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医用機器の安全管理の過去問

国試第31回午後:第38問

非接地配線方式の絶縁監視装置の警報が鳴ったときに、考えられるのはどれか。

a:地絡が発生した。
b:接地分岐線が断線した。
c:絶縁抵抗が100kΩ以上になった。
d:負荷の消費電流の合計が20Aを超えた。
e:多数のME機器が使用されていた。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午後:第37問

電流に対する人体の反応について正しいのはどれか。

a:直接心臓に電流が流れ込んで起こる電撃をマクロショックという。
b:直流電流は交流電流に比べて生体組織に化学的変化を起こしにくい。
c:直接心臓に10μAの商用交流電流が流れると心室細動が誘発される。
d:体表面に0.1Aの商用交流電流が流れると心室細動か誘発される。
e:最小感知電流閾値は1kHzを境に周波数に比例して上昇する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午後:第89問

正しいのはどれか。

a:高圧蒸気滅菌法は耐熱性のない材料に適している。
b:ガンマ線は包装後の滅菌に適している。
c:エチレンオキサイドガス(EOG)は硬性鏡の滅菌に適している。
d:グルタールアルデヒドは手術室の滅菌に適している。
e:エチルアルコールは細菌芽胞の滅菌に適している。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第40回午後:第60問

ペースメーカアナライザ(負荷抵抗:500Ω)を用いて、定電流型体外式ペースメーカを出力電流4mA、ペーシングレート60ppm、デマンド感度最高に設定して定期点検を行った。異常なのはどれか。

1:出力電圧のピーク値が2.0Vであった。
2:出力パルス幅が10msであった。
3:出力パルス間隔が1000msであった。
4:デマンド感度が1mVであった。
5:心室不応期が250msであった。

国試第17回午後:第81問

交流電流(周波数<100kHz)が人体に流入する場合、正しいのはどれか。

1:人体内に定在波が生じる。
2:離脱電流とは刺激のために筋肉が弛緩してしまう電流閾値である。
3:周波数が高いほど感知電流は低い。
4:感知電流以下でも電流が直接心臓に流入すれば心室細動を発生し得る。
5:電流密度が等しい場合、筋組織は脂肪組織より大きなジュール熱を発生する。

国試第33回午前:第1問

医療事故防止のために義務付けられていないのはどれか。

1:院内感染防止対策
2:医療機器の安全確保
3:救急医療体制の整備
4:医薬品の安全管理体制
5:医療安全管理体制の整備

国試第33回午前:第2問

高度管理医療機器に該当しないのはどれか。

1:ペースメーカ
2:冠動脈ステント
3:血液ガス分析装置
4:粒子線治療装置
5:中心静脈カテーテル

ME2第40回午後:第58問

人工透析装置のコンソールの主電源が図のように保護カバーを開けないと押せないようになっていた。このような安全対策を何というか。

1:冗長化
2:多重化
3:フールプルーフ
4:フェイルセーフ
5:フェイルソフト

ME2第40回午後:第56問

非接地配線方式について正しいのはどれか。

1:ミクロショックを防止できる。
2:絶縁変圧器の2次側電路を接地する。
3:接続するME機器の保護接地は不要である。
4:一線の対地絶縁破壊が生じても電源を供給できる。
5:絶縁監視装置の表示値が0.1mAで警報が作動する。

ME2第40回午後:第57問

高圧ガス容器(ボンベ)について誤っているのはどれか。

1:ガスの種類が刻印されている。
2:ガスの種類によって塗色区分がされている。
3:酸素と亜酸化窒素のバルブ(充填口)の形状は異なる。
4:二酸化炭素は容器内の液体重量から残量が算出できる。
5:気密性の高い場所で保管する。

ME2第40回午後:第55問

医用接地について誤っているのはどれか。

1:等電位接地によって各々のME機器接地端子の電位が等しくなる。
2:ミクロショック対策として等電位接地が施される。
3:保護接地には医用コンセントが必要である。
4:接地極の役割は大地との電気的接続である。
5:接地分岐線の抵抗値の上限は10Ωである。

ME2第40回午後:第54問

病院電気設備の非常電源で誤っているのはどれか。

1:一般非常電源の供給持続時間は10時間以上である。
2:一般非常電源は40秒以内に立ち上がる。
3:特別非常電源のコンセントの外郭の色は赤である。
4:外郭の色が緑のコンセントは停電時でも電源が供給される。
5:医用室の過電流遮断器作動時に非常電源が起動する。

国試第17回午後:第65問

血液透析患者の院内感染で重要なのはどれか。

a:B型肝炎
b:C型肝炎
c:腹膜炎
d:ぶどう膜炎
e:MRSA感染症
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第40回午後:第53問

図の記号が表示されているME機器で、電源導線の1本が断線した状態における合計患者漏れ電流(交流)の許容値[μA]はどれか。

img39784-53-0
1:200
2:500
3:1000
4:2000
5:5000

ME2第40回午後:第52問

ME機器のクラス別分類について誤っているのはどれか。

1:クラスⅠのME機器の追加保護手段として保護接地が必要である。
2:クラスⅠのME機器には接地形2極コンセントが必要である。
3:クラスⅡのME機器には使用上の設備による制限はない。
4:クラスⅡのME機器の追加保護手段は強化絶縁である。
5:内部電源ME機器の保護手段は基礎絶縁である。

ME2第40回午後:第50問

第1種高気圧酸素治療装置の点検項目に含まれないのはどれか。

1:気密性
2:安全弁
3:圧力調整器
4:消火水槽
5:圧力計

ME2第40回午後:第51問

電撃閾値の周波数特性について正しいのはどれか。

1:直流で閾値は最小である。
2:商用交流付近で閾値は最大である。
3:1kHz以上で閾値は周波数に比例して高くなる。
4:体表から100Hz、10mAの電流で心室細動を誘発する。
5:10kHzで感知できる電流の最小値は200mA程度である。

ME2第40回午後:第49問

麻酔器の点検結果として正常なのはどれか。

1:配管端末にて酸素と亜酸化窒素(笑気)の供給圧は同圧であった。
2:酸素流量をゼロにしたら亜酸化窒素(笑気)の流量もゼロになった。
3:酸素フラッシュの流量が毎分10Lであった。
4:酸素濃度計を大気で校正したら指示値が30%であった。
5:酸素の補助ボンベ内圧が0.5MPaであった。

国試第31回午後:第2問

感染性廃棄物の運搬容器に表示することが推奨されているマークはどれか。

31PM2-0

ME2第40回午後:第47問

二酸化炭素の配管端末器で供給圧[MPa]を静止状態で測定した。正常範囲内にあるのはどれか。

1:0.04
2:0.4
3:4
4:40
5:400