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臨床医学総論の過去問

国試第13回午前:第22問

肺結核の感染・発症について誤っているのはどれか。

1:菌は飛沫感染をする。
2:若年時の初感染病巣の再発例が多い。
3:病巣の好発部位は肺尖部である。
4:菌の同定には核酸増幅検査(PCR)が有用である。
5:ツベルクリン検査が強陽性であれば発症している。

国試第13回午前:第21問

成人呼吸窮迫症候群(ARDS)で正しいのはどれか。

a:出血性ショックは誘因である。
b:頻呼吸を呈する。
c:胸部エックス線像上でスリガラス様陰影を示す。
d:肺動脈楔入圧が25mmHg以上になる。
e:酸素療法の効果が顕著に現れる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午前:第20問

誤っている組合せはどれか。

1:気管支拡張症 ―――― 喀痰量の増加
2:気管支喘息 ――――― 呼気延長
3:慢性肺気腫 ――――― 胸部エックス線の透過性亢進
4:肺結核 ――――――― 喀血
5:肺線維症 ―――――― 肺胞の過膨張

国試第13回午前:第19問

呼吸器疾患について誤っているのはどれか。

1:気管支喘息では気道抵抗が上昇する。
2:慢性気管支炎では1秒率が減少する。
3:肺気腫では残気率が減少する。
4:肺線維症では肺活量が減少する。
5:間質性肺炎では肺コンプライアンスが減少する。

国試第6回午後:第68問

ICUに常備する医療機器として適切でないのはどれか。

1:心電計
2:救急蘇生用具
3:心細動除去器
4:ハイパーサーミア
5:ペースメーカ

国試第13回午前:第12問

動脈硬化症で誤っているのはどれか。

1:大動脈は好発部位の一つである。
2:動脈壁の弾性が失われる。
3:病変は動脈中膜に最も顕著に表れる。
4:病変部にはコレステロールが沈着している。
5:古い病変ではカルシウムの沈着がみられる。

国試第13回午前:第10問

細胞性免疫が主因であるのはどれか。

1:アレルギー性鼻炎
2:気管支喘息
3:移植拒絶反応
4:自己免疫性溶血性貧血
5:血清病

国試第13回午前:第8問

循環障害について正しいのはどれか。

a:血栓とは血管外に漏れ出た血液の塊をいう。
b:充血とは全身の血液量が増加した状態をいう。
c:梗塞とは終動脈内腔の閉塞による循環障害をいう。
d:うっ血とは静脈血の循環障害によって組織に血液がたまった状態をいう。
e:浮腫とは組織間液の異常な増加状態をいう。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午前:第6問

感染型食中毒の起因菌はどれか。

a:サルモネラ菌
b:ボツリヌス菌
c:黄色ブドウ球菌
d:腸炎ビブリオ
e:病原性大腸菌
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午後:第90問

滅菌について正しいのはどれか。

a:エチレンオキサイドガス(EOG)滅菌ではエアレーションが必要である。
b:高圧蒸気滅菌では一度真空状態にする。
c:ガンマ線滅菌は植え込み材料に使用できない。
d:紫外線滅菌では100nmの波長を用いる。
e:煮沸滅菌は2気圧に加圧する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第48問

腎性骨異栄養症の対策で正しいのはどれか。

a:リン含有量の多い食品の摂取
b:上皮小体 (副甲状腺)ホルモンの吸着除去
c:血清カルシウム値の正常化
d:活性型ビタミンDの投与
e:輸 血
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第47問

慢性透析患者の血圧上昇の原因として正しいのはどれか。

a:血管内水分量の過剰
b:レニン分泌の過剰
c:BUNの上昇
d:血中リン値の上昇
e:ヘマトクリット値の低下
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午前:第45問

出血傾向をきたす疾患とその原因の組合せで正しいのはどれか。

a:特発性血小板減少性紫斑病 ――- 血小板産生の減少
b:急性骨髄性白血病 ――――---- 血小板消費の亢進
c:多発性骨髄腫 ――――――---- M蛋白の増加
d:播種性血管内凝固症侯群(DIC) ――――凝固因子と血小板の消費亢進
e:重症肝障害 ――――――----- 凝固因子の産生障害
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第43問

機械的腸閉塞の原因とならないのはどれか。

1:嵌頓へルニア
2:S状結腸絞扼
3:腸管癒着
4:腸重積
5:大腸憩室

国試第9回午前:第42問

急性腹症のうち緊急手術の適応でないのはどれか。

1:絞扼性イレウス
2:急性ポルフィリン症
3:十二指腸潰瘍穿孔
4:へルニア嵌頓
5:子宮外妊娠破裂

国試第9回午前:第44問

鉄欠乏性貧血について誤っているのはどれか。

a:思春期に好発する。
b:小血球性貧血である。
c:低色素性貧血である。
d:血清フェリチン値は正常である。
e:骨髄では網状赤血球が増加している。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午前:第41問

腎病変を続発する疾患として誤っているのはどれか。

a:へノッホ・シェーンライン(Henoch-Schonlein)紫斑病
b:バセドー病
c:動脈管開存症
d:骨髄腫
e:膠原病
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第41問

気管内挿管(経口、経鼻、経気管切開口)の合併症として考えられないのはどれか。

1:分泌物による内腔閉塞
2:気管食道瘻
3:食道静脈瘤
4:声門浮腫
5:皮下気腫

国試第9回午前:第38問

急性腎不全の原因について正しいのはどれか。

a:心筋梗塞
b:低カルシウム血症
c:副腎皮質ステロイド薬の投与
d:敗血症
e:後腹膜線維症
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第39問

腎移植について正しいのはどれか。

1:ABO血液型不適合は絶対的禁忌である。
2:脳腫瘍患者からの提供死体腎は移植の適応とならない。
3:HLAの適合度のうちA抗原適合度が移植成績と最もよく相関する。
4:超急性拒絶反応には免疫抑制剤の大量投与療法が有効である。
5:急性拒絶反応の主な病態は細胞性免疫反応である。