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医用治療機器学の過去問

国試第32回午後:第33問

冠動脈インターベンション治療(PCI)について正しいのはどれか。

a:ガイドワイヤはX線透視下で誘導する。
b:バルーン拡張時に冠動脈血流量は減少する。
c:治療後の再狭窄はない。
d:ロータブレータは衝撃波を利用する。
e:術後の抗血小板療法は不要である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午後:第32問

体外式除細動器で正しいのはどれか。

a:二柑|生波形は半導体スイッチにより極性を反転する。
b:出力パルス幅は2~5μsである。
c:出力端子の一方は接地されている。
d:通電テストには50Ωの無誘導抵抗を用いる。
e:心房細動除去にはR波同期を用いる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午後:第38問

悪性腫瘍の温熱療法で正しいのはどれか。

a:腫瘍組織を39~40°Cに加温する。
b:マイクロ波加温法は深在性腫瘍の加温に適する。
c:RF波加湿法では組織を二つの電極で挾む。
d:放射線療法や化学療法と併用される。
e:熱耐性は1週目で最大となる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午後:第37問

超音波吸引手術器で正しいのはどれか。

1:100 MHz の振動を利用する。
2:先端は1~2mmの振幅で振動する。
3:冷却には蒸留水を用いる。
4:金属メスより鋭利に切開する。
5:骨切離に適する。

国試第22回午後:第34問

マイクロ波手術器で正しいのはどれか。

a:用いられる電磁波の標準的波長は約1.2mである。
b:モノポーラ電極を利用する。
c:マイクロ波は電極まで同軸ケーブルで伝送する。
d:切開より凝固に適している。
e:対極板による電流の回収が必要である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午後:第36問

レーザについて誤っている組合せはどれか。

1:ArFレーザ ------------------------ 角膜切除
2:Nd:YAGレーザ -------------------- 除痛治療
3:ルビーレーザ --------------------- 黒あざ治療
4:Arレーザ ------------------------- 網膜凝固
5:アレキサンドライトレーザ ------------ 脱 毛

国試第22回午後:第35問

PTCAで誤っているのはどれか。

1:PTCAのTはtransluminalを意味する。
2:施行には冠動脈造影検査と同等の設備が必要である。
3:ガイドワイヤを用いてバルーンを血管狭窄部に導く。
4:0.2~0.3気圧でバルーンを拡張する。
5:再狭窄防止にステントを挿入する。

国試第22回午後:第33問

除細動器で正しいのはどれか。

1:心室細動にはR波同期で除細動を行う。
2:AEDはバイフェージック波形を用いる。
3:直接心臓に通電する場合は出力を体外通電時の半分程度に下げる。
4:出力端子の片側は接地されている。
5:植込み式では100~300Jのエネルギーで通電する。

国試第18回午後:第67問

高気圧酸素治療の適応でないのはどれか。(高気圧療法)

1:胃潰瘍
2:一酸化炭素中毒
3:移植後の虚血皮弁
4:ガス壊疸
5:空気塞栓症

国試第32回午前:第68問

高気圧酸素治療の効果で正しいのはどれか。

a:含気組織の膨張
b:創傷治癒の促進
c:末梢組織の酸素化
d:奸中球活性の上昇
e:心拍出量の増加
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午前:第64問

高気圧酸素治療で正しいのはどれか。

a:第2種装置の加圧は空気で行う。
b:装置内部の消毒はアルコールで行う。
c:寒冷特には使い捨てカイロを持たせる。
d:減圧症の治療は酸素再圧法で行う。
e:心電図のモニタは可能である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午後:第36問

ハイパーサーミアについて正しいのはどれか。

1:RF 容量結合型加温法は 2.45 GHz の電磁波を使用する。
2:細胞の熱耐性は 24 時間で消失する。
3:加温温度は 60 ℃ 以上を目標とする。
4:化学療法と併用する。
5:マイクロ波加温法は 2 枚の電極を使用する。

国試第33回午後:第34問

冠状動脈インターベンション治療(PCI)について正しいのはどれか。

1:X 線装置は不要である。
2:ガイドワイヤを使用する。
3:バルーン拡張圧は 60 気圧程度である。
4:狭窄拡張中の冠血流は増加する。
5:ステント留置は禁忌である。

国試第33回午後:第35問

誤っている組合せはどれか。

a:Ar レーザ 角膜形成術
b:ArF エキシマレーザ      網膜光凝固
c:CO2 レーザ
d:Dye レーザ
e:Nd:YAG レーザ
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午後:第33問

ペースメーカの ICHD(NBG)コードで誤っているのはどれか。

1:AAI では心房のみでペーシングを行う。
2:VVI では心房に同期してペーシングを行う。
3:DDD では心房と心室の両方でペーシングを行う。
4:VDD では心室のみでペーシングを行う。
5:VOO では固定レートでペーシングを行う。

国試第33回午後:第32問

電気メスについて正しいのはどれか。

a:切開には連続正弦波が用いられる。
b:対極板接触面積の増加は熱傷の原因である。
c:出力回路には抵抗が挿入されている。
d:スプリット型対極板は接触インピーダンスを測定する。
e:バイポーラ電極は挟まれた部位を凝固する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第32回午前:第38問

体外衝撃波結石破砕装置(ESWL)について正しいのはどれか。

1:電磁板方式では凸音響レンズを用いる。
2:圧電方式では結石の位置を焦点に合わせる。
3:腸管損傷の危険はない。
4:妊婦にも安全である。
5:膀胱結石治療の第一選択である。

国試第32回午前:第39問

内視鏡外科手術で正しいのはどれか。

a:気腹に二酸化炭素を用いる。
b:気腹で静脈還流は増加する。
c:硬性鏡は使用できない。
d:胸腔内手術は適応外である。
e:肺血栓塞栓症のリスクがある。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午前:第36問

植込み型ペースメーカについて正しいのはどれか。

a:慢性心房細動の徐脈はDDDの適応である。
b:VVIの電極リードは2本である。
c:パルス振幅は3mVである。
d:リチウム・ヨウ素電池を使用する。
e:単極電極ではカテーテル先端部はマイナス極である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午前:第35問

電気メスについて正しいのはどれか。

1:500MHzの高周波が用いられる。
2:出力電力と必要な対極板面積は反比例する。
3:純切開にはバースト波が用いられる。
4:出力回路にはコンデンサが直列に挿入される。
5:高周波接地は対極板側回路を抵抗により接地する。