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医用機械工学の過去問

国試第8回午前:第52問

温度の単位について正しいのはどれか。

a:Kは熱力学的な絶対温度を表す。
b:°Cは真空中における水の凝固点と沸点とから定められる。
c:1Kの温度差は(9/5)°Cの温度差に等しい。
d:°Cは物体の内部エネルギーを示すのに便利である。
e:0°Cは約273Kである。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午後:第81問

血液の流れについて正しいのはどれか。

a:流速は血管壁付近より中心付近の方が速い。
b:ずり速度(200/s以下)が小さいほど血液粘度は大きくなる。
c:ヘマトクリット値が高いほど血液粘度は小さくなる。
d:血液はニュートン流体とみなせる。
e:細い血管では心拍動に伴って乱流が生じる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午後:第78問

正しいのはどれか。

1:熱伝導は固体にのみ認められる。
2:体外循環における熱交換は主に熱対流による。
3:熱対流は流体以外にも認められる。
4:熱放射は電磁波の形で熱が伝わる。
5:高温の物体ほど波長の長い電磁波を出す。

国試第11回午後:第77問

ドップラー効果について誤っているのはどれか。

1:音源と観測者との相対運動によって生じる。
2:音源が接近する場合には音が高く聞こえる。
3:山びこはドップラー効果である。
4:光においても認められる。
5:周波数に関する現象である。

国試第11回午後:第76問

音について誤っている組合せはどれか。

1:空気中を伝わる音波 ―――――――――― 横波
2:水中での音の伝搬速度 ―――――-------- 毎秒約1500m
3:周波数領域が16Hz~20kHzの音波 ――--- 可聴音
4:超音波による液体中の空洞化現象 ―――― キャビテーション
5:複数の近接した周波数の音によって生じる現象 ――― うなり

国試第11回午後:第75問

レイゾルズ数について誤っているのはどれか。

1:流速に比例する。
2:粘性率に反比例する。
3:密度に比例する。
4:層流から乱流に移行するときの値を臨界レイノルズ数という。
5:臨界レイノルズ数は約100である。

国試第11回午後:第73問

歯車に関する用語はどれか。

a:インボリュート曲線
b:圧力角
c:ポアソン比
d:リード角
e:モジュール
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午後:第72問

ローラポンプの回転軸において応力集中が発生する部位はどこか。

a:軸の両端
b:軸の直径が大きく変化する部位
c:軸に沿って溝が刻まれている部位
d:軸の回転中心
e:軸の外周表面
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午後:第71問

コイルバネの下端におもりを吊し、上端を手で持って上下に振動させた。あるリズム(周期)のとき、おもりが大きく振動し始めた。この現象を何というか。

1:減衰振動
2:共振
3:弾性変形
4:ずり変形
5:クリープ

国試第11回午後:第70問

長さL、断面積Aが一様な丸棒の両端を力Pで圧縮したとき、長さがΔL短くなった。正しいのはどれか。

a:Pを圧縮荷重という。
b:P/Aを圧縮応力という。
c:圧縮を中止しても、棒が元の長さに戻らない性質を塑性という。
d:丸棒の中で一様に働く圧縮力は2Pになる。
e:ΔL/Lをボァソン比という。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午後:第69問

0.5kg の輸液ボトルを点滴スタンドの金具に吊るしたとき、正しいのはどれが。

a:ボトルと金具に働く力の大きさは同じである。
b:ボトルに働く力の大きさは0.5×9.8Nである。
c:ボトルと金具に働く力の和(合力)の大きさは0.5×9.8×2Nである。
d:ボトルと金具に働く力の向きは同じである。
e:ボトルには重力方向の力が働く。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午前:第60問

機械要素について正しいのはどれか。

a:ねじは機械部品どうしを固定する締結要素である。
b:ころがり軸受はベアリングの一種である。
c:ころがり軸受には軸の半径方向の荷重を受けるラジアル軸受と軸方向の荷重を受けるスラスト軸受とがある。
d:すべり軸受には軸方向のスラスト荷重を受けるものはない。
e:すべり軸受では一般に潤滑剤は使用されない。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午前:第59問

気体の圧力p、体積V、物質量n、気体定数R、温度Tとしたときに成り立つ法則pV=nRTについて正しいのはどれか。

a:この法則はボイル・シャルルの法則と呼ばれる。
b:物質量nは単位体積あたりの気体の質量である。
c:気体常数Rは気体の種類によって異なる。
d:温度Tは絶対温度である。
e:この法則が成り立つ気体は理想気体または完全気体と呼ばれる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午前:第57問

正しいのはどれか。

a:超音波とは周波数が20kHz以下の音のことである。
b:超音波は特殊なため波動としての一般的性質は持たない。
c:超音波は吸収、反射、散乱されながら生体中を伝搬する。
d:超音波は周波数が高いほど指向性は鋭い。
e:超音波によるキャビテーションは空気中で生じる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午前:第58問

誤っているのはどれか。

1:熱の伝わり方には熱伝導の他に熱対流と熱放射とがある。
2:熱対流は固体だけに起きる現象である。
3:熱放射では真空中でも熱が伝わる。
4:熱放射では電磁波の形で熱が伝わる。
5:ヒトも熱放射の形で体温にみあった遠赤外線を出している。

国試第5回午前:第56問

音のドップラ効果について正しいのはどれか。

a:音源と観測者とが相対的運動をしている時に生じる現象である。
b:音の強さに関する現象である。
c:音の定常波に関する現象である。
d:音の指向性に関する現象である。
e:音の周波数に関する現象である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午前:第55問

正しいのはどれか。

a:空気中を伝わる音には縦波(粗密波)と横波とがある。
b:音は真空中でも伝わる。
c:音の速度は空気中でも水中でも同じである。
d:同じ振幅の音の強さは振動数が高いほど大きい。
e:波動を伝える物質を媒質という。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午前:第76問

温度の単位について正しいのはどれか。

a:Kは熱力学的な絶対温度を表す。
b:°Cは真空中における水の凝固点と沸点から定められた定数である。
c:1Kの温度差は(9/5)°Cの温度差に等しい。
d:°Cは物体の内部エネルギーを示すのに便利である。
e:0°Cは約273Kである。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午前:第53問

正しいのはどれか。

a:流体の1点が流れてゆく道筋を流線という。
b:流線の形を表す式を連続の方程式という。
c:流れの様子が常に変化している流れを定常流という。
d:流線が時間的に変化しない流れは定常流である。
e:一つの管の中の定常流では、流体の密度と速度と管断面積との積は場所によらず一定である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午前:第52問

図のように断面積が異なる2本のピストン管をつなぎ、中に水を満たしてピストン1を押したとき、正しいのはどれか。

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1:ピストン管1の中の圧力よりピストン管2の中の圧力の方が大きい。
2:ピストン管1とピストン管2をつなぐ管の中の圧力は零である。
3:圧力はピストン管の壁やピストン管をつなぐ管の壁には作用しない。
4:ピストン2に出てくる力はピストン1を押す力より大きい。
5:ピストン1を押しても水の体積が変化しない現象をパスカルの原理と呼ぶ。