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薬理学の基礎の過去問

国試第22回午後:第77問

抗凝固薬で正しいのはどれか。

1:クエン酸ナトリウムは高Ca透析液に使われる。
2:低分子量ヘパリンはヘパリンより活性半減期が長い。
3:メシル酸ナワァモスタットはプロタミンで中和できる。
4:ワルファリンは体外循環に用いる。
5:ヘパリンは血小板粘着・凝集を抑制する。

国試第22回午前:第16問

ペニシリン系薬が無効なのはどれか。

a:伝染性単核球症
b:ガス壊疽菌感染症
c:梅 毒
d:MRSA感染症
e:カンジダ症
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午前:第5問

正しいのはどれか。

a:薬物が代謝される速度は年齢によって異なる。
b:静脈注射は内服よりも薬効の発現が遅い。
c:徐放剤は速効性を重視して開発された。
d:同一抗菌薬の連用は耐性菌の発現を招きやすい
e:薬理作用は薬側と生体側の両者の要因から影響を受ける。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第37回午前:第3問

薬物動態の過程として適切でないのはどれか。

1:吸収
2:分布
3:合成
4:代謝
5:排泄

国試第25回午後:第5問

薬物血中濃度モニタリングの必要性が低いのはどれか。

1:薬物の有効血中濃度の範囲が狭い。
2:薬物の体内動態における個人差が大きい。
3:薬物血中濃度の治療域と中毒域が大きく離れている。
4:薬効と副作用が薬物の血中濃度とよく相関する。
5:腎障害のある患者に薬物を投与する。

国試第25回午前:第77問

抗凝固薬で正しいのはどれか。

1:ヘパリンには抗トロンビン作用がある。
2:ヘパリンは陰性荷電膜に吸着される。
3:低分子量ヘパリンは分子量1,500程度の製剤である。
4:メシル酸ナファモスタットの半減期は30分である。
5:アルガトロバンは出血性病変を持つ患者に用いられる。

国試第21回午前:第43問

循環作動薬について正しいのはどれか。

a:ジギタリスは低カリウム血症時に中毒を起こしやすい。
b:ニトログリセリンは静脈容量血管を拡張させる。
c:プロスタグランジン製剤は抗血小板凝集作用を有する。
d:カルシウム拮抗薬は徐脈性不整脈に用いる。
e:ノルアドレナリンは血管拡張作用を有する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午前:第8問

薬の副作用(有害作用)と考えられるのはどれか。

1:頭痛患者に鎮痛薬と言って砂糖を与えたら頭痛が治った。
2:心不全の患者に利尿剤を投与したら症状が改善した。
3:人工心肺回路を流れる血液にヘパリンを加えたら血液凝固が抑制された。
4:感冒にかかった小児に感冒薬を飲ませたらじん麻疹が出た。
5:ある薬を繰り返し投与したところ、薬の効果が現れなくなった。

ME2第30回午前:第48問

冠動脈インターベンションに用いられる薬剤溶出性ステントに塗布された薬剤は血管再狭窄の防止を目的とするが、この薬剤のおもな作用はどれか。

1:血栓溶解作用
2:血液凝固作用
3:血小板凝集抑制作用
4:細胞増殖抑制作用
5:細胞増殖促進作用

国試第36回午前:第4問

投与後に最高薬物血中濃度に達するのが最も速い投与経路はどれか。 

1:静脈内注射 
2:筋肉内注射 
3:皮下注射 
4:直腸内投与 
5:経口投与 

国試第24回午後:第5問

気管支を拡張させるのはどれか。(医学概論)

1:アドレナリン
2:アセチルコリン
3:バソプレッシン
4:プロラクチン
5:アルドステロン

国試第24回午後:第3問

投与した薬物が門脈系を経た後に全身を循環するのはどれか。(医学概論)

1:経口投与
2:舌下投与
3:直腸内投与
4:皮下注射
5:静脈内注射

国試第20回午前:第9問

薬物の効果発現が最も速いのはどれか。(臨床薬理学)

1:経口投与
2:直腸内投与
3:筋肉内注射
4:静脈内注射
5:皮下注射

国試第35回午前:第4問

降圧薬に含まれないのはどれか。 

1:β受容体作動薬 
2:アンギオテンシン変換酵素阻害薬 
3:カルシウム拮抗薬 
4:サイアザイド系利尿薬 
5:アンギオテンシンII 受容体拮抗薬 

国試第23回午前:第78問

抗凝固薬について誤っているのはどれか。

1:プロタミンはヘパリンの作用を中和する。
2:低分子量ヘパリンの半減期はヘパリンより短い。
3:ヘパリンには抗Xa作用がある。
4:メシル酸ナファモスタットは陰性荷電膜に吸着される。
5:クエン酸ナトリウムは血中のカルシウムイオンを低下させる。

国試第23回午前:第4問

薬物の生物学的半減期を延長させるのはどれか。

a:消化管からの吸収能力の低下
b:血液から各組織への移行速度の低下
c:肝臓の代謝能力の低下
d:腎臓の排泄能力の低下
e:総投与量の減少
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午前:第44問

気管支拡張薬として用いられるのはどれか。(臨床薬理学)

a:β2受容体刺激薬
b:テオフィリン薬
c:抗コリン薬
d:ステロイド薬
e:抗アレルギー薬
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第43問

抗不整脈薬として用いるのはどれか。(臨床薬理学)

a:アンギオテンシン変換酵素阻害薬
b:ニトログリセリン
c:ウロキナーゼ
d:リドカイン
e:カルシウム拮抗薬
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午前:第5問

薬剤治療に影響を与える因子として考えにくいのはどれか。

1:投与経路
2:ABO 式血液型
3:体 重
4:併用薬
5:年 齢

国試第32回午後:第11問

抗結核薬の副作用の組合せで正しいのはどれか。

a:イソニアジド(INH) ------ 末梢神経炎
b:ピラジナミド(PZA) ------ 心筋炎
c:リファンピシン(RFP) ----- 髄膜炎
d:カナマイシン(KM) ------ 難 聴
e:エタンプトール(EB) ----- 視力障害
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e