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医用機械工学の過去問

国試第5回午前:第51問

物体の変形について誤っているのはどれか。

a:荷重を除いたときに完全に元の形に戻る性質を弾性と呼ぶ。
b:弾性限度内では荷重は変形量に比例する。
c:弾性限度内の応力のひずみに対する比をフック率と呼ぶ。
d:縦弾性係数が大きいほど体積弾性係数は小さい。
e:弾性限度を超える荷重を加えると塑性変形を生じる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午前:第50問

機械的振動について誤っているのはどれか。

a:バネに重りを吊り下げて振動させるとき、バネが重りに作用する力は平衡点からの変位量に比例する。
b:バネに重りを吊り下げて生じる単振動の周期はバネ常数に比例する。
c:周期が大きいほど角振動数は大きい。
d:振幅が時間とともに減衰する単振動を減衰振動と呼ぶ。
e:共鳴または共振は強制振動によって現れる現象である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午前:第49問

正しいのはどれか。

a:作用する力とこれによって生じる反作用の力は大きさ、方向ともに同じである。
b:合力が零であっても物体内部には力が存在することがある。
c:丸棒の両端を同じ力で押すと棒の断面にはどこでも同じ圧縮力が生じる。
d:丸棒の両端を同じ力で引っ張ると中央断面に生じる応力は零となる。
e:丸棒の両端を押す力に差があっても棒は運動しない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午後:第78問

ねじについて正しいのはどれか。

a:ボルトはめねじである。
b:ボルトの頭の部分をナットという。
c:ねじ山間の距離をピッチという。
d:時計方向に回すと進むねじを右ねじという。
e:座金はねじのゆるみを防止する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午後:第76問

超音波について正しいのはどれか。

a:周波数は可聴域より低い。
b:伝搬速度は波動の進行速度の式に従う。
c:同一周波数の場合、その波長は水中より空気中の方が短い。
d:生体中の波長は水中とほぼ同等である。
e:空気中では波長が増大しながら伝搬する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午後:第75問

音波について正しいのはどれか。

a:生体組織中の音速は約330m/sである。
b:音の強さは振動数で決まる。
c:液体中では横波である。
d:空気中では疎密波である。
e:媒質の密度によって速度が変わる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午後:第74問

図A、図Bにおいて同じ流体が同一流速で定常的に流れているとき、それぞれ圧力$P_A$、$P_B$を得た。流れの運動エネルギーを示すのはどれか。

13PM74-0
1:$P_A+P_B$
2:$P_A-P_B$
3:$P_A×P_B$
4:$P_A÷P_B$
5:$P_B÷P_A$

国試第13回午後:第72問

軟鋼の引張試験を行ったところ、図のような応力-ひずみ曲線が得られた。正しいのはどれか。

13PM72-0
a:直線OAの範囲にはフックの法則が適用できる。
b:直線OAの傾きをヤング率という。
c:BCの領域は塑性変形に含まれる。
d:Bまで引っ張った後、荷重を除くと同じ線をたどって原点に戻る。
e:Cの状態をクリープ変形という。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午後:第71問

U字管内に抗凝固剤を加えた血液が入っている。管の両端を閉じて、図のように左右の血液面の高さの差を20cmとした後、管の両端を同時に開放したときの血液の運動について正しいのはどれか。

13PM71-0
1:最初の振動で管の一端から血液がこぼれる。
2:振動の周期は次第に短くなる。
3:振動の振幅は時間とともに減少する。
4:振動しないで直ちに静止する。
5:発振現象を起こす。

国試第13回午後:第69問

30度の摩擦のない斜面にある質量10kgの箱を図のように保持するのに必要なカFは約何Nか。ただし、重力加速度は9.8m/s2とする。

13PM69-0
1:0.9
2:4.9
3:9.8
4:49
5:98

国試第9回午後:第78問

機械要素について正しいのはどれか。

a:ボルトとナットとの間の摩擦角がリード角より小さいとき、ネジは自然には緩まない。
b:スラスト軸受は荷重を半径方向に受ける軸受である。
c:ころがり軸受は潤滑剤を必要としない。
d:ウォームギアは回転を直角方向に伝達できる。
e:.モジュールとは歯車の歯の大きさを表す量である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午後:第77問

熱機関の効率ηを表す正しい式はどれか。ただし、Q1:高熱源からの熱の吸収量、Q2:低熱源への熱の放出量とする。

1:η=Q1/Q2
2:η=Q2/Q1
3:η=(Q1-Q2)/Q1
4:η=(Q1-Q2)/Q2
5:η=Q1/(Q1-Q2)

国試第9回午後:第76問

30℃、1気圧の空気中における音速(m/s)として正しいのはどれか。

1:約250
2:約350
3:約450
4:約850
5:約1500

国試第9回午後:第75問

正しいのはどれか。

a:弾性体中には縦波と横波とが存在し得る。
b:無限に広い弾性体中の縦波と横波とでは、進行速度は同じである。
c:一様な弾性体の棒の中を伝わる縦波の進行速度は、ヤング率が小さいほど速い。
d:弦を伝わる横波の進行速度は、弦を引っ張る張力が弱いほど速い。
e:同一張力で張られた弦を伝わる横波の進行速度は、弦の線密度が小さいはど速い。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午後:第74問

粘性率$1×10^{-3}Pa・s$の粘性流体が内径1cmのまっすぐな円筒管内を流速10cm/sで流れている。これと相似な流れはどれか。ただし、流体の密度はすべて等しいとする。

1:粘性率$1×10^{-3}Pa・s$,管内径2cm,流速20cm/s
2:粘性率$1×10^{-3}Pa・s$,管内径0.5cm,流速5cm/s
3:粘性率$2×10^{-3}Pa・s$,管内径0.5cm,流速10cm/s
4:粘性率$2×10^{-3}Pa・s$,管内径1cm,流速20cm/s
5:粘性率$2×10^{-3}Pa・s$,管内径2cm,流速20cm/s

国試第9回午後:第72問

一定の応力を受けた状態で材料が時間の経過とともにゆっくりとひずみを増す現象はどれか。

1:弾性変形
2:塑性変形
3:延性変形
4:粘性変形
5:クリープ

国試第9回午後:第73問

ニュートン流体について正しいのはどれか。

a:粘性率μはずり速度に依存しない。
b:乱流や非定常流にはならない。
c:流れの状熊はレイノルズ数に依存しない。
d:流れても力学的エネルギーは消費されない。
e:流れる際に流体内部にずり応力を生じる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午後:第71問

正しいのはどれか。

a:外力により物体内部に生じる単位面積当たりの力を応力という。
b:外力により生じた長さの変化量を変形前の長さで割った値をひずみという。
c:太さが一様な丸棒にかかる応力をその結果生じるひずみで割った値をポアソン比という。
d:弾性係数は単位の応力を与えるひずみである。
e:切り欠けのある材料が外力に対して破壊しやすいのは応力集中を生じるためである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午後:第70問

正しいのはどれか。

a:等速円運動をしている物体には接線力が作用している。
b:角速度とは単位時間当たりに回転する角度のことである。
c:物体を回転させようとする働きのことをモーメントという。
d:モーメントは力と長さとの積で表される。
e:モーメントは慣性モーメントと角速度との積に等しい。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午後:第69問

ニュートンの運動の法則はどれか。

a:作用と反作用とは同じ作用線上にあり、その大きさは等しく方向は互いに反対である。
b:地球上の全ての物体には重力加速度が作用する。
c:物体に働く2つの力で大きさが等しく平行で向きが異なるのは、物体に回転を与える偶力である。
d:物体に外部から力が働けば加速度を生じその大きさは力の大きさに比例し、方向は力の方向に一致する。
e:外部から力が働かない限り物体は静止または等速直線運動を続ける。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e