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医用機器安全管理学の過去問

国試第28回午前:第42問

JIS T 1022でカテゴリーBの透析室に設けなければならない電気設備はどれか。

a:一般または特別非常電源
b:瞬時特別非常電源
c:等電位接地
d:非接地配線方式
e:保護接地
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第28回午前:第43問

単一故障状態(保護接地線断線)での接触電流(外装漏れ電流)を測定するとき、測定用器具(MD)を入れる間(位置)として正しいのはどれか。

28AM43-0
1:A - B 間
2:B ? C 間
3:C - D 間
4:D - E 問
5:E - A 間

国試第28回午前:第40問

事故とその原因との組合せで考えにくいのはどれか。

a:火災 -------------- 電源導線の絶縁被覆の劣化
b:感染 -------------- 手術室内の空調の故障
c:感電 --------------- 医用電気機器内への薬液の浸入
d:停電 -------------- 医用3Pプラグの保護接地刃の折損
e:被曝-------------- MRI装置の超電導磁石の故障
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午後:第41問

消化器内視鏡(軟性)の保守管理について正しいのはどれか。

1:血液が凝固した内視鏡は洗浄できない。
2:内視鏡先端可動部のピンホールをチェックする。
3:鉗子チャネルは自動洗浄機による洗浄後にブラッシングを行う。
4:保管時は内視鏡先端のアングルをロックしておく。
5:内視鏡はキャリングケースに小さく曲げて保管する。

国試第28回午前:第41問

機器の分類について正しいのはどれか。

a:患者装着部のF (floating) は患者への外部電圧の印加に対する防護手段である。
b:クラスIのME機器を内蔵バッテリーで駆動すると内部電源ME機器となる。
c:BF形装着部はミクロショック対策がされている。
d:クラスEのME機器の追加保護手段は基礎絶縁である。
e:内部電源ME機器は保護接地が必要である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午後:第35問

有線式患者モニタで、心電図波形に交流雑音(ハム)が混入した。原因として最も考えられるのはどれか。

1:血圧の同時モニタリングをしていた。
2:補聴器を使用していた。
3:体外式ペースメーカを使用していた。
4:電極の接触状態が不良であった。
5:ベッドをアース端子に接続していた。

ME2第35回午後:第32問

電気メスについて誤っているのはどれか。

1:術中脳波モニタに針電極を用いると熱傷の恐れがある。
2:対極板の面積は広いほうが安全である。
3:引火性麻酔ガスの使用は禁忌である。
4:対極板は接地しなければならない。
5:ペースメーカの誤動作を引き起こす恐れがある。

国試第14回午前:第90問

医療ガス設備について正しいのはどれか。

a:非常時に下流へのガス供給を止めるためにシャットオフバルブを使用する。
b:CEシステムは-183°Cの液化酸素を貯蔵できる。
c:シュレーダ方式は接続部の口径の違いによってガスの誤供給を防止している。
d:マニフォールドは液化酸素から酸素ガスに変換するシステムである。
e:ピン方式の接続部はビンの数のみによってガスの種類を定めている。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午前:第89問

医療ガスについて誤っているのはどれか。

1:合成空気の成分は酸素と窒素である。
2:医療ガスには吸引も含まれる。
3:ボンベ内の亜酸化窒素(笑気)の残量はボンベ内圧から求める。
4:酸素の比重は空気より大きい。
5:窒素は外科用手術機器の動力源として用いられる。

国試第14回午前:第88問

機器やシステムの信頼性について正しいのはどれか。

a:同一の信頼度を持つ機器を直列に接続すると系の信頼度は低下する。
b:定常アベイラビリティは機器が利用できる時問割合を表す。
c:MTBFは修理に要した時問の平均値を表す。
d:MTTRは故障と故障との問の無故障時問の平均値を表す。
e:故障率は初期故障期問より偶発故障期問の方が大きい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第87問

観血式血圧計の点検で誤っている組合せはどれか。

1:定期点検 ――― 漏れ電流の測定
2:定期点検 -―― トランスデューサの絶縁抵抗の測定
3:始業点検 ――― 残留気泡の有無の確認
4:使用中点検 ―― 大気開放による零点校正
5:故障点検 ――― 修理後の周波数特性の点検

国試第14回午前:第86問

医用機器の安全管理について正しいのはどれか。

a:受入れ試験では臨床的評価は必要としない。
b:機器管理の一つとして点検記録の整理がある。
c:機器の定期点検にはチェックリストを用意する。
d:機器の使用に際して緊急事態処理の訓練・教育も必要である。
e:機器の廃棄の決定にMTBFによる評価は適切でない。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午前:第85問

漏れ電流測定回路について正しいのはどれか。

14AM85-0
a:漏れ電流の測定値は電圧計Vの読みをR2で除した値である。
b:R1とC1とで高域通過フィルタを形成している。
c:入力インピーダンスZは広い周波数範囲にわたって約10kΩである。
d:R1の抵抗値は10kΩである。
e:点線内は人体の電撃に対する周波数特性を模擬している。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第28回午前:第24問

医療事故発生時の対応について適切でないのはどれか。

1:患者の安全確保
2:正確な事実把握
3:医師や上司への報告
4:事故に関わる物品の保全
5:発生部署内での解決

国試第14回午前:第84問

絶縁物で覆われている機器の外装漏れ電流を測定する場合、外装に密着させる金属箔の大きさはどれか。

1:2cm×5cm
2:5cm×5cm
3:10×20cm
4:20×20cm
5:外装全体

国試第14回午前:第83問

病院電気設備の安全基準(JIS T 1022)について正しいのはどれか。

a:接地極として病院建物の鉄骨を使用してよい。
b:非接地配線方式はミクロショック防止に有効である。
c:手術灯は一般非常電源から給電される。
d:非常電源用コンセントの色は赤である。
e:非常電源は医用室以外の電気設備にも共用できる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午前:第82問

病院電気設備の安全基準について誤っているのはどれか。

1:接地極の接地抵抗は1Ω以下である。
2:一般病室には、医用接地方式が用いられる。
3:一般非常電源の電圧確立時間は40秒以内である。
4:瞬時特別非常電源には蓄電池設備が含まれる。
5:手術室にはEPRシステムを必要とする。

国試第14回午前:第81問

正しいのはどれか。

1:外装漏れ電流は機器外装から機器の接地端子までの電流を測定する。
2:患者漏れ電流Iは装着部から壁面接地端子までの電流を測定する。
3:患者測定電流は内部電源機器の場合、測定する必要がない。
4:内部電源機器の接地漏れ電流はクラスI機器と同じ方法で測定する。
5:患者漏れ電流IIはF型装着部に電源電圧を加えて測定する。

国試第14回午前:第80問

医用機器からの漏れ電流について正しいのはどれか。

a:患者漏れ電流Iの単一故障状態の許容値は正常状態の2倍である。
b:患者漏れ電流IIはBF形とCF形に規定されている。
c:患者測定電流の直流の許容値はBF形とCF形で同じである。
d:接地漏れ電流に関する単一故障状態は電源導線の断線だけである。
e:接地漏れ電流の単一故障状態の許容値は正常状態の5倍である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午後:第5問

接地が防止対策にならないのはどれか。

1:ミクロショック
2:マクロショック
3:電気メスによる熱傷
4:心電図への交流雑音(ハム)
5:静電気による電子部品の破壊