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システム安全の過去問

ME2第32回午後:第58問

人工膵臓は血糖値をモニタリングして自動的にインスリンを注入する装置である。人工膵臓の血糖測定部の信頼度が0.80、演算処理部の信頼度が0.90、インスリン注入部の信頼度が0.90のとき、人工膵臓が正常に動作する信頼度はおよそいくらか。

1:2.6
2:1.9
3:0.90
4:0.80
5:0.65

国試第10回午後:第34問

図において、機器の故障がすべて独立に発生する場合、システム全体のおおよその信頼度はどれか。ただし、図中の数値は機器の信頼度である。

10PM34-0
1:0.94
2:0.86
3:0.63
4:0.53
5:0.3

国試第7回午後:第79問

非接地配線方式について正しいのはどれか。

a:一線の地絡時にも電源の供給を確保することを目的としている。
b:絶縁監視装置(アイソレーションモニタ)は必要でない。
c:一つの医用機器の絶縁不良事故で容易に停電する。
d:絶縁トランスが設備側にあるため、機器故障時に漏れ電流は増加する。
e:手術室やICUのように生命維持管理装置を使う場所では採用することが望ましい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午前:第87問

誤っている組合せはどれか。

1:FTA ―――――――――――― 故障の樹分析
2:MTTR ――――――――――― 平均修理時間
3:定常アベイラビリティ ------------ 機器の利用可能な時間割合
4:MTBF ―――――――――---- 平均動作不能時間
5:FMEA ――――――――------ 故障モード効果分析

国試第11回午前:第82問

病院の非常電源について正しいのはどれか。

a:生命維持装置を使用する医用室には非常電源からの給電が必要である。
b:非常電源が供給されるコンセントの外郭は緑色とする。
c:特別非常電源の立ち上り時間は20秒以内である。
d:瞬時特別非常電源は蓄電池と自家用発電機との組合せで構成する。
e:一般非常電源と特別非常電源の最小運転時間は同じである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第88問

医用機器のシステム安全に関して誤っているのはどれか。

a:同じ故障率の機器の直列接続におけるシステム全体の信頼度は個々の機器の信頼度よりも低い。
b:医療ガス配管のピンインデックス方式はフェイルセーフの事例である。
c:MTBFとは修理に要した時間の平均値のことである。
d:停電用バッテリーはデュアルシステムの一種である。
e:つまみの右回転を出力増加方向とするのは人間工学的配慮による。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第89問

システム安全について正しいのはどれか。

1:つまみの左回転は出力の増加方向を示す。
2:FMEAでは事象を故障の樹で示し故障解析を行う。
3:商用電源のOFF記号は○である。
4:医療ガス設備のアウトレットにおけるガス別特定の接続部はフェイルセーフの一例である。
5:対極板コード断線時の電気メス出力遮断はフールプルーフの一例である。

国試第9回午前:第79問

ME機器に由来する事故の安全対策について適切でないのはどれか。

1:レーザーメスの使用にあたり、立ち会う者も防護眼鏡を掛けるようにする。
2:生命維持装置には非常電源設備が必須である。
3:多数の機器の使用時に個々の機器ごとの安全性を保てば全体の安全性を確保できる。
4:電気メスの使用の際、分流対策を実施する。
5:高圧酸素室で使用する機器としては防爆設計を施したものを用いる。

国試第8回午前:第86問

システム安全について正しいのはどれか。

a:故障と故障の間の無故障時間の平均値をMTBFという。
b:システム安全とはシステムを構成する個々の要素別の安全対策を講じることである。
c:医用ガスのピン方式はフェイルセーフに属する安全対策である。
d:FTAは事故の原因分析に用いられる。
e:稼動性(アベイラビリティ)は機器やシステムの信頼性の指標の一つである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午後:第86問

医療購入段階における臨床スタッフとの意見交換で、優先的に決定するべき事項はどれか。

1:価格
2:耐久力
3:経済力
4:仕様
5:互換性

国試第5回午後:第85問

医療におけるシステム安全について正しいのはどれか。

a:多数の機器からなる医療システムでは、一つの機器の故障はシステム全体の故障につながらない。
b:システム安全の対策として操作者の教育も含まれる。
c:事故情報の分析には故障モード効果分析が用いられる。
d:異常状態の発生を予知する安全対策をフェールセイフという。
e:コンピュータシステムを含まない機器ではシステム安全を考慮しなくてもよい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第79問

医療におけるシステム安全について正しいのはどれか。

a:多数の機器から成る医療システムでは、1つの機器の故障はシステム全体の故障につながらない。
b:システム安全の対策として操作者の教育も含まれる。
c:事故情報の分析には故障モード効果分析が用いられる。
d:異常状態の発生を予知する安全対策をフェイルセーフという。
e:コンピュータシステムを含まない機器ではシステム安全を考慮しなくてよい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午後:第88問

CCUにおけるシステム安全の達成のための処置として適切でないのはどれか。

1:過去の事故情報を収集し、FTA(故障の樹分析)を行った。
2:操作に関する不十分な取扱説明書を改訂した。
3:人間工学的安全対策を取り入れた。
4:医療現場で起こった事故はすべてフィードバックして分析しうるような体制をとった。
5:すべての機器について、異常状態を検出し機器の作動を即時停止するようにした。

国試第1回午後:第81問

非接地配電方式について正しいのはどれか。

a:1線の地絡時にも電源の供給を確保することを目的としている。
b:絶縁監視装置(アイソレーションモニタ)は必要ではない。
c:一つの医用機器の絶縁不良事故で容易に停電を生じる。
d:絶縁トランスが設備側にあるため、機器故障時に洩れ電流は増加する。
e:手術室やICUのように生命維持管理装置を使う場所には設置することが望ましい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e