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医用機器の安全管理の過去問

国試第5回午後:第80問

ME機器の電撃防止対策として最も基本的な保護手段はそれか。

1:保護接地
2:補強絶縁
3:基礎絶縁
4:シールド
5:フローティング

国試第8回午前:第77問

次の電撃反応を起こす最少電流の大小関係で正しいのはどれか。A.心電図を計測中に被検者の患者がビリビリ感じた。B.体外式心臓ペースメーカを適用中の患者が心室細動を起こした。C.His束心電計に触れた医師が感電で行動の自由を失った。

1:A > B > C
2:B > A > C
3:B > C > A
4:C > A > B
5:C > B > A

国試第5回午後:第77問

等電位接地で用いる導線の抵抗値(Ω)はどれか。

1:0.1
2:1
3:10
4:100
5:1000

国試第5回午後:第78問

JIS T-1022「病院電気設備の安全基準」について正しいのはどれか。

a:等電位接地設備はマクロショック事故防止のために設ける。
b:医用接地としての病院建設の鉄骨を利用する。
c:医用接地極の接地抵抗は10Ω以下である。
d:非常電源はその電源供給継続時間だけで三種に分けられている。
e:非接地配線方式では保護接地の設備は不要である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午後:第76問

各種エネルギーの生体に対する安全限界としての誤っているのはどれか。

a:温度による熱傷 ------------------- 55°C
b:超音波による熱作用 --------------- 10W/cm2
c:高周波電磁波による障害(睾丸)------- 0.01W/cm2
d:低周波電流によるミクロショック ------- 0.1mA
e:低周波電流による離脱限界 --------- 10mA
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午後:第75問

図に示す心電図が記録された。マクロショックで流れた電流値(mA)として考えられるのはどれか。

5PM75-0
1:0.5
2:3.5
3:11
4:56.6
5:145.5

国試第5回午後:第74問

医療機器に由来する事故のうち、化学的安全に関係するものはどれか。

a:医療ガスの誤用
b:生理食塩液による輸液ポンプモータの腐食
c:人工呼吸器の呼吸回路の亀裂
d:人工心肺送血回路内への気泡の混入
e:汚染医療機器使用による院内感染
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午前:第71問

電気メス使用について正しいのはどれか。

a:凝固には低周波電流モードを用いる。
b:対極板の接触面積を大きくする。
c:対極板コードはできるだけ短いものにする。
d:高周波分流が大きいと熱傷の危険がある。
e:熱傷は対極板以外の部位では発生しない。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午後:第73問

電撃で人体に最も危険な周波数帯域はどれか。

1:10Hz以下
2:50Hz~100Hz
3:1kz~100kHz
4:50kHz~100kHz
5:1MHz以上

国試第5回午後:第66問

電気メスの高周波分流による熱傷の原因となりうるのはどれか。

a:対極板のコードを長くとり、コイル状にたるみをつける。
b:大きな対極板を装着する。
c:十分な量のペーストを対極板に塗布する。
d:肩甲骨付近に対極板を装着する。
e:接地された金属部分に患者が接触している。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第59問

ICUで図のような心電図が記録された。 臨床工学技士の対応で正しいのはどれか。

8AM59-0
a:除細動装置の準備をする。
b:心臓ペースメーカの準備をする。
c:心電計の故障をチェックする。
d:誘導コードの断線を調べる。
e:直ちに医師に連絡する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午後:第60問

皮膚を通して生体内に伝達される物理的エネルギーによって、生体に不可逆的な障害が生じるといわれているエネルギー密度の限界値はどれか。

1:100μW/cm2
2:100mW/cm2
3:100W/cm2
4:100kW/cm2
5:100MW/cm2

国試第5回午後:第58問

高気圧治療に従事する際に注意すべき点はどれか。

a:治療前後の装置の点検
b:治療前の患者の所持品の検査
c:治療前後の大気圧の測定
d:治療中の音楽の選定
e:治療中の患者の監視
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午後:第41問

7000lタイプの酸素ボンベの圧力が75kg/cm2を示した。 酸素ガスの残量はおおよそ何lか。

1:750
2:1500
3:3500
4:4000
5:6000

国試第14回午前:第78問

光による眼の傷害について正しいのはどれか。

a:波長400~700nm(可視光)は角膜傷害を起こしにくい。
b:波長1050~1400nm(近赤外光)は角膜傷害を起こしにくい。
c:波長180~315nm(紫外光)は角膜傷害を起こしにくい。
d:青色光は赤色光に比べ網膜傷害を起こしにくい。
e:波長3~1000μm(赤外光)は角膜傷害を起こしにくい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第77問

最小感知電流と周波数との関係について誤っているのはどれか。

1:成人男性の商用交流周波数近傍における閾値は約1mAである。
2:小児の閾値は成人男性に比べて低い。
3:1kHzを超えると閾値は周波数に伴って高くなる。
4:商用交流周波数の近傍で閾値が最も低い。
5:500Hz近傍で閾値は極大値を示す。

国試第10回午後:第34問

図において、機器の故障がすべて独立に発生する場合、システム全体のおおよその信頼度はどれか。ただし、図中の数値は機器の信頼度である。

10PM34-0
1:0.94
2:0.86
3:0.63
4:0.53
5:0.3

国試第14回午前:第76問

臨床工学技士の業務として適切でないのはどれか。

1:医師の指示の下での高気圧酸素治療装置の操作
2:人工心肺装置の保守
3:患者の脳波の測定
4:呼吸機能曲線の解析についての研究
5:レーザ手術装置の操作方法についての説明

国試第14回午前:第68問

電気メスの使用法について正しいのはどれか。

a:患者の体位変換のたびに対極板の装着部位を点検する。
b:終業点検でコード類の損傷の有無を点検する。
c:接地された金属部分を患者の身体に接触させない。
d:通電中に出力の調整を行ってもよい。
e:余分なメス先コードはたるませずに巻いておく。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午後:第68問

高気圧酸素治療の安全対策として適切なのはどれか。

a:治療前に大気圧を測定する。
b:治療前に装置を点検する。
c:治療前に患者の所持品を点検する。
d:治療開始から終了まで患者監視を継続する。
e:毎分1.22kgf / cm2の速度で減圧する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e