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医用機器安全管理学の過去問

ME2第29回午後:第54問

JIS T 0601-1で規定されている単一故障として正しいのはどれか。

1:クラスⅠ機器の保護接地線断線時の接地漏れ電流
2:クラスⅡ機器の強化絶縁破壊時の外装漏れ電流
3:保護接地線断線時のCF形装着部の患者漏れ電流Ⅱ
4:永久設置形のクラスⅠ機器の保護接地線断線時の外装漏れ電流
5:F形装着部に電源電圧が乗ったときの患者漏れ電流Ⅲ

ME2第29回午後:第52問

非接地配線方式について誤っているのはどれか。

1:絶縁変圧器の2次側電路は接地してはいけない。
2:2次側電路の定格電圧は単相2線式100Vでなければならない。
3:絶縁変圧器の2次巻線から1次巻線への漏れ電流の許容値は0.1mA以下である。
4:絶縁変圧器を用いることによってミクロショックを防止できる。
5:電源線の1線地絡事故に際しても他の医用電気機器に電力を供給することができる。

国試第35回午後:第36問

ESWLによる結石破砕時に損傷の危険がある組織はどれか。 

a:肺 
b:腸 
c:肝臓 
d:腎臓 
e:筋肉 
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第29回午後:第53問

医用電気機器のクラス別分類で誤っているのはどれか。

1:内部電源機器の保護手段は基礎絶縁である。
2:クラスⅠ機器の追加保護手段は保護接地である。
3:クラスⅡ機器は2Pプラグで使用しでもよい。
4:クラスⅠ機器は使用上の設備による制限がある。
5:バッテリーを内蔵したクラスⅠ機器を商用交流電源に接続したときは内部電源機器として扱う。

ME2第29回午後:第51問

JIS T 1022に規定されている非常電源について正しいのはどれか。

1:一般非常電源のコンセントの色は緑である。
2:特別非常電源のコンセントの色は白である。
3:一般非常電源の立ち上がり時間は20秒以内である。
4:瞬時特別非常電源の立ち上がり時間は1秒以内である。
5:特別非常電源の立ち上がり時間は10秒以内である。

ME2第29回午後:第47問

麻酔器の保守点検をした。異常なのはどれか。

1:酸素濃度計のセンサを空気にさらし、酸素濃度が21%であった。
2:酸素ガスの供給を止めると、亜酸化窒素ガスが遮断された。
3:補助酸素ボンベの内圧が10MPaであった。
4:炭酸ガス吸収剤が紫色であった。
5:酸素フラッシュ流量が40l/分で、あった。

ME2第29回午後:第48問

EPRシステムについて点検をした。適切でないのはどれか。

1:ME機器の露出金属部とEPRポイントの電位差を測定した。
2:ベッドから3m離れた固定のME機器との電位差は測定対象外とした。
3:機器間の電位差が5mVであった。
4:等電位化導線の抵抗は1Ωであった。
5:心臓カテーテル室に設置されていることを確認した。

ME2第29回午後:第49問

漏れ電流を測定した。誤っているのはどれか。

1:電源プラグの極性を逆にして、患者漏れ電流Ⅲを測定した。
2:電源導線の片側の断線を模擬して、接地漏れ電流を測定した。
3:電極装着部と壁面アース間に測定器を入れて、患者漏れ電流Ⅰを測定した。
4:プラスチック外装機器の外装漏れ電流は金属箔を用いて測定した。
5:保護接地線の断線を模擬して、接地漏れ電流を測定した。

ME2第29回午後:第46問

輸液ポンプの日常の保守点検について誤っているのはどれか。

1:交流電源駆動からバッテリー駆動に切り替わるかどうかテストする。
2:外装清拭は院内感染予防にもなる。
3:閉塞アラームの点検には血圧計が必要である。
4:電源プラグの目視点検は重要である。
5:バッテリーの前回交換時期を確認する。

ME2第29回午後:第29問

体外式ペースメーカの操作や管理で正しいのはどれか。

1:出力を刺激閾値の80%にセットした。
2:操作パネルのカバーを開けたままにしておいた。
3:自己脈(自発心電図)が出始めたのでVOOぺーシングに切り替えた。
4:電気メスを使用するので一時的にデマンド機能をOFFにした。
5:ペースメーカはBF形の機器として点検する。

ME2第29回午後:第44問

除細動装置の保守点検について誤っているのはどれか。

1:自動体外式除細動器(AED)は毎日動作確認する。
2:R波同期試験には心電図シミュレータが有効である。
3:パドルにペーストが付着していたら拭き取る。
4:ポータブル型はバッテリー管理が重要である。
5:充電時間はバッテリー劣化の目安になる。

ME2第29回午後:第41問

観血式血圧測定において、「血圧のディジタル表示値がおかしい」と言われた。故障点検として適切でないのはどれか。

1:血圧トランスデューサの高さを確認した。
2:キャリブレーションを行った。
3:血圧波形のスケール(レンジ)を変更した。
4:ゼ口調整を行った。
5:血圧測定ラインに逆流がないか確認した。

ME2第29回午後:第40問

滅菌後、副作用防止のため十分なエアレーションを必要とするのはどれか。

1:高圧蒸気滅菌
2:エチレンオキサイドガス滅菌
3:γ線照射滅菌
4:電子線滅菌
5:プラズマ滅菌

ME2第29回午後:第33問

輸液ポンプを使用している患者を病室から検査室へ移送しているときにアラームが発生した。原因として考えられないアラームはどれか。

1:閉塞アラーム
2:滴下異常アラーム
3:気泡アラーム
4:電池電圧低下アラーム
5:薬液濃度異常アラーム

ME2第29回午後:第32問

レーザ手術装置の操作で誤っているのはどれか。

1:患者、術者および周囲の補助者は保護眼鏡を着用する。
2:照射部位以外の術野を適宜保護する。
3:ステンレス製の手術器具を用いる。
4:照射方向は術者の眼の高さより下げる。
5:術者の眼の位置を照射部位からなるべく離す。

国試第24回午前:第45問

平成19年度に施行された改正医療法における医療機器安全管理責任者の業務はどれか。(医用機器安全管理学)

a:医薬品の副作用に関する研修
b:医療機器に関連した事故責任の追及
c:医療機器を取り扱う従業者の研修
d:医療機器保守点検計画の策定
e:医療機器安全情報の一元的な管理
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第29回午後:第30問

心室細動患者の除細動通電前の処置で誤っているのはどれか。

1:胸部を露出させる。
2:胸部の汗をぬぐう。
3:酸素吸入を取り外す。
4:蘇生バッグによる人工呼吸を止める。
5:介助者が患者の四肢を押さえる。

国試第24回午前:第43問

高圧ガス保安法における貯蔵で誤っているのはどれか。(医用機器安全管理学)

1:転倒を防止する措置がある。
2:周囲温度は40°C以下である。
3:気密性が保たれた場所である。
4:充填容器と残ガス容器が区別できる。
5:可燃性ガス容器は種類ごとに区分して置く。

国試第24回午前:第44問

機器Aは10回に1回は使用できない。機器Bは5回に1回は使用できない。機器Aと機器Bを同時に使用した場合に、少なくともどちらか一方によって使用目的が達成できる確率(信頼変)はどれか。(医用機器安全管理学)

1:0.72
2:0.8
3:0.9
4:0.98
5:0.99

国試第20回午前:第89問

正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a:静電シールド内に電磁障害源が置かれる場合には、遮へい導体は接地する。
b:心電計の誘導コードに用いるシールド線は高周波に限りシールド効果がある。
c:心電図モニタリング中の患者に電気毛布を使用するときは、身体の下に導電性のシーツを敷く。
d:ペースメーカ装着患者は頭部MRI検査を受けられる。
e:電気メスとIABPを同時に使用するときには、トリガ信号として動脈圧波形を用いる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e