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生体電気・磁気計測の過去問

ME2第30回午後:第34問

脳波記録中に不規則な基線の動揺があった。考えにくい原因はどれか。

1:分極電圧の大きい電極を使用した。
2:周囲に人の動きがあった。
3:呼吸による体動があった。
4:電源電圧の変動が大きかった。
5:時定数を大きく設定した。

ME2第30回午後:第32問

心電図を記録したら第Ⅲ誘導を除く全誘導に商用交流雑音(ハム)が混入した。考えられる原因はどれか。

1:右手電極の接触不良
2:左手電極の接触不良
3:左足電極の接触不良
4:右手電極と左手電極の接触不良
5:左手電極と左足電極の接触不良

ME2第30回午後:第26問

テレメータによる心電図モニタ波形が乱れる原因として考えられないのはどれか。

1:電波の受信不良
2:患者の歯磨き
3:補聴器の使用
4:電極の接触不良
5:電極コードの断線

ME2第30回午後:第24問

誘発筋電図の電気刺激について誤っているのはどれか。

1:パルス幅が0.1~1msの短形のパルスを用いる。
2:定電圧刺激と定電流刺激がある。
3:針電極を使用する。
4:皮下脂肪の多い人には強い刺激が必要である。
5:感覚神経伝達時間の測定は刺激に同期して加算平均を行う。

ME2第30回午後:第18問

心電図電極について誤っているのはどれか。

1:分極は電極と電解液の界面に起こる電気化学反応である。
2:電極でイオン電流を電子の流れに変換する。
3:銀-塩化銀電極は分極電圧が小さい。
4:電極インピーダンスは電極面積が大きいと高くなる。
5:新しい電極は分極電圧の初期ドリフトを生じる。

国試第36回午前:第28問

図は神経伝導速度の電極配置と計測結果を模式的に表したものである。神経伝導速度を求める式はどれか。ただし、図中のD1、D2は電極間の距離、T1、T2は潜時を表す.

36028

ME2第30回午後:第3問

図の上段は繰り返し光刺激(図中矢印)を加えたとき後頭部から得られた脳波、下段は光刺激に同期して225回加算平均処理をして得られた視覚誘発電位を示す。加算平均処理によって視覚誘発電位以外の雑音は何分の1に改善されたか。

img11207-3-0
1:10
2:15
3:100
4:225
5:450

国試第24回午後:第27問

筋電計として適切でないのはどれか。(生体計測装置学)

1:周波数帯減は5Hz~10kHzである。
2:運動単位の測定には針電極を使う。
3:同相除去比は100dB程度である。
4:時定数は0.03秒である。
5:入力インピーダンスは100kΩ程度である。

国試第24回午後:第26問

医用テレメータで正しいのはどれか。(生体計測装置学)

1:入力部の正電極の色は赤色である。
2:低減遮断のための時定数は3.2秒以上である。
3:心電図のサンプリング周波数は50Hz程度である。
4:使用周波数帯域に5つのバンドが割り当てられている。
5:ゾーン配置した区域内では同一色ラベルの送信機が使われる。

ME2第30回午前:第6問

整脈の心電図記録で隣接するR波の間隔が20mmのとき心拍数[回/分]はいくらか。ただし、心電図は標準紙送り速度で記録した。

1:48
2:60
3:72
4:75
5:80

国試第35回午後:第27問

脳磁計について誤っているのはどれか。 

1:ホール素子が用いられる。 
2:センサの冷却に液化ヘリウムが用いられる。 
3:SQUIDが用いられる。 
4:電流ダイポールの位置が推定できる。 
5:磁気シールド室が必要である。 

ME2第29回午後:第42問

脳波計の性能点検をした。基準を満たしていないのはどれか。

1:入力換算雑音は10μVppであった。
2:入力インピーダンスは10MΩであった。
3:同相弁別比は100dBであった。
4:低域遮断周波数は0.5Hzであった。
5:最大感度は5mm/10μVであった。

ME2第29回午後:第26問

筋電図測定について誤っているのはどれか。

1:神経筋単位(NMU)の観察には針電極を用いる。
2:運動生理学の検査には皿電極を用いる。
3:知覚神経伝導速度の記録には加算平均装置を用いる。
4:低域遮断周波数の時定数として0.03sが使用される。
5:NMU観察時の高域遮断周波数は1kHzに設定する。

ME2第29回午後:第25問

図の脳波において、灰色部分(1s)の周波数と名称で正しいのはどれか。

img11205-25-0
1:4Hzのδ波
2:6Hzのθ波
3:8Hzのα波
4:9Hzのα波
5:18Hzのβ波

ME2第29回午後:第23問

心電図モニタ使用中に基線が急激に大きく変動した。原因として考えられないのはどれか。

1:ハムフィルタがオフになっていた。
2:電極コードが断線した。
3:電極コードコネクタの接触不良があった。
4:電極が外れた。
5:患者の体動があった。

ME2第29回午後:第22問

図は電気生理学的検査で得られた心電図記録である。刺激レート[回/分]はおよそいくらか。ただし、記録速度は25mm/sである。

img11205-22-0
1:30
2:60
3:90
4:120
5:150

ME2第29回午後:第21問

生体用金属電極について正しいのはどれか。

1:電極インピーダンスを低くするために電極用ペーストは使用しない。
2:電極で発生する雑音を少なくするためにエージングした電極を使用する。
3:電極電位の差を少なくするために異なる種類の金属の電極を使用する。
4:電極インピーダンスを低くするために表面積の小さな電極を使用する。
5:銀-塩化銀電極は分極電圧が大きいので一般的には使用しない。

国試第24回午前:第28問

ディジタル脳波計として適切でないのはどれか。(生体計測装置学)

1:モンタージュ処理は電極接続器で行う。
2:各チャネルの入力インピーダンスは5MΩ以上である。
3:必要な周波数帯域は0.5~100Hzである。
4:標準感度は50μV/5mmである。
5:時定数は0.3秒である。

国試第24回午前:第27問

心電図信号に数kHzの雑音が重畳した。この雑音を低減するための適当な処理はどれか。(生体計測装置学)

a:ハムフィルタをONにした。
b:低域(通過)フィルタを調整した。
c:移動平均演算を行った。
d:データ圧縮を行った。
e:微分演算を行った。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第29回午後:第5問

筋電計の構成に不要なのはどれか。

1:音刺激装置
2:差動増幅器
3:電気刺激装置
4:スピーカ
5:電極接続箱