γ分散は水分子の誘電分散によって生じる。

国試第9回午後:第79問

図に示す神経の活動電位波形で各部の呼び方が正しいのはどれか。

9PM79-0
a:A:過分極電位
b:B:オーバーシュート
c:C:脱分極相
d:D:再分極相
e:E:静止膜電位相
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第63問

正しいのはどれか。

a:血漿の物性は白血球数できまる。
b:血液循環は生体内輪送作用の一つである。
c:細胞への物質輸送には組織圧が関係する。
d:細胞膜の電気容量は1μF/cm2程度である。
e:生体が興奮現象を生じていることを生体の受動的性質という。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午後:第74問

刺激電流の周波数と興奮の閾の関係を図に示す。興奮閾値が最も小さくなる矢印付近の周波数帯域はどれか。

4PM74-0
1:5~10Hz
2:50~100Hz
3:500~1,000Hz
4:5k~10kHz
5:50k~100kHz

国試第7回午前:第65問

脂肪の導電率が0.5mS/cmであるとして正しい抵抗率はどれか。

1:2Ω・cm
2:20Ω・cm
3:200Ω・cm
4:2kΩ・cm
5:20kΩ・cm

国試第7回午前:第64問

骨組織中の超音波の伝搬速度(m/s)はどれか。

1:0.34
2:3.4
3:34
4:340
5:3400

国試第7回午前:第61問

神経細胞や筋細胞などの興奮性膜の特性を表す用語はどれか。

a:能動輪送
b:粘性係数
c:線形特性
d:活動電位
e:興奮の伝導
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午後:第84問

生体組織が示す一般的な物理的特性として誤っているのはどれか。

1:温度依存性
2:非線形性
3:強磁性
4:周波数依存性
5:異方性

国試第10回午後:第81問

電磁波の周波数と筋への相対吸収エネルギーとの関係を図に示す。 Aの関係を示す周波数(MHz)で正しいのはどれか。

10PM81-0
1:1MHz
2:10MHz
3:100MHz
4:1000MHz
5:10000MHz

国試第10回午後:第83問

音速が最も速い媒質はどれか。

1:骨皮質
2:脂肪
3:
4:血液
5:皮膚

国試第10回午後:第79問

生体の熱特性で正しいのはどれか。

a:脂肪は筋より熱を伝えやすい。
b:熱の放散は主に呼吸で起こる。
c:乳児の体重当たりの放熱量は成人に比べて小さい。
d:成人は安静時でも100W程度の熱を発生している。
e:人体組織内の熱運搬のほとんどは血液の循環による。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午前:第83問

生体組織の電気的性質として正しいのはどれか。

a:生体の電気抵抗率は周波数に依存しない。
b:細胞膜は直流に対してほぼ完全な絶縁物と考えてよい。
c:生体組織の中で骨は電気抵抗率が高い。
d:生体組織の中で血液は電気抵抗率が高い。
e:生体組織の中で脂肪は電気抵抗率が低い。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午前:第65問

生体の超音波特性について誤っているのはどれか。

1:音響インピーダンスは媒質の密度と音速との積で表される。
2:減衰定数は周波数におおよそ比例する。
3:肺の減衰定数は他の組織より小さい。
4:横波より縦波の方が重要である。
5:超音波エネルギーはハイパーサーミアにも利用できる。

国試第4回午前:第61問

生体物性について誤っているのはどれか。

1:異方性とは、例えば電気インピーダンスが生体内の部位によって異なる値を示すことをいう。
2:非線形とは、例えば刺激強度と反応とが比例関係にないことをいう。
3:周波数依存性とは、例えば導電率や誘電率が周波数によって変化することをいう。
4:産熱とは、例えば人間の全身の骨格筋では60~150Wの熱を産生することをいう。
5:細胞膜の興奮性とは、例えば神経細胞において、あるレベル以上の電気刺激で膜電位が飛躍的に変化してインパルスを発生することをいう。

国試第4回午前:第64問

誤っているのはどれか。

1:生体での荷重、衝撃力、機械振動などの現象には力学特性が関係する。
2:生体組織の伸びの弾性はコンダクタンスで表される。
3:生体組織は赤外光を吸収する。
4:血管壁や筋肉の力学特性には異方性がある。
5:生体での機械振動、音響振動は変位速度と応力の関係で表される。

国試第4回午前:第62問

誤っているのはどれか。

1:電流密度が小さいと生体は導電体であると同時に誘電体とみなされる。
2:電流密度が小さいと細胞膜は絶縁体、細胞内外液は導電体とみなされる。
3:電流密度が大きいと神経細胞や筋細胞は興奮現象を生じる。
4:直流では電流密度と導電率との積は電界の強さを表す。
5:生体では周波数が増加するにしたがって導電率が増加し誘電率が減少する。

国試第12回午後:第84問

表は生体組織の導電率(ms/cm)を表す。Aの値で正しいのはどれか。

12PM84-0
1:0.01
2:0.1
3:1
4:20
5:100

国試第12回午後:第82問

光を生体組織に入射したときの現象で誤っているのはどれか。

1:吸収によって光強度が減衰する。
2:散乱によって光ビームが拡がる。
3:反射によって透過光は減少する。
4:屈折によって光の方向が変わる。
5:光速は生体中の方が空気中より高い。

国試第12回午後:第80問

ヒトにおける放射線の半数致死線量(rem)はどれか。ただし、$1rem=10^{-2}Gy$である。

1:0.4~0.5
2:4~5
3:40~50
4:400~500
5:4000~5000

国試第12回午後:第58問

1mmol/l のブドウ糖溶液、NaCl溶液及びCaCl2溶液のそれぞれの浸透圧(mOsm/l) はどれか。ブドウ糖溶液,NaCl溶液,CaCl2溶液

1:1, 1, 1
2:1, 2, 1
3:1, 2, 2
4:1, 2, 3
5:2, 2, 3