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生体における輸送現象の過去問

ME2第32回午前:第26問

37℃での血清浸透圧濃度が300mOsm/Lであるとき、この血清の浸透圧(気圧:atm)はどれか。ただし、気体定数は0.082L・atm・K-1・mol-1である。

1:0.076
2:0.76
3:7.6
4:76
5:760

国試第36回午前:第88問

生体内における物質の移動に関わる現象で正しい組合せはどれか。 

a:腎臓における水分の再吸収拡散 
b:腎糸球体での物質移動濾過 
c:肺胞から血液への酸素の移動拡散 
d:毛細血管壁から血管外への水分移動対流 
e:細胞内から細胞外へのNa+の移動浸透 
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午後:第80問

正しいのはどれか。(生体物性材料工学)

a:レイノルズ数は流れの慣性力と粘性力の比を表す無次元数である。
b:健常人の血液粘性率は水の3~5倍である。
c:粘性が流速に関係なく一定の場合は非ニュートン流体とよばれる。
d:圧差一定の層流では、単位時間に流れる流体の体積は管半径の2乗に比例する。
e:ずり速度が増加すると血液粘性率は減少する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第30回午前:第38問

5%のブドウ糖液で生ずる浸透圧の値は何mOsm/Lになるか。

1:9
2:20
3:36
4:278
5:556

ME2第29回午前:第27問

浸透圧について誤っているのはどれか。

1:生理食塩液は体液と同じ浸透圧である。
2:浸透圧濃度の単位はOsm/lである。
3:気体の状態方程式に相当する式が適用できる。
4:浸透圧が等しい液体同士を等張の溶液という。
5:浸透圧は均質な溶液中では発生しない。

国試第19回午後:第85問

生体内の物質移動について誤っているのはどれか。(生体物性材料工学)

1:二酸化炭素の大部分はヘモグロビンと結合して運搬される。
2:血液から組織への酸素の移動は拡散による。
3:pHが低下するとヘモグロビンは酸素を解離しやすくなる。
4:静止状態で細胞外液から細胞内液へのカリウムイオンの移動は能動輸送による。
5:興奮時に細胞膜のナトリウムイオンの透過性は増大する。

国試第19回午後:第84問

直径1cmの大動脈内の血流速度が50cm/sであるときのレイノルズ数はどれか。ただし、血液密度は1.05×103 kg/m3 、血液の粘性率は3.0×10-3 Pa・s とする。(生体物性材料工学)

1:1000
2:1250
3:1500
4:1750
5:2000

国試第18回午後:第84問

細胞膜の両側で5気圧の浸透圧を生じる非透過性溶液の濃度差はどれか。ただし、気体定数8.314Jmol-1K-1、温度310Kとする。(生体物性材料工学)

1:196mol/m3
2:296mol/m3
3:396mol/m3
4:496mo1/m3
5:596mol/m3

国試第18回午後:第82問

生体内の物質移動について正しいのはどれか。(生体物性材料工学)

1:血液から組織への酸素の移動は能動輸送による。
2:体温が低下するとヘモグロビンから組織への酸素移動は減少する。
3:静止状態で細胞内から細胞外へのナトリウムイオンの移動は拡散による。
4:血液の浸透圧が上昇すると水分は血管外に漏出しやすくなる。
5:糸球体濾液中の水分は大部分が遠位尿細管で再吸収される。

国試第30回午前:第88問

生体内における物質の移動に関わる現象で誤っている組合せはどれか。

1:腎糸球体での物質移動 ----------------- 拡散
2:腎における水分の再吸収 --------------- 浸透
3:毛細血管壁から血管外への水分移動 ----- 濾過
4:興奮性膜の脱分極 --------------------- イオン流
5:細胞内から細胞外への Na+ の移動 ------- 能動輸送

ME2第36回午前:第27問

2枚の半透膜でA、B、Cに分けられている容器の各部屋にそれぞれ濃度CA、CB、CCのブドウ糖溶液を液面の高さが等しくなるように入れた。CA>CB=CCであるとき、平衡後の液面の高さで正しいのはどれか。

img11243-27-0

国試第5回午前:第62問

生体における輸送現象に関係のないのはどれか。

1:浸透圧
2:能動輸送
3:拡散
4:血流
5:表面波

国試第12回午後:第58問

1mmol/l のブドウ糖溶液、NaCl溶液及びCaCl2溶液のそれぞれの浸透圧(mOsm/l) はどれか。ブドウ糖溶液,NaCl溶液,CaCl2溶液

1:1, 1, 1
2:1, 2, 1
3:1, 2, 2
4:1, 2, 3
5:2, 2, 3

国試第12回午後:第56問

拡散を駆動する原因はどれか。

1:温度差
2:濃度差
3:浸透圧差
4:電位差
5:圧力差

国試第6回午前:第62問

生体膜における輸送現象に関係のないのはどれか。

1:浸透圧
2:蠕動運動
3:拡散
4:組織圧
5:能動輸送

国試第2回午前:第55問

誤っているのはどれか。

a:ヘマトクリットが40%前後の正常血液の粘度は37°Cにおいて1~1.5cPである。
b:血漿は流速によって粘性が変化する非ニュートン流体である。
c:シグマ現象とは血管径の減少に伴って血液の見かけの粘性が減少するような現象である。
d:細い血管中の血流では血球の軸集中現象がみられる。
e:赤血球は血液の非ニュートン性の原因となる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e