臨床工学技士問題表示
臨床工学技士国家試験
中分類
医用機器の安全管理
20問表示中
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42
第二種ME技術認定試験 -
第32回 午後
科目:
病院内の除細動器の点検を行った。業者に精密な点検を依頼すべき項目はどれか。
1
50Ω負荷に放電した波形をオシロスコープで観測したらピーク値が最大で5.5kVであった。
2
最大エネルギーに充電し、1分ほど放置したら自動的に内部放電した。
3
エネルギーを充電していないときに、通電電極部からの商用交流の漏れ電流が7μAであった。
4
通電電極クリームが残り5回分しかなかった。
5
台車のキャスタのベアリングがすり減って、移動するとき音がした。
43
臨床工学技士国家試験 -
第32回 午後
重要度:標準
正答率:87%
フールプルーフはどれか。
a
医療ガスボンベのヨーク形バルブ
b
体外式ペースメーカの電源スイッチ
c
IABP装置のガスリークアラーム機構
d
体外式除細動器へのバッテリの搭載
e
電気メスの対極板接触不良検知機構
組み合わせ:
1. a b
2. a e
3. b c
4. c d
5. d e
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44
臨床工学技士国家試験 -
第32回 午後
重要度:重要
正答率:85%
臨床工学技士の業務で、書面等により医師の具体的な指示を受けなければならないのはどれか。
a
人工呼吸中の吸引による喀痰の除去
b
人工心肺装置操作中の血液流量の条件変更
c
高気圧酸素治療中の加圧時間の設定
d
血液浄化装置先端部(穿刺針)の抜去後の止血処置
e
植込み型心臓ペースメーカヘのプログラミングヘッドの設置
組み合わせ:
1. a b
2. a e
3. b c
4. c d
5. d e
48
第二種ME技術認定試験 -
第32回 午後
麻酔器の保守点検を行った。異常なのはどれか。
1
治療用空気のピン方式迅速継手のピンが2本であった。
2
酸素流量を最小にしたとき、亜酸化窒素流量がゼロになった。
3
酸素フラッシュ弁を作動させたところ、酸素流量が毎分50Lであった。
4
酸素の供給圧を0.1MPaにしたとき、亜酸化窒素が遮断された。
5
酸素濃度計のセンサを空気にさらしたとき、21%を示した。
50
第二種ME技術認定試験 -
第32回 午後
科目:
電流と人体反応の関係で正しいのはどれか。
1
マクロショックにおける心室細動誘発電流は最小感知電流の1000倍である。
2
心臓カテーテルを通って心臓内に50μAの商用交流が流れると室細動を起こす。
3
手足に貼った電極から5mA、60Hzの交流電流が流れると手足を動かせなくなる。
4
直流電流には電気分解による生体組織損傷のリスクがある。
5
100kHzにおける電撃閾値は50Hzの場合の2000倍である。
51
第二種ME技術認定試験 -
第32回 午後
医用電気機器のクラス別分類について誤っているのはどれか。
1
クラス別分類に共通の保護手段は基礎絶縁である。
2
クラスⅠ機器の追加保護手段は保護接地である。
3
クラスⅠ機器には図記号が規定されている。
4
クラスⅡ機器の強化絶縁は二重絶縁と同等である。
5
内部電源を有するクラスⅠ機器を交流電源に接続したときはクラスⅠ機器になる。
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53
第二種ME技術認定試験 -
第32回 午後
医用接地について誤っているのはどれか。
1
医用室には3Pコンセントを設備しなければならない。
2
医用接地は建物の鉄骨部分に接続することで容易に実現できる。
3
等電位接地はマクロショック対策を目的としたシステムである。
4
非接地配線方式の絶縁変圧器は二次側電路を接地しない方式である。
5
等電位接地は0.1Ω以下の導線で接地センタに接続する。
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