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外科学概論の過去問

国試第22回午前:第22問

滅菌法で正しいのはどれか。

a:高圧蒸気滅菌はプラスチック製品の滅菌に適している。
b:ガス滅菌で用いる酸化エチレンガスは人体に無害である。
c:放射線滅菌は行われない。
d:ガスプラズマ滅菌では過酸化水素が用いられる。
e:濾過滅菌は注射用水の製造に用いられる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午前:第21問

手術後感染の予防で正しいのはどれか。

a:手術の妨げにならなければ除毛処置は行わない
b:術中は低体温で管理する。
c:手術創面への消毒薬の使用は有用である。
d:長時間の手術は感染のリスクを高める。
e:術前の栄養管理は有用である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第37回午前:第19問

手術部位感染症の予防策はどれか。

a:術前からの血糖管理
b:医療者の手指衛生
c:周術期の抗菌薬投与
d:術中の低体温
e:手術後抜糸までのガーゼ被覆保護
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第37回午前:第13問

粘膜に使用される消毒液はどれか。

1:ポビドンヨード
2:消毒用エタノール
3:過酢酸
4:グルタラール
5:次亜塩素酸ナトリウム

国試第37回午前:第12問

創傷治癒を阻害するのはどれか。

a:高血圧
b:糖尿病
c:ステロイドホルモン投与
d:放射線照射
e:正常妊娠
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第31回午後:第56問

消毒用アルコールの濃度はおよそ何%か。

1:5
2:30
3:55
4:80
5:100

ME2第31回午前:第60問

誤っているのはどれか。

1:滅菌は微生物をすべて死滅させ無菌状態にする。
2:消毒は病原性を有する微生物の感染力を失わせる。
3:インフルエンザウイルスは湿度50%以上の環境下で急速に感染力を失う。
4:インフルエンザウイルスは鼻汁中のIgA抗体により感染力を失う。
5:新型インフルエンザウイルスは通常の滅菌・消毒法では対処できない。

国試第25回午前:第10問

ポビドンヨードについて誤っているのはどれか。

a:皮膚縫合前の創内洗浄は創治癒を高める。
b:粘膜の消毒に禁忌である。
c:関節注射時の皮膚消毒に有効である。
d:ヨードアレルギーを起こす可能性がある。
e:金属腐食性が強い。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午前:第45問

消毒について正しいのはどれか。

a:MRSAにはポピドンヨードは無効である。
b:病原体プリオンには3%ドデシル硫酸ナトリウムを用いる。
c:B型肝炎ウィルスにはグルタールアルデヒドを用いる。
d:インフルエンサウィルスには病室の消毒は必要ない。
e:O - 157にはアルコールは無効である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午前:第20問

熱傷について正しいのはどれか。

a:第I度熱傷は水疱形成が特徴である。
b:第II度熱傷は皮膚全層の壊死と伴う。
c:熱傷性ショックでは血管透過性が低下する。
d:合併症として出血性胃十二指腸潰瘍がある。
e:熱傷面積(%)が同じでも小児の方が成人よりも重症である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午前:第11問

創傷治癒を遅らせる因子はどれか。 

a:糖尿病 
b:低タンパク血症 
c:妊娠 
d:高血圧 
e:副腎皮質ステロイド薬の投与 
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午後:第22問

手術部位感染のリスク因子でないのはどれか。(臨床医学総論)

1:肥 満
2:術中低体温
3:長時間手術
4:閉鎖式ドレーン
5:術後高血糖

国試第24回午後:第10問

創傷治癒について誤っているのはどれか。(臨床医学総論)

1:創傷治癒には適度な湿潤環境の保持が必要である。
2:感染を伴うと創傷治癒は阻害される。
3:皮膚表皮細胞は再生能力がある。
4:新鮮創では創面を消毒するのが望ましい。
5:線維芽細胞はコラーゲンを産生する。

国試第24回午後:第4問

創傷治癒を遅らせるのはどれか。(医学概論)

a:患者の年齢が若い。
b:基礎疾患に糖尿病がある。
c:副腎皮質ステロイド薬を投与している。
d:創傷部に機械的刺激がある。
e:肉芽組織への血液供給が十分にある。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午後:第13問

熱傷について誤っているのはどれか。 

1:I度熱傷は瘢痕を残さず治癒する。 
2:I度熱傷は水疱形成が特徴である。 
3:熱傷性ショックは循環血液量減少性ショックである。 
4:III度の熱傷創は植皮による創閉鎖を行う。 
5:III度熱傷で生じた壊死創に対してはデブリードマンを行う。 

国試第35回午後:第5問

創傷治癒の過程で最も遅く起きる事象はどれか。 

1:血栓形成 
2:マクロファージの動員 
3:瘢痕形成 
4:線維芽細胞の増殖 
5:肉芽組織の形成 

国試第24回午前:第24問

高圧蒸気滅菌法に適しているのはどれか。(臨床医学総論)

1:軟性気管支鏡
2:血液透析回路
3:超音波プローブ
4:プラスチック製シリンジ
5:コッヘル

ME2第29回午前:第60問

誤っているのはどれか。

1:滅菌とは微生物をすべて死滅させることである。
2:消毒とは病原性を有する微生物の感染力を失わせることである。
3:ある消毒薬の抗菌スペクトルに合まれる微生物は消毒により感染性を失う。
4:ウイルスに有効な消毒薬はすべての細菌の感染力を失わせる。
5:消毒薬の中で生息あるいは増殖する微生物も存在する。

国試第20回午前:第48問

感染とその対策について誤っているのはどれか。(滅菌・消毒学)

1:手指を介した接触感染が院内感染経路として最も多い。
2:血液汚染物に接触した場合は手袋を装着していても手指消毒が必要である。
3:手指に目に見える汚染がある場合は石けんと流水による手洗いを行う。
4:1回の診察行為に対し1回の手洗いが原則である。
5:使用済み注射針はリキヤップをして捨てる。

国試第20回午前:第47問

消毒・滅菌について正しいのはどれか。(滅菌・消毒学)

a:内視鏡には高圧蒸気滅菌が適している。
b:酸化エチレンガス滅菌は約60分で完了する。
c:紫外線は手術用手洗い水の殺菌に用いられる。
d:放射線滅菌にはガンマ線を用いる。
e:消毒用エタノールは細菌芽胞に有効である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e