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臨床医学総論の過去問

国試第6回午前:第29問

誤っているのはどれか。

1:フグ中毒の救命率は人工呼吸器による呼吸管理によって向上する。
2:破傷風菌の毒素は主に筋肉系をおかす。
3:筋萎縮性側索硬化症では運動神経系の障害を起こす。
4:進行性筋ジストロフィーでは換気機能が障害される。
5:慢性気管支炎は病因の面で喫煙との関係が深い。

国試第6回午前:第31問

慢性腎不全にみられるのはどれか。

a:高クレアチニン血症
b:代謝性アルカローシス
c:高浸透圧尿
d:高窒素血症
e:貧血
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午前:第26問

浮腫について正しいのはどれか。

a:細胞内液が異常に増加した状態をいう。
b:血液の膠質浸透圧上昇で起こる。
c:血管内水分の血管外漏出や滲出で起こる。
d:急性糸球体腎炎で認められる。
e:ネフローゼ症候群で認められる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午前:第27問

腎病変を続発する疾患として誤っているのはどれか。

a:ヘノッホ・シェーンライン(Henoch-Schoenlein)紫斑病
b:バセドー病
c:動脈管開存症
d:骨髄種
e:膠原病
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午前:第24問

先天性心疾患として小児でもっとも多いのはどれか。

1:心房中隔欠損症
2:心室中隔欠損症
3:動脈管開存症
4:肺動脈弁狭窄症
5:大血管転位症

国試第6回午前:第22問

心電図について誤っているのはどれか。

a:STとはS波の終わりからT波の終わりまでをいう。
b:PQ時間とは活動電位の房室伝導に要する時間である。
c:房室ブロックにはウェンケバッハ調律がある。
d:WPW症候群は心電図所見で診断される。
e:心房細動ではQRS波は規則的に出現する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午前:第23問

先天性心疾患でチアノーゼがみられるのはどれか。

a:ファロー四徴症
b:完全大血管転位症
c:心室中隔欠損症
d:大動脈縮窄症
e:純型肺動脈狭窄症
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午前:第20問

呼吸不全について誤っているのはどれか。

1:大気吸入時の動脈血酸素分圧は60mmHg以下となる。
2:高炭酸ガス血症を伴うと意識障害をきたす。
3:高炭酸ガス血症に酸素を投与するときには換気抑制に注意する。
4:呼吸不全は大動脈バルーンパンピング法の適応である。
5:呼吸不全は肺に病変がなくても起こり得る。

国試第6回午前:第18問

慢性肺気腫にみられるのはどれか。

a:ビア樽状胸
b:肉芽種
c:大量の喀痰
d:蜂窩肺
e:口すぼめ呼吸
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午前:第17問

意識障害者などにみられる嚥下性肺炎の原因として多いのはどれか。

1:ニューモシスティス・カリニ
2:トリコモナス
3:マイコプラズマ
4:嫌気性菌
5:クラミジア

国試第6回午前:第16問

正しいのはどれか。

a:心筋梗塞は冠動脈の閉塞によって起こる。
b:肝硬変のときに起こる大量の吐血は食道静脈瘤の破裂による。
c:脳には側副循環路は存在しない。
d:心肥大は心臓を構成する細胞数の増加により起こる。
e:すべての組織は欠損すると再生する能力をもっている。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第48問

消毒薬とその使用部位との組合せで適切でないのはどれか。

1:クレゾール石けん ――――――――――― 腟粘膜
2:塩化ベンザルコニウム(オスバン) ―――--- 口腔粘膜
3:グルタールアルデヒド ――――――――― 角膜
4:ピドンヨード(イソジン) ――――――――― 腸管
5:クロールヘキシジン ―――――――――― 手指

国試第12回午前:第44問

滅菌、消毒について正しいのはどれか。

a:グルタールアルデヒドは20%の濃度で用いる。
b:アルコールは純エタノール(100%)で用いる。
c:乾熟滅菌は130°C、作用時間15分で行う。
d:ガンマ線の滅菌効果は微生物構成成分の変性による。
e:蒸気滅菌は120°C、作用時間30分で行う。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午前:第4問

感染病について正しいのはどれか。

a:保菌者とは症状がなく特定の病原体をもつ感染者をいう。
b:検疫伝染病は検疫法や国際保健規則により定められる。
c:感染経路には直接伝播と間接伝播の二つがある。
d:サーベイランスは感染経路対策として有用である。
e:日本脳炎は伝染予防法に基づく法定伝染病ではない。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第42問

心マッサージ(胸骨圧迫法)について正しいのはどれか。

a:救助者が1名の場合は心マッサージと呼気吹き込みとの比率は5:1とする。
b:乳幼児では80~100回/分とする。
c:成人では胸骨が3.5~5cm沈むように押す。
d:圧迫解除時でも手掌は胸骨上から離さない。
e:施行中の心拍出量は正常時の30~40%にとどまる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第41問

ガス麻酔薬はどれか。

1:亜酸化窒素(笑気)
2:セボフルラン
3:イソフルラン
4:エンフルラン
5:ハロタン

国試第12回午前:第39問

急性の播種性血管内凝固症候群(DIC)について正しいのはどれか。

a:尿糖がみられる。
b:出血傾向がみられる。
c:産科的疾患に合併しやすい。
d:ヘパリンが有効である。
e:高血圧が起こりやすい。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第38問

痴呆について誤っているのはどれか。

1:我が国では脳血管性痴呆が最も多い。
2:脳血管性痴呆は段階的に進行する。
3:アルツハイマー型痴呆は40歳以下での発症が多い。
4:アルツハイマー型痴呆には遺伝性のものがある。
5:アルツハイマー型痴呆の大脳皮質は広範に萎縮する。

国試第12回午前:第35問

輸血療法について正しいのはどれか。

a:健常成人では出血量600mlまでは輸血しない。
b:Rh陽性患者にRh陰性の赤血球を輸血してもよい。
c:化学療法時の血小板数は通常2万/μl以上を維持する。
d:新鮮凍結血漿輸血の目的は栄養補給である。
e:血清アルブミン濃度は通常4g/dl以上を維持する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第37問

誤っているのはどれか。

1:コレステロール系結石はカルシウムが主要成分である。
2:胆嚢結石があっても無症状なこともある。
3:急性膵炎では血中,尿中のアミラーゼが高値となる。
4:慢性膵炎の原因としてはアルコールの過飲が最も多い。
5:膵癌は予後の最も悪い癌の一つである。