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血液浄化療法装置の過去問

国試第28回午前:第77問

アルブミンとグロプリン分画の分離に利用される血液浄化器はどれか。

1:血液濾過器
2:血液透析濾過器
3:血漿分離器
4:血漿成分分画器
5:血液吸着器

国試第28回午前:第75問

血液透析を行うことによって是正されるのはどれか。

a:高カリウム血症
b:代謝性アシドーシス
c:エリスロポエチン欠乏
d:ビタミンD欠乏
e:低リン血症
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午後:第47問

血液透析装置の始業点検項目として適切でないのはどれか。

1:エンドトキシン濃度
2:送液圧力
3:透析液温度
4:装置からの液漏れ
5:透析液濃度

国試第12回午後:第64問

血液浄化療法とその特徴との組合せで正しいのはどれか。

a:CAPD―――――――――――体外循環が不要
b:血液濾過法――――――――――透析液が必要
c:持続動静脈血液濾過――――人工透析膜が不要
d:二重濾過血漿分離交換法―――遠心分離装置が必要
e:冷却濾過法―――――――へパリン投与が必要
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午後:第24問

オンラインHDF(血液透析濾過)で誤っているのはどれか。

1:透析液を補液に使う。
2:エンドトキシン捕捉フィルタが不要である。
3:専用の濾過フィルタを使用する。
4:透析液を清浄化する必要がある。
5:濾過流量によって除去性能が変化する。

国試第28回午前:第20問

血液透析中の患者で血小板減少と血栓症が認められた場合、原因として考えられる薬剤はどれか。

1:ナファモスタットメシル酸塩
2:鉄剤
3:エリスロポエチン製剤
4:ヘパリン
5:ビタミンD製剤

国試第28回午前:第19問

血漿交換療法が適応となる疾患・病態でないのはどれか。

1:劇症肝炎
2:逆流性食道炎
3:全身性エリテマトーデス
4:家族性高コレステロール血症
5:ギラン・バレー症候群

ME2第35回午後:第11問

血液透析について正しいのはどれか。

1:拡散と限外濾過により物質除去を行う。
2:透析液と血液は並流で流す。
3:過剰の水分は浸透圧により除去する。
4:抗凝固薬は使用しない。
5:主に積層型の透析器を用いる。

国試第27回午後:第79問

透折中の溶血の原因で誤っているのはどれか。

1:配管内消毒液の残存
2:抗凝固薬注入量の過多
3:配管材劣化による有害成分の混入
4:水処理装置の故障による希釈水の汚染
5:液温監視装置の故障による透析液温の上昇

国試第27回午後:第76問

血液透析液について正しいのはどれか。

1:ジギタリス服用患者ではカリウム濃度調整が必要である。
2:ナトリウム濃度が高いと低血圧を起こしやすい。
3:糖尿病患者には無糖透析液を用いる。
4:酢酸透析液は血管収縮を起こす。
5:透析液はアルカリ化剤を含まない。

国試第27回午後:第75問

水処理システムの装置と除去する目的物質との組合せで正しいのはどれか。

1:逆浸透装置 懸濁粒子
2:プレフィルタ 遊離塩素
3:活性炭吸着装置 マグネシウムイオン
4:軟水化装置 ナトリウムイオン
5:限外濾過フィルタ エンドトキシン

国試第27回午後:第74問

CAPDについて誤っているのはどれか。

1:在宅治療で使われる。
2:溶質除去の原理は吸着である。
3:血液透析に比べ中分子量物質の除去に優れる。
4:被嚢性腹膜硬化症を起こすことがある。
5:除水は透析液中のブドウ糖濃度に影響される。

国試第27回午後:第25問

アフェレシス療法の適応となる疾患はどれか。

a:気管支喘息
b:クローン病
c:重症筋無力症
d:関節リウマチ
e:アトピー性皮膚炎
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午後:第44問

血液透析装置の定期点検項目でないのはどれか。

1:漏血検知器感度の確認
2:気泡検知器の動作確認
3:ダイアライザの交換
4:エンドトキシンカットフィルタの交換
5:血液ポンプのオクルージョン調整

国試第38回午後:第79問

アフェレシス療法について正しいのはどれか。

a:血漿分離法としては遠心分離法と膜分離法がある。
b:二重濾過血漿分離法には置換液としてアルブミン製剤を使用する。
c:LDLアフェレシスは家族性高コレステロール血症に適応がある。
d:膜型血漿分離法ではアデニン加クエン酸ブドウ糖液を抗凝固薬として用いる。
e:エンドトキシン吸着は血漿吸着療法である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第38回午後:第76問

バスキュラーアクセスの造設に外科手術が必要でないのはどれか。

1:自己血管内シャント
2:人工血管内シャント
3:表在化動脈(動脈表在化)
4:カフ型カテーテル
5:非カフ型カテーテル

国試第38回午後:第77問

透析治療中の患者に大幅な血圧低下がみられた。このときの対応として誤っているのはどれか。

1:下肢を挙上する。
2:除水速度を下げる。
3:昇圧薬を投与する。
4:透析液温度を上げる。
5:生理食塩液を投与する。

国試第38回午後:第75問

血液透析液の組成について正しいのはどれか。

a:$Na^+$ 135~140 mEq/L
b:$K^+$ 2.0~2.5 mEq/L
c:グルコース 1000~1500 mg/dL
d:$HCO_3^-$ 40~45 mEq/L
e:$Ca^{2+}$ 2.5~3.5 mEq/L
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第38回午後:第74問

図は血液透析の標準的な回路構成である。気泡センサを取り付ける位置として最も適切なのはどれか。

iiB-acW7VP
1:A
2:B
3:C
4:D
5:E

ME2第34回午後:第35問

血液透析において次の項目を増加させた場合、小分子量物質(分子量500以下)のクリアランスに最も影響を与えるのはどれか。

1:血流量
2:膜面積
3:透析時間
4:透析液流量
5:除水速度