Loading...

医用治療機器学の過去問

国試第23回午前:第87問

生体の深部のみに線量を集中できる放射線はどれか。

1:陽子
2:中性子
3:電子線
4:ガンマ線
5:エックス線

ME2第28回午後:第13問

上部消化管電子内視鏡について誤っているのはどれか。

1:先端にCCDが装着されている。
2:吸引装置が必要である。
3:粘膜内胃癌を高周波で切除できる。
4:光源にレーザが使用されている。
5:RGBのカラーフィルタが用いられている。

ME2第28回午後:第5問

薬液注入に使用しないポンプはどれか。

1:フィンガポンプ
2:ローラポンプ
3:シリンジポンプ
4:ボルメトリックポンプ
5:遠心ポンプ

ME2第28回午後:第7問

体外衝撃波砕石装置(ESWL)の衝撃波発生源として使われていないのはどれか。

1:電磁振動板
2:レーザ
3:水中放電
4:圧電素子
5:微小発破

ME2第28回午後:第2問

単相性の体外式除細動器の構成品でないのはどれか。

1:DC‐ACコンバータ
2:バッテリー
3:パドル電極
4:キャパシタ
5:インダクタ

ME2第28回午前:第57問

シリンジポンプについて誤っているのはどれか。

1:内臓バッテリーにより駆動できる。
2:ピストンシリンダ方式である。
3:流量精度は±1%以下と規定されている。
4:フィンガポンプに比べて低流量の注入が可能である。
5:輸液流量表示は1時間当たりの流量で表される。

国試第23回午前:第67問

高気圧酸素治療の副作用でないのはどれか。

1:めまい
2:けいれん
3:鼓膜穿孔
4:自然気胸
5:過敏性肺臓炎

ME2第28回午前:第53問

電気メスの対極板に求められる条件として誤っているのはどれか。

1:皮膚刺激性が低い。
2:導電材が乾燥しにくい。
3:柔軟性を有する。
4:粘着度が高い。
5:高周波インピーダンスが大きい。

ME2第28回午前:第52問

腹腔鏡治療において気腹用ガスとして用いられるのはどれか。

1:二酸化炭素
2:笑 気
3:酸 素
4:圧縮空気
5:ヘリウム

国試第34回午後:第35問

冠動脈インターベンション治療について正しいのはどれか。

1:治療中の冠動脈造影は不要である。
2:治療中の血管内超音波診断装置の使用は禁忌である。
3:バルーン拡張圧は 10 気圧程度である。
4:ステント留置後の再狭窄はない。
5:補助循環装置の待機は不要である。

ME2第28回午前:第51問

超音波吸引手術装置について誤っているのはどれか。

1:電歪素子にPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)が用いられる。
2:プローブ先端のチップが機械振動して組織を破砕する。
3:使用周波数は24~35kHz程度である。
4:プローブ先端の振動振幅は100~300μmである。
5:術野洗浄用に蒸留水が用いられる。

国試第34回午後:第36問

正しい組合せはどれか。

a:内視鏡的癌治療      ArF エキシマレーザ
b:角膜形成術        Nd:YAG レーザ
c:網膜光凝固        Ar レーザ
d:光線力学的治療      Dye レーザ
e:尿路結石破砕       CO2 レーザ
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午後:第34問

植込み型ペースメーカについて正しいのはどれか。

a:洞不全症候群(SSS)は適応疾患である。
b:NBG(ICHD)コードの 4 番目の文字 R は心拍応答機能を示す。
c:DDD ペースメーカの電極リードは 1 本である。
d:ニッケル水素電池が用いられる。
e:ジェネレータはチタン合金製のケースに密封されている。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第28回午前:第50問

治療用レーザについて誤っているのはどれか。

1:Arレーザはヘモグロビンの吸収を受けない。
2:Nd:YAGレーザの止血効果はタンパク質の熱変性による。
3:CO2レーザは急激な組織の温度上昇で組織を蒸散する。
4:レーザ光は波長が短いほど光量子エネルギーが大きい。
5:スポット径が小さいほど、組織の単位体積当たりに供給されるエネルギーは大きい。

国試第34回午後:第33問

植込み型ペースメーカについて正しいのはどれか。

1:AAI は心室をペーシングする。
2:デマンド機構は pulse on T 対策には無効である。
3:デュアルチャンバ・ペースメーカの AV ディレイは 120~250 ms 程度に設 定する。
4:電極は自己心拍の心内波高値が 1 mV 以下の箇所に留置する。
5:X 線 CT はペースメーカの誤作動を起こさない。

国試第23回午前:第38問

腹腔鏡外科手術について正しいのはどれか。

a:腹腔へのアクセスにトラカールを使用する。
b:止血用クリップを用意する。
c:レーザメスは使用禁忌である。
d:硬性内視鏡は使用禁忌である。
e:気腹には窒素を使用する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午前:第36問

輸液に用いる機器について正しいのはどれか。

a:予圧注入方式は携帯型に用いられる。
b:ローラポンプ方式では流れの方向は弁機構で制御される。
c:自然滴下方式では滴下センサは用いない。
d:フィンガポンプ方式は高流量投与に適する。
e:シリンジポンプ方式は低流量でも精度が高い。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午前:第35問

マイクロ波手術器について正しいのはどれか。

a:使用する波長は1~2mmである。
b:組織中の水に発生するジュール熱を利用する。
c:モノポーラ型針電極を使用する。
d:凝固作用が中心である。
e:他の医療機器に対する電磁的影響は少ない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午前:第37問

レーザ光について正しいのはどれか。

a:Arレーザは網膜で吸収される。
b:ArFエキシマレーザは角膜で吸収される。
c:CO2レーザは深部凝固に適している。
d:低出力半導体レーザは精密切開に適している。
e:Nd:YAGレーザ(基本波)はHe-Neレーザより組織侵達度が大きい。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第75問

がんの温熱療法について正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a:マイクロ波加温法は浅在性腫瘍の加温に有効である。
b:外部加温法の加湿目標は60°C以上である。
c:集束超音波照射には加温作用はない。
d:RF容量結合型では電磁障害は発生しない。
e:体表面の冷却にボーラスを利用する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e