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医用電気電子工学の過去問

国試第2回午後:第6問

ディジタル信号処理について正しいのはどれか。

a:高速フーリエ変換(FFT)は原信号内の雑音成分を抑えるために行う。
b:N回加算平均を行うと雑音成分のみがN倍になる。
c:画像の「階調」とは解像度(空間分解能)のことである。
d:アナログ画像を電子計算機に取り込むのにディジタイザが用いられる。
e:画像処理の一つにサブトラクション法がある。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第4問

医療情報について誤っているのはどれか。

1:患者基本情報には病歴情報も含まれる。
2:継続した健康管理情報により個人の正常値が得られる。
3:へき地医療情報ではデータ通信網が大きな役割を果たす。
4:医療情報を通信回線で送るためにMODEM(ModulatorDemodulator)が用いられる。
5:救急医療情報は最適救急治療に役立つ。

国試第2回午後:第3問

電子計算機言語について誤っているのはどれか。

1:MUMPSは医療情報処理に適した言語である。
2:FORTRANやBASICは高級言語である。
3:アセンブリ言語はどのCPUにも共通した言語である。
4:LISPやPROLOGは人工知能向け言語である。
5:COBOLは事務処理に適した言語である。

国試第2回午後:第2問

電子計算機ハードウエアについて正しいのはどれか。

a:RAM(Random Access Memory)は主記憶装置に用いられる。
b:フロッピーディスクは磁気ディスクの一種である。
c:固定ディスクはROM(ReOnly Memory)の一種である。
d:磁気テープは中央処理装置(CPU)の一部である。
e:補助記憶装置は主記憶装置への書き込み速度を高めるために用いられる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第1問

電子計算機の基本構成を示す図として正しいのはどれか。

2PM1-0 2PM1-1

国試第2回午後:第27問

光エレクトロニクスについて正しいのはどれか。

1:太陽電池は光エネルギーを貯える素子である。
2:ホトダイオードを用いると光信号を電気信号に変えることができる。
3:半導体レーザは位相のそろった光を電気信号に変える。
4:発光ダイオードは半導体レーザの一種である。
5:光電子増倍管は光を増幅して高エネルギーの光を発生する。

国試第2回午後:第26問

光エレクトロニクスについて正しいのはどれか。

1:光ファイバは発光する線維の一種である。
2:半導体レーザは発光素子の一種である。
3:CCDは光の波長を区別して三原色を検出する。
4:発光ダイオードはレーザメスに用いられる。
5:太陽電池は主に熱を電気に変換する。

国試第2回午後:第25問

信号の変調について誤っているのはどれか。

1:変調された信号から元の情報を取り出すには復調操作が必要である。
2:振幅変調(AM)より周波数変調(FM)の方が伝送中に加わる雑音に強い。
3:パルス符号変調(PCM)は広い周波数帯域を必要とし、装置も複雑であるが、雑音に強い。
4:光ファイバを用いると、心電図を変調操作なしで伝送することができる。
5:脳波信号を無線伝送するには変調操作が必要である。

国試第2回午後:第24問

アナログ回路とディジタル回路について誤っているのはどれか。

1:信号の増幅にはディジタル回路が適している。
2:アナログ回路は連続量を扱うが、ディジタル回路は不連続量を扱う。
3:ディジタル回路は論理演算に適している。
4:信号を0と1の2値で表して扱う回路はディジタル回路である。
5:アナログ信号をディジタル回路で処理するためにはA/D変換回路で信号をディジタル化する必要がある。

国試第2回午後:第23問

2進法の1110を10進法で表現したとき、正しいのはどれか。

1:3
2:7
3:12
4:14
5:17

国試第2回午後:第22問

負帰還増幅器がよく用いられる理由として正しいのはどれか。

1:消費電力が小さい。
2:電磁的雑音が小さい。
3:発振しやすい。
4:周波数特性が優れている。
5:増幅度(利得)が大きい。

国試第2回午後:第21問

電子回路による電気信号の増幅について正しいのはどれか。

1:増幅度(利得)が大きいほど信号対雑音比(S/N)が大きい。
2:電圧増幅するためには増幅器の入力インピーダンスは大きい方がよい。
3:最もよく用いられる半導体の増幅素子はダイオードである。
4:半導体工学の進歩によりどのように小さな信号を増幅する場合でも雑音を問題にする必要がなくなった。
5:生体信号を計測するときには増幅器の入力インピーダンスより出力インピーダンスに注意する必要がある。

国試第2回午後:第20問

差動増幅器について誤っているのはどれか。

1:周囲の温度変化に対して比較的安定している。
2:2個以上のトランジスタやFETを用いて構成されている。
3:電源電圧の変動に対しては比較的強い。
4:二つの入力端子があり、一つの端子にのみ信号を加えてもよい。
5:CMRR(同相弁別比)は小さい方がよい。

国試第2回午後:第19問

図に示す演算増幅器を用いた回路の近似的な電圧の増幅度(利得)として正しいのはどれか。

2PM19-0
1:-0.1
2:-1
3:-10
4:-20
5:?100

国試第2回午後:第18問

演算増幅器について正しいのはどれか。

1:演算増幅器そのものの電圧利得は1である。
2:通常は正帰還をかけて使用する。
3:抵抗、コンデンサを付加しても積分回路を構成できない。
4:交流信号は増幅できない。
5:インピーダンス変換回路を構成できる。

国試第2回午後:第17問

一次コイルの巻数200回、二次コイルの巻数100回の変圧器について正しいのはどれか。

1:二次側に実効値1.0Aの交流電流が流れているとき、一次側には実効値2.0Aの交流電流が流れている。
2:一次側に100Vの交流電圧をかけると、二次側には25Vの交流電圧が発生する。
3:二次側で100Wの電力が取り出されているとき、一次側には200Wの電力が入力されている。
4:二次側から電力を入力すると、一次側で増幅された電力を取り出せる。
5:どのような用い方をしても電力の増幅はできない。

国試第2回午後:第16問

50Ωの抵抗に周波数100Hz、実効値1.0Aの正弦波交流電流を流した。正しいのはどれか。

a:電流の最大値は約0.71Aである。
b:抵抗両端の電圧の実効値は約35Vである。
c:抵抗両端の電圧の最大値は約71Vである。
d:50Wの電力が消費される。
e:毎秒、約71Jの電気エネルギーが熱に変わる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午前:第78問

図に示す回路において、抵抗Rに流れる電流を測定したい。内部抵抗5Ωの電流計を抵抗Rと直列に挿入して測定すると約何%の誤差が生じるか。ただし、Rの値はおよそ200Ωであり、計器は正確に校正されているものとする。

2AM78-0
1:0
2:0.01
3:0.025
4:0.1
5:0.4

国試第2回午後:第15問

図に示す回路のスィッチSを閉じたとき、A-B間の電圧波形はどれか。ただし、スイッチを入れる直前のコンデンサの電圧は0とする。

2PM15-0 2PM15-1

国試第1回午後:第27問

オプトエレクトロニクスについて正しいのはどれか。

a:ホトトランジスタを用いて光信号を電気信号に変えることができる。
b:太陽電池を用いて光信号を電気信号に変えることができる。
c:半導体レーザは大出力が出せるのでレーザメスなどに用いられる。
d:位相のそろった光を発生するには発光ダイオードを用いればよい。
e:光電子増倍管はアルゴンなどを封入した気体レーザの一種である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e