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生体電気・磁気計測の過去問

ME2第37回午後:第3問

心電図テレメータについて誤っているのはどれか。

1:UHF帯の電波を利用している。
2:心電図信号は受信機でAD変換される。
3:送信機に使用するアルカリ乾電池の寿命は1週間程度である。
4:3電極のうち2電極に患者測定電流を流して呼吸をモニタすることが多い。
5:A型の送信機の出力は1mW以下である。

ME2第37回午前:第53問

生体計測用電極について正しいのはどれか。

1:電極面積が大きいほど電極インピーダンスは大きい。
2:電極面積が大きいほど交流雑音の影響が大きい。
3:電極面積が大きいほど電極電位が大きい。
4:同種の金属電極の使用は電極電位の影響を軽減させる。
5:電極インピーダンスは周波数とともに増加する。

ME2第37回午前:第42問

誘発筋電図検査について正しいのはどれか。

1:電気刺激にはパルス幅0.1~0.5msの波形を用いる。
2:アイソレータはミクロショックを防ぐために用いる。
3:運動神経伝導速度の測定には針電極を用いる。
4:筋の機械振動を音で確認するためにスピーカを用いる。
5:検出回路の時定数は1sとする。

ME2第37回午前:第41問

心電計で振れ幅2mVの心電図波形を標準感度で記録した場合、記録紙上で振れ幅は何mmになるか。

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国試第29回午前:第28問

心電図用テレメータの送信機について誤っているのはどれか。

1:2 GHz 帯の周波数が用いられる。
2:A 型のチャネル(中心周波数)の間隔は12.5 kHz である。
3:B 型はA 型よりも占有周波数帯域幅が広い。
4:チャネル番号は4 桁の数字で区別される。
5:A ?D 型の空中線電力は1 mW 以下である。

ME2第37回午前:第11問

心電図波形において心室由来でないのはどれか。

1:P波
2:Q波
3:R波
4:ST部分
5:T波

国試第29回午前:第8問

心電図について誤っているのはどれか。

1:P 波は心房興奮からの回復を表す。
2:QRS 波は心室筋の興奮を表す。
3:ST 部分は心筋虚血と関係する。
4:T 波は心室興奮からの回復を表す。
5:T 波の後にU 波が現れることがある。

国試第15回午前:第57問

健常人の発生する信号と周波数との組合せで正しいのはどれか。

a:心電図 ―――――-- 0.01~250Hz
b:神経細胞膜電位 ―― 15~20kHz
c:脳 波 ―――――-- 250~500Hz
d:筋電図 ―――――- 5~10kHz
e:網膜電図 ――――- 0~50Hz
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午前:第56問

心電図計測について正しいのはどれか。

1:電極インピーダンスの主要成分はインダクタンスである。
2:校正曲線の高さは標準で50mmである。
3:サーマルヘッド式はガルバノメータ式より周波数特性が優れている。
4:除細動器の影響は時定数回路で除去できる。
5:電気メスとの併用には有線式のモニタより無線式のモニタが有利である。

国試第15回午前:第54問

脳波計について誤っているのはどれか。

a:差動増幅器のCMRR(同相除去比)は60dB以上である。
b:バッファ増幅器は電極接触インピーダンスによる交流障害を軽減する。
c:アイソレータは脳波をディジタル信号に変換する。
d:CR結合による標準時定数は0.03秒である。
e:高域減衰用のフィルタは60Hzにおいて3dBの減衰特性を持つ。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第36回午後:第35問

筋電図測定についての組合せで誤っているのはどれか。

1:針電極 -- 神経伝導速度
2:電気刺激 -- 誘発反応
3:誘発電位 -- 同期加算
4:電位変化 -- 10μV~10mV
5:周波数成分 -- 1~10,000Hz

ME2第36回午後:第22問

四肢誘導による心電図の計測時に基線がゆっくりと動揺した。原因として考えられるのはどれか。

1:患者が寒さのため震えていた。
2:電極装着部に塗ったペーストが不足していた。
3:電源用の商用交流電線が電極リードと接近していた。
4:測定中に不整脈による徐脈が発生した。
5:測定中に電気メスを使用した。

ME2第36回午後:第13問

脳波測定と関係ないのはどれか。

1:10/20電極配置法
2:皿電極
3:差動増幅器
4:フラッシュ刺激
5:ゴールドバーガー誘導

ME2第36回午前:第55問

心電図を記録中に第Ⅱ誘導と第Ⅲ誘導にノイズが混入した。点検すべき箇所はどれか。

1:左手電極
2:右手電極
3:左足電極
4:右足電極
5:保護接地

国試第28回午後:第27問

ディジタル脳波計について誤っているのはどれか。

1:脳波導出にはシステムリファレンス電極が必要である。
2:脳波記録終了後にモンタージュの変更ができる。
3:サンプリング間隔は100ms程度である。
4:脳波記録終了後に表示感度の変更ができる。
5:脳波記録終了後にフィルタ特性の変更ができる。

ME2第36回午前:第49問

標準12誘導心電図について正しいのはどれか。

1:第Ⅰ誘導は右手電極と左足電極間の電位差である。
2:第Ⅱ誘導は左手電極と左足電極間の電位差である。
3:胸部誘導の導出に左足電極は不要である。
4:V1誘導の電極は第4肋間胸骨左縁に貼り付ける。
5:V6では上向きのR波が大きく観察される。

ME2第35回午後:第34問

心電図電極の取扱いで誤っているのはどれか。

1:再使用型金属電極はヤスリで磨いてきれいにしておく。
2:再使用型金属電極に導電性ペーストを塗布する。
3:電極装着部の皮膚角質層を除去する。
4:電極装着部の皮膚をアルコール綿で拭く。
5:心電図モニタ用ディスポーザブル電極は密封して保管する。

ME2第35回午後:第30問

心電図テレメータについて誤っているのはどれか。

1:単極胸部誘導を用いる。
2:ST変化をモニタする場合には時定数を長くする。
3:呼吸数をモニタできる機種がある。
4:ディスポーザブル電極を使用する。
5:送信機の電池は1週間程度で交換する。

ME2第35回午後:第27問

心電図の測定で、左手電極が接触不良であっても影響を受けないのはどれか。

1:第Ⅰ誘導
2:第Ⅱ誘導
3:aVR誘導
4:aVL誘導
5:aVF誘導

国試第28回午前:第27問

ディジタル心電計におけるaVRの計算式はどれか。ただし、I、II、IIIは標準肢誘導を表す。

1:$I-\frac {II}{2}$
2:$\frac {-\left( I+II\right) }{2}$
3:$\frac {II-I}{2}$
4:$\left( II-III\right) -I$
5:$\frac {3\left( I+III\right) }{2}$