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第32回国試午後6問の類似問題

ME2第29回午前:第41問

観血式血圧計で動脈圧を測定中にカテーテル内の凝血で圧波形がなまることがある。この現象は、次のどの回路の応答に似ているか。

1:低域通過フィルタ
2:高域通過フィルタ
3:バッファ回路
4:微分回路
5:共振回路

国試第34回午前:第83問

正しいのはどれか。

a:動脈血圧のピーク値は体の部位によって異なる。
b:血管内径が小さくなると血管抵抗は上昇する。
c:血管に石灰化が起こると脈波伝搬速度は増加する。
d:大動脈では動圧の値と静圧の値はほぼ等しい。
e:動脈径が大きいほど脈波伝搬速度は増加する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午前:第41問

スワンガンツカテーテルで測定可能なのはどれか。

a:中心静脈圧
b:心拍出量
c:左心室圧
d:大動脈圧
e:肺動脈?入圧
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第37回午前:第2問

体表から触知できない動脈はどれか。

1:橈骨動脈
2:上腕動脈
3:大腿動脈
4:足背動脈
5:腕頭動脈

国試第30回午前:第7問

心臓について誤っているのはどれか。

1:洞房結節は右房に存在する。
2:右冠動脈は腕頭動脈から分岐する。
3:三尖弁は右房と右室との間に存在する。
4:乳頭筋は心室内に存在する。
5:上行大動脈は主肺動脈の背側を走行する。

ME2第31回午後:第3問

観血式血圧計について誤っているのはどれか。

1:トランスデューサにストレインゲージが使用される。
2:血圧アンプには低域遮断フィルタが使用される。
3:ダンピングデバイスは血圧波形の歪みを抑える装置である。
4:連続した血圧モニタリングが可能である。
5:血圧値のゼロを大気圧に合わせることをゼロバランス調整という。

国試第34回午前:第29問

心拍出量の計測ができないのはどれか。

1:熱希釈法
2:色素希釈法
3:脈波伝搬速度法
4:超音波断層法
5:血圧波形解析法

ME2第28回午後:第34問

熱希釈式心拍出量測定で誤っているのはどれか。

1:末梢静脈よりカテーテルを挿入する。
2:注入液はできるだけゆっくり注入する。
3:注入するブドウ糖液は通常0℃に冷却する。
4:カテーテルの種類が異なる場合はカテーテル係数を設定しなおす。
5:初回測定時には大きな誤差を生じやすい。

国試第38回午後:第28問

心拍出量の測定について誤っているのはどれか。

1:Fick法では動静脈血酸素含有較差を利用する。
2:色素希釈法では指示薬としてインドシアニングリーンを用いる。
3:単回の熱希釈法では冷却した指示薬を右房に注入する。
4:熱希釈法を利用して連続心拍出量を測定できる。
5:動脈圧波形解析法ではサーモダイリューションカテーテルを用いる。

ME2第35回午後:第18問

スワン・ガンツカテーテルで測定しないのはどれか。

1:右心房圧
2:右心室圧
3:肺動脈圧
4:肺動脈楔入圧
5:大動脈圧

国試第26回午前:第7問

誤っているのはどれか。

1:左心房と左心室の間には僧帽弁がある。
2:冠状動脈は上行大動脈起始部から出る。
3:小腸の静脈血は門脈に集められる。
4:胸管は右静脈角に入る。
5:動脈壁は3層からなる。

国試第36回午後:第28問

熱希釈式肺動脈カテーテルで計測できないのはどれか。

1:.混合静脈血酸素飽和度 
2:左室収縮期圧 
3:中心静脈圧 
4:心拍出量 
5:肺動脈圧 

国試第30回午後:第28問

観血式血圧計測において測定ラインヘの血液の逆流が発生した。可能性のある原因はどれか。

a:カテーテルの先当たり
b:血栓形成
c:血圧測定ライン接続部分の緩み
d:三方活栓の操作ミス
e:加圧バッグの圧力不足
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午前:第25問

健常人の循環器系において圧力差がほとんどないのはどれか。

a:左心室収縮期圧と右心室収縮期圧
b:平均右心房圧と右心室拡張期圧
c:平均上大静脈圧と肺動脈拡張期圧
d:右心室収縮期圧と肺動脈収縮期圧
e:平均左心房圧と平均肺動脈標入圧
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午前:第29問

観血式血圧測定について正しいのはどれか。

1:チューブ内に気泡が混入すると平均血圧が下がる。
2:血管内に留置したカテーテル内を蒸留水で満たす。
3:加圧バッグの内圧は収縮期血圧に等しくする。
4:ゼロ校正の基準は中心静脈圧が使われる。
5:フラッシュデバイスは抗凝固薬の持続注入機能をもつ。

国試第35回午後:第28問

観血式血圧測定で、実際よりも最高血圧が低く、最低血圧が高く表示される原因となるのはどれか。 

1:トランスデューサの位置が右心房よりも高い。 
2:加圧バッグの内圧が標準よりも高い。 
3:血液凝固によってカテーテル内腔が狭窄する。 
4:ゼロ点調整が不良である。 
5:導管系が共振する。 

国試第31回午前:第7問

心血管の構造について誤っているのはどれか。

1:洞結節は右心房の近傍に存在する。
2:左冠動脈は二本に分岐する。
3:僧帽弁は三尖よりなる。
4:右総頸動脈は腕頭動脈から分岐する。
5:大動脈壁は三層構造よりなる。

ME2第38回午前:第50問

頸動脈超音波検査で誤っているのはどれか。

1:3.5MHzのリニアプローブを用いる。
2:内頚動脈などの血管径の計測ができる。
3:超音波ドプラ法では血流速度が得られる。
4:カラードプラ法では血流方向の検出ができる。
5:組織ハーモニックイメージングは高調波を用いる。

ME2第34回午後:第22問

聴診法による血圧測定で収縮期血圧値が低く測定された。その原因として考えられるのはどれか。

1:腕に対して狭い幅のカフを使用した。
2:カフの巻き方がゆるかった。
3:水銀柱が傾いていた。
4:水銀柱の空気フィルタがつまり気味であった。
5:脱気速度が速すぎた。

国試第15回午前:第15問

誤っているのはどれか。

1:充血は細動脈の拡張によって起こる。
2:うっ血は静脈血の還流が妨げられることによって起こる。
3:虚血では単位容積の血液中に含まれる血色素量が基準値以下になる。
4:止血には血管壁、血小板および凝固因子が関与する。
5:内皮の傷害は血栓形成の誘因となる。