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血液浄化療法装置の過去問

国試第25回午前:第78問

バスキュラーアクセスで正しいのはどれか。

1:動脈表在化法の合併症にスチール症候群がある。
2:作成の第一選択は自己血管を用いた内シャントである。
3:静脈カテーテルの穿刺部位として外頸静脈が選択される。
4:合併症で最も頻度が高いのは感染である。
5:最も多く用いられている人工血管はポリウレタン製である。

国試第25回午前:第79問

透析液について誤っているのはどれか。

1:カプラは定期的に消毒する。
2:透析液ナトリウム濃度を上昇させると血圧が安定する。
3:透析液に用いる原水は水道法による水質基準を満たす必要がある。
4:エンドトキシン捕捉フィルタは細菌も捕捉する。
5:水処理装置は上流から逆浸透、活性炭吸着、硬水軟化装置の順である。

国試第25回午前:第76問

ポリスルホン膜で正しいのはどれか。

a:対称構造を持つ。
b:陰性荷電膜である。
c:我が国で最も使われている透析膜である。
d:セルロース膜より透水性が高い。
e:アンギオテンシン変換酵素阻害薬は併用禁忌である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午前:第74問

血液浄化の原理で誤っているのはどれか。

1:吸 着
2:浸 透
3:拡 散
4:濾 過
5:分 解

国試第25回午前:第75問

ダイアライザで正しいのはどれか。

1:限外濾過率は透水性を表す指標である。
2:クリアランスは血流量の影響を受けない。
3:ふるい係数が大きい溶質は膜透過しにくい。
4:透析液は中空糸束の中心部ほど流れやすい。
5:膜面積が大きいと不均衡症候群は起きにくい。

ME2第31回午前:第56問

血液浄化療法について正しい組合せはどれか。

1:拡 散:濃度差による溶媒の移動
2:浸 透:濃度差による溶質の移動
3:濾 過:圧力差による溶液の移動
4:吸 着:圧力差による溶質の移動
5:吸 収:物質間の親和力による物質の移動

国試第25回午前:第19問

白血球除去療法の適応がある疾患はどれか。

1:逆流性食道炎
2:胃潰瘍
3:胃 癌
4:大腸ポリープ
5:潰瘍性大腸炎

国試第36回午前:第79問

HDに比べたCAPDの特徴として正しいのはどれか。 

a:小分子溶質の除去に優れる。 
b:循環系への影響が少ない。 
c:不均衡症状が起きにくい。 
d:20年以上の長期透析が可能である。 
e:糖負荷量が少ない。 
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午前:第78問

糖尿病を原疾患とする患者が血液透析を受けている。ドライウェイトは60kgであり、4時間で4Lの除水を行っている。開始時140/90mmHgであった血圧が、透析3時間後に80/50mmHgとなった。このときの対応として正しいのはどれか。 

1:頭部挙上 
2:除水速度増加 
3:降圧薬の内服 
4:透析液加温 
5:生理食塩液の投与 

国試第36回午前:第77問

親水化剤としてポリビニルピロリドン(PVP)を含有し、非対称構造をもつ透析膜はどれか。 

a:セルローストリアセテート(CTA) 
b:ポリスルフォン(PS) 
c:ポリエーテルスルフォン(PES) 
d:ポリエステル系ポリマーアロイ(PEPA) 
e:ポリメチルメタクリレート(PMMA) 
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午前:第76問

オンラインHDFの特徴として誤っているのはどれか。 

1:透析装置から送られた透析液の一部を置換補充液として使用する。
2:.浄化器としてヘモダイアフィルタを使用する。 
3:清浄化された透析液の利用が前提である。 
4:前希釈法に比べ後希釈法では大量置換が可能である。 
5:同条件の血液透析に比べ浄化器に流れ込む透析液流量は減少する。 

国試第36回午前:第75問

血液透析によって積極的に除去すべき血中の物質はどれか。 

a:クレアチニン 
b:尿素 
c:b2-ミクログロブリン 
d:重炭酸 
e:ヘモグロビン 
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第30回午後:第48問

血液透析に使用される水処理装置の定期点検項目として不適切なのはどれか。

1:細菌培養
2:エンドトキシン
3:残留塩素濃度
4:イオン交換樹脂
5:二酸化炭素吸収剤

国試第24回午後:第79問

透析液管理で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

a:軟水化装置はクロラミンを除去する。
b:2液混合型では原液を混合した後に希釈する。
c:活性炭吸着装置は軟水化装置の上流に設置する。
d:透析液温監視装置は高温による溶血を防止する。
e:エンドトキシンカットフィルタは複数箇所に設置する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午後:第78問

不均衡症候群の対処法として誤っているのはどれか。(生体機能代行装置学)

1:血液流量を低く設定する。
2:マニトールを点滴する。
3:短時間頻回透析を行う。
4:低ナトリウム透析液を使用する。
5:小面積のダイアライザを使用する。

国試第24回午後:第75問

血液浄化装置の監視装置で誤っている組合せはどれか。(生体機能代行装置学)

1:漏血検出器 光透過
2:気泡検出器 超音波
3:濃度計 浸透圧
4:温度計 サーミスク
5:圧力計 ストレインゲージ

ME2第30回午後:第39問

血液透析で気泡検知器を必ず設置しなければならない箇所はどこか。

1:動脈(脱血)ライン
2:静脈(返血)ライン
3:透析液供給ライン
4:透析液排液ライン
5:補液(生食)ライン

国試第24回午後:第77問

バスキュラーアクセスで正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

a:第一選択は人工血管を用いた内シャントである。
b:動脈表在化は心不全患者に用いられる。
c:スチール症候群ではシャントによって末梢循環障害を生じる。
d:シャント動静脈瘤は石灰化するので手術適応はない。
e:カフ付きトンネルカテーテルによって感染は防止される。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午後:第74問

透析膜で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

1:ポリスルホン膜は対称構造をもつ。
2:ポリアクリロニトリル膜は陽性荷電が強い。
3:セルロース膜は補体活性化作用が軽度である。
4:エチレンビニルアルコール膜は抗血栓性に優れる。
5:ポリメチルメタクリレート膜はタンパク吸着性が低い。

ME2第30回午後:第15問

透析液用水処理システムでカルシウムを効率よく除去するのはどれか。

1:逆浸透装置
2:活性炭吸着装置
3:軟水化装置
4:紫外線照射装置
5:限外濾過器