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生体の物理・化学現象の計測の過去問

ME2第35回午後:第2問

体温測定のセンサでないのはどれか。

1:サーミスタ
2:サーモパイル
3:熱電対
4:InSbセンサ
5:レーザダイオード

ME2第35回午前:第2問

スワン・ガンツカテーテルの挿入口として使用されない血管はどれか。

1:内頸静脈
2:鎖骨下静脈
3:尺側皮静脈
4:大腿静脈
5:大伏在静脈

国試第27回午後:第29問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

1:デオキシヘモグロビンの赤色光の吸収係数はオキシヘモグロビンよりも大きい。
2:赤色光と赤外光の2波長を同時に発光して受光する。
3:酸素飽和度が100%のとき、酸素分圧は100 mmHg である。
4:一酸化炭素中毒の患者でも正しく計測できる。
5:遠心ポンプを使った人工心肺施行中の患者でも計測できる。

国試第27回午後:第30問

体温計測について正しいのはどれか。

1:電子体温計の温度センサにはサーモパイルが使われている。
2:サーミスタは温度によって抵抗が変化する。
3:サーモグラムは体表面からの熱対流を画像化したものである。
4:耳式赤外線体温計は鼓膜からの熱伝導を計測したものである。
5:耳式赤外線体温計での計測値は腋窩温と等しい。

国試第27回午後:第28問

トランジットタイム型超音波血流計について正しいのはどれか。

1:ドプラ効果を利用して流速を計測する。
2:流路の上流と下流に配置された振動子で超音波を送受信する。
3:超音波のコヒーレンスを利用して流量を計測する。
4:フレミングの左手の法則を利用して流速を計測する。
5:スワンガンツカテーテルの複数チャネルを利用する。

国試第27回午後:第7問

脈拍と血圧について誤っているのはどれか。

1:前腕における脈拍の触知は橈骨動脈で行う。
2:観血式血圧測定では動脈内にカテーテルを留置する。
3:非観血式血圧測定ではカフ部の高さを心臓と同じにする。
4:脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧との平均値である。
5:脈圧の左右差は動脈閉塞性疾患でみられる。

国試第38回午後:第63問

血液ガス測定装置が専用電極で計測しているのはどれか。

a:酸素分圧
b:動脈血酸素含量
c:重炭酸イオン
d:二酸化炭素分圧
e:pH
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午後:第27問

経皮的血液ガス分圧測定装置について正しいのはどれか。

1:センサ付近の加温は体温以下にする。
2:センサの加温は装着後に行う。
3:センサの装着は血流のよい部位とする。
4:長期間の測定ではセンサ装着部位を変更しない。
5:低心拍出量患者での測定が可能である。

ME2第34回午後:第22問

聴診法による血圧測定で収縮期血圧値が低く測定された。その原因として考えられるのはどれか。

1:腕に対して狭い幅のカフを使用した。
2:カフの巻き方がゆるかった。
3:水銀柱が傾いていた。
4:水銀柱の空気フィルタがつまり気味であった。
5:脱気速度が速すぎた。

ME2第34回午後:第21問

観血式血圧測定に使用しないのはどれか。

1:圧力トランスデューサ
2:カテーテル
3:聴診器
4:生理食塩液
5:加圧バッグ

ME2第34回午後:第11問

酸素濃度計に用いるガルバニックセル(酸素電池)で空気を連続測定した際の寿命は約2×10^5時間であった。濃度100%の酸素ガスを連続測定するときに予測される寿命はおよそ何時間か。

1:2×10^3
2:4×10^4
3:2×10^5
4:1×10^6
5:2×10^7

ME2第34回午後:第2問

サーモグラフィについて誤っているのはどれか。

1:人体から放射する近赤外線を検出する。
2:ステファン・ボルツマンの法則が適用される。
3:温度分解能は0.1℃程度である。
4:直接測定できるのは体表面温度である。
5:皮膚の血流状態を評価できる。

ME2第34回午前:第52問

体表面の物理量を計測するのはどれか。

1:サーモグラフ
2:X線CT
3:MRI
4:超音波診断装置
5:PET

国試第38回午後:第30問

一般用電子体温計について正しいのはどれか。

1:低体温手術中の患者管理に使用できる。
2:測定時間は1~2秒である。
3:センサにサーモパイルを用いる。
4:ステファン・ボルツマンの法則を利用している。
5:予測式では温度上昇曲線から平衡温を推定する。

国試第38回午後:第28問

心拍出量の測定について誤っているのはどれか。

1:Fick法では動静脈血酸素含有較差を利用する。
2:色素希釈法では指示薬としてインドシアニングリーンを用いる。
3:単回の熱希釈法では冷却した指示薬を右房に注入する。
4:熱希釈法を利用して連続心拍出量を測定できる。
5:動脈圧波形解析法ではサーモダイリューションカテーテルを用いる。

ME2第34回午前:第49問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

1:溶存酸素量を測定する。
2:静脈血による吸収の変化を測定する。
3:酸素化ヘモグロビンは赤外光より赤色光の吸収が大きい。
4:光の検出にはLEDが用いられる。
5:測定値に影響する要因として外光侵入がある。

ME2第34回午前:第50問

カプノメータにおいて光を吸収する媒質はどれか。

1:二酸化炭素
2:血 液
3:酸 素
4:水蒸気
5:窒 素

国試第38回午後:第22問

麻酔管理中にカプノメータが検出に有用でないのはどれか。

1:不整脈
2:低換気
3:悪性高熱
4:食道挿管
5:呼吸回路脱離

国試第38回午後:第24問

スパイログラフィで測定できないのはどれか。

1:肺活量
2:1秒量
3:1回換気量
4:機能的残気量
5:予備呼気量

国試第27回午前:第30問

経皮的血液ガス分析について正しいのはどれか。

1:侵襲的な計測方法である。
2:計測のために角質層を除去する。
3:計測には脈波信号が必要である。
4:皮下の血流増加のために加温する。
5:赤外線の吸収を計測している。