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医用治療機器学の過去問

国試第21回午前:第70問

レーザについて正しい組合せはどれか。

1:Nd : YAGレーザ ― 網膜光凝固
2:Arレーザ ― 白内障手術
3:エキシマレーザ ― 脱毛処理
4:CO2レーザ ― 角膜切除術
5:半導体レーザ ― 疼痛治療

国試第21回午前:第68問

最も精度の高い輸液ポンプの方式はどれか。

1:自然滴下方式
2:滴数制御型ペリスタルティック方式
3:流量制御型ペリスタルティック方式
4:ピストンシリンジ方式
5:予圧注入方式

国試第21回午前:第69問

CO2レーザ手術装置について正しいのはどれか。

a:フラッシュランプ励起を用いている。
b:レーザ波長は10.6μmである。
c:レーザ光は水分に吸収される。
d:多関節ミラーを使用したマニピュレータで伝送する。
e:内径2mmの動脈からの出血を止められる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午前:第67問

電気メスについて正しいのはどれか。

a:心臓ペースメーカのデマンド機能誤作動を誘発する。
b:切開には連続波を使用する。
c:高酸素環境下ではバイポーラ方式を使用する。
d:対極板はできるだけ血流の少ない部位に装着する。
e:負荷抵抗は20kΩで設計されている。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午前:第66問

ペースメーカについて正しいのはどれか。

a:デマンド型はペーシング電極で心内心電図を検出する。
b:ジェネレータはパルス振幅20Vの電気パルスを発生する。
c:VVI型は自発電位に同期して刺激する。
d:体外式では“distal”のカテーテル電極を本体プラス側に接続する。
e:出力波形の観測は500Ωの抵抗を付けて行う。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午前:第14問

ペースメーカ植込みの適応となるのはどれか。

a:完全房室ブロック
b:洞機能不全
c:徐脈性心房細動
d:心室細動
e:WPW症候群
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第30回午後:第57問

輸液ポンプと輸液セットチューブについて誤っているのはどれか。

1:容積制御型は専用輸液セットチューブを用いる。
2:滴下制御型は点滴筒があれば輸液セットチューブを選ばない。
3:滴下制御型は薬液の密度によって輸液量誤差を生じる。
4:容積制御型は長時間使用によるチューブの変形が流量誤差を生じる。
5:フィンガポンプはチューブをランダムに押しつぶし輸液を可能とする。

ME2第30回午後:第37問

心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。

1:VVIモード用のペーシング電極は左心房に留置する。
2:ペーシング用リードは動脈から挿入する。
3:低周波治療器はペーシングに影響しない。
4:刺激電圧を徐々に下げたとき、心筋が興奮しなくなる直前の値を閾値という。
5:ペースメーカ植込み患者に対するAEDは禁忌である。

ME2第30回午後:第35問

AEDについて誤っているのはどれか。

1:医療従事者以外は使用できない。
2:電極パッドは患者胸部の皮膚表面に装着する。
3:通電は金属製の床の上の患者にも可能である。
4:介助者は通電時に患者から離れなければならない。
5:小児用電極パッドは成人に使用してはならない。

国試第36回午前:第38問

ハイパーサーミアについて正しいのはどれか。 

a:RF誘電型加温法は深部病変の治療に適している。 
b:超音波加温法は肺深部の加温に適している。 
c:マイクロ波加温法は脂肪層の発熱が大きい。 
d:熱耐性予防のため24時間毎に治療する。 
e:体外循環は全身加温法で用いる。 
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午前:第37問

内視鏡外科手術について正しいのはどれか。 

a:気腹には亜酸化窒素を使用する。 
b:気腹により下半身からの静脈還流量は増加する。 
c:気腹により横隔膜は挙上する。 
d:トロッカは体腔へのアクセスに用いる。 
e:超音波吸引手術装置の使用は禁忌である。 
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午前:第36問

流量制御型(容積制御方式)の輸液ポンプについて正しいのはどれか。 

a:輸液の成分による誤差は生じない。 
b:汎用の輸液セットが使用できる。 
c:滴下センサが必要である。 
d:滴数制御型(滴下制御方式)に比べて流量のばらつきが大きい。 
e:圧閉される部分のチューブ内径の変化で誤差が生じる。 
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午前:第35問

低圧持続吸引器の吸引圧[cmH2O]は図の中のどれか。ドレーンから吸引源へ 

36035
1:a
2:b
3:c
4:d
5:e

国試第36回午前:第34問

植込み型の不整脈治療機器について正しいのはどれか。 

a:植込み型除細動器(ICD)はペースメーカの機能も有する。 
b:心臓再同期療法(CRT)用ペースメーカは心不全症例に使う。 
c:リードレスペースメーカは右心室に留置する。 
d:電源としてアルカリ電池を使用する。 
e:体外式超音波診断装置の誘導下でリードを留置する。 
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午前:第33問

電気メスについて誤っているのはどれか。 

a:切開には連続波を用いる。 
b:使用出力は数十kWである。 
c:対極板はアクティブ電極である。 
d:対極板の接触面積は成人ではおよそ150cm2である。 
e:300~500Xの負荷抵抗で校正する。 
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第30回午後:第20問

炭酸ガスレーザ手術装置について誤っているのはどれか。

1:主に凝固用として使う。
2:多関節ミラーで導光する。
3:波長は10.6μmである。
4:組織深部には到達しない。
5:出力光はガラスに吸収される。

ME2第30回午後:第16問

最も低流量の輸液に適しているのはどれか。

1:フィンガポンプ
2:ローラポンプ
3:シリンジポンプ
4:ボルメトリックポンプ
5:輸液コントローラ

ME2第30回午後:第14問

高気圧治療装置について誤っているのはどれか。

1:減圧時間は治療圧によらず一定である。
2:2絶対気圧以上の治療圧を加えられる。
3:多数の患者を同時に収容できる装置がある。
4:内部で使用できる医療機器には制限がある。
5:加圧には純酸素を用いることがある。

ME2第30回午後:第13問

交通電源式の除細動器について誤っているのはどれか。

1:通電電流のパルス幅は数msである。
2:試験には50Ωの負荷抵抗を用いる。
3:最大出力電圧は数kVである。
4:充電回路にダイオードが挿入されている。
5:出力波形はバースト波である。

ME2第30回午後:第2問

体外衝撃波砕石法(ESWL)について誤っているのはどれか。

1:組織と結石の音響特性の違いを利用する。
2:衝撃波の波形はサインカーブである。
3:衝撃波は水中で発生させる。
4:衝撃波を収束させる。
5:衝撃波発生源に圧電素子も用いられる。