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生体電気・磁気計測の過去問

ME2第28回午前:第41問

生体電気計測を行う場合、同一種類の金属の電極を使用する主な理由はどれか。

1:電極電位の差を軽減するため
2:電極インピーダンスを小さくするため
3:金属イオンが溶け出さないようにするため
4:計測器からの漏れ電流を避けるため
5:ペーストの使用が不要になるため

国試第23回午前:第28問

日常生活中に携帯して心電図を長時間連続記録する装置はどれか。

1:ベクトル心電計
2:ホルター心電計
3:ヒス束心電計
4:テレメータ
5:ディジタル心電計

国試第23回午前:第27問

生体電気計測について正しいのはどれか。

a:電極ペーストは皮膚のインピーダンスを低下させる。
b:体表面電極の静止電位は体動によって変動する。
c:皮膚が乾燥すると皮膚のインピーダンスは低下する。
d:電極に電流を流さないと分極電圧が発生する。
e:生体内部のインピーダンスは皮膚のインピーダンスより低い。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第60問

誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1:SQUIDは生体の微弱な磁束変化を計測する。
2:心電図RR間隔は自律神経の検査にも用いられる。
3:Ag-AgCl電極は分極電圧が小さい。
4:大脳誘発電位計測には加算平均法が用いられる。
5:商用交流雑音対策にはCMRR(開相除去比)の小さい増幅器を用いる。

国試第19回午前:第55問

脳波計測について誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1:臨床上利用される周波数は0.5~100Hzである。
2:標準感度は50μV/5mmである。
3:時定数は0.3sである。
4:周波数が8~14Hzの脳波をα波と呼ぶ。
5:β波はリラックスしているときの脳波である。

国試第19回午前:第54問

心電計の電極を右手と左手とを逆に装着して記録した場合の誘導波形について誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1:第I誘導では極性が反転する。
2:第II誘導と第III誘導が互いに入れ替わる。
3:単極肢誘導のaVRとaVLが互いに入れ替わる。
4:単極肢誘導のaVFでは極性が反転する。
5:単極胸部誘導のV1~V6では通常の波形が得られる。

国試第19回午前:第53問

解析機能付ディジタル心電計の特徴として誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1:平滑化 移動平均
2:記録部 サーマルマルチドットレコーダ
3:量子化 12~16bit
4:サンプリング周波数 100Hz
5:心電図解析 微分演算

国試第22回午後:第85問

生体磁気計測について正しいのはどれか。

a:心臓から発生する磁界の強さは10-11~10-10Tである。
b:脳から発生する磁界の強さは10-13T程度である。
c:肺内に蓄積された磁性微粉体による磁界の強さは10-8~10-7Tである。
d:ホール素子の磁気センシング感度は10-20T程度である。
e:SQUIDの磁気センシング感度は10-14T程度である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第34回午前:第27問

心電図を標準の速さで記録したとき、PQ 間隔が 5 mm の時の PQ 時間[s]はどれか。

1:0.1
2:0.15
3:0.2
4:0.35
5:0.4

国試第34回午前:第28問

筋電計の構成要素でないのはどれか。

1:加算平均装置
2:針電極
3:電気刺激装置
4:音刺激装置
5:スピーカ

国試第34回午前:第24問

心電図について誤っているのはどれか。

1:P 波は心房筋の興奮を表す。
2:PQ 時間の延長は洞結節の障害を表す。
3:QRS 波は心室筋の興奮を表す。
4:ST 部分の下降は心筋虚血の指標である。
5:T 波は心室筋が興奮から回復する時期に現れる。

国試第32回午後:第27問

脳波計測で電位変化の最も小さいのはどれか。

1:睡眠脳波電位
2:覚醒時脳波電位
3:3 .聴性脳幹誘発電位
4:体性感覚誘発電位
5:視覚誘発電位

国試第32回午後:第26問

標準紙送り速さで記録した心電図のR-R間隔が20mmであった。心拍数[回/分]はどれか。

1:40
2:48
3:65
4:75
5:90

国試第22回午後:第27問

筋電計の性能について正しい組合せはどれか。

a:入力インピーダンス --------- 1MΩ以上
b:時定数 ------------------- 0.3秒以上
c:標準感度 ----------------- 10mV/div
d:総合周波数特性 ----------- 5~10000Hz(-3dB)
e:同相除去比(CMRR) --------- 60dB以上
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午後:第26問

心電計の入力インピーダンスを高くする理由として正しいのはどれか。

1:大きな増幅度を必要とするため
2:増幅度の安定化のため
3:信号源インピーダンスが高いため
4:低周波信号を計測するため
5:筋電図の混入を防ぐため

国試第33回午後:第28問

脳磁図計測について正しいのはどれか。

a:脳磁場検出にはホール素子を用いる。
b:計測には静電シールドルームが必要である。
c:センサの冷却には液体へリウムが必要である。
d:脳磁図の空間分解能は脳波より高い。
e:頭皮に垂直な電流双極子による磁場を検出している。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第33回午後:第26問

生体電気信号増幅器に求められる条件はどれか。

a:入力インピーダンスが小さい。
b:入力換算雑音が大きい。
c:入力オフセット電圧が小さい。
d:信号対雑音比が大きい。
e:同相除去比が小さい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午前:第40問

人体にエネルギーを加えて生体情報を得る計測装置はどれか。

1:カプノメータ
2:SQUID磁束計
3:熱電対体温計
4:インピーダンスニューモグラフ
5:重心計

国試第32回午前:第28問

心電図計測の誘導について誤っているのはどれか。

1:胸部誘導ではWilsonの結合点を基準電極として用いる。
2:左足から右手の電位を差し引いた誘導を第III誘導という。
3:差動増幅器のニュートラル端子には右足電極を接続する。
4:aVR誘導は左手と左足を結合した点を基準電極として用いる。
5:双極誘導の間にはII=I+IIIの関係がある。

国試第22回午前:第27問

SQUID磁束計で利用するのはどれか。

1:ホール効果
2:ドプラ効果
3:ジョセフソン効果
4:ジュール・トムソン効果
5:ベンチュリ効果