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生体の物理・化学現象の計測の過去問

国試第30回午前:第30問

スパイロメータで計測できないのはどれか。

1:最大吸気量
2:予備吸気量
3:1回換気量
4:肺活量
5:残気量

国試第30回午前:第29問

トランジットタイム型超音波血流計について正しいのはどれか。

a:ドプラ効果を利用する。
b:ゼロ点補正が不要である。
c:体表面からの計測ができない。
d:順・逆方向の伝播時間差を利用している。
e:赤血球からの散乱波を利用する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第30回午前:第20問

カプノメータが麻酔中のモニタとして役立つのはどれか。

a:不整脈
b:食道誤挿管
c:呼吸回路の外れ
d:気管支喘息発作
e:麻酔ガス過剰濃度
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第38回午後:第13問

血液ガス測定について正しいのはどれか。

1:pHメータはガラス電極を使用する。
2:PO2電極はシリコンO2透過膜を使用する。
3:PCO2電極は酸化・還元反応を使用する。
4:経皮的PO2電極は冷却して使用する。
5:PCO2電極はクラーク電極と呼ばれる。

ME2第38回午後:第8問

カプノメータについて誤っているのはどれか。

1:呼気終末二酸化炭素分圧が表示される。
2:二酸化炭素による赤外線の吸収を利用している。
3:呼吸回路が外れたときの応答はパルスオキシメータより速い。
4:血中の二酸化炭素分圧を測定する。
5:メインストリーム型とサイドストリーム型がある。

国試第16回午前:第64問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

a:無侵襲モニタリングが可能である。
b:測定部位の厚みによる校正が必要である。
c:動脈性の拍動はアーチファクトの原因となる。
d:血液の光吸収特性を利用する。
e:酸素飽和度が高いと赤色光の吸光度は低下する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第38回午後:第4問

サーモグラフィの原理は、E=εσT4という式で表される。Eは赤外線の放射エネルギー、Tは物体の表面温度、εは物体の放射率である。σは何を表しているか。

1:ジョセフソン定数
2:ステファン・ボルツマン定数
3:誘電率
4:プランク定数
5:熱伝導率

国試第16回午前:第60問

超音波ドプラ法について正しいのはどれか。 

a:パルスドプラではパルス幅が短いと距離分解能は向上する。
b:超音波ビームの入射角が0度に近いと血流方向の情報は得られない。
c:連続波による血流計測では送受信用に一つの振動子が用いられる。
d:パルスドプラは高速血液の計測に適する。
e:パワードプラではエイリアシングが出現しない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第16回午前:第59問

誤っているのはどれか。

1:電磁血液計は電磁誘導を利用した計測器である。
2:超音波ドプラ血流計は無侵襲計測器である。
3:レーザドプラ血流計は赤血球からの散乱光を利用した計測器である。
4:色素希釈法は心拍出量計測に利用される。
5:熱希釈法は体温変化を利用した血流計測法である。

国試第29回午後:第83問

ベッド上の患者の中心静脈圧を、ベッドとは別の専用台に取り付けてあるマノメータで測定した値が10cmH2O であった。ベッドを10cm高くしたときマノメータの表示値[cmH2O]はどれか。

1:-20
2:-10
3:0
4:10
5:20

ME2第38回午前:第53問

パルスオキシメータが利用している光学特性はどれか。

1:脂肪組織での屈折
2:組織界面での反射
3:筋肉組織での吸収
4:血漿での散乱
5:血球での吸収

ME2第38回午前:第51問

超音波トランジットタイム血流計測について正しいのはどれか。

1:非観血的に測定する。
2:経食道下で測定する。
3:ドプラ効果を利用する。
4:2個の振動子を用いて測定する。
5:血流速の変化による音響インピーダンスの変化を利用する。

国試第16回午前:第41問

麻酔器患者回路のはずれを最も早く検出するのはどれか。

1:パルスオキシメータ
2:心電図モニタ
3:観血的動脈圧モニタ
4:食道温モニタ
5:カプノメータ

国試第16回午前:第11問

上前で間接法により血圧を測定したところ、最高血圧120mmHg、最低血圧90mmHgであった。このときの平均血圧はどれか。

1:90 mmHg
2:100 mmHg
3:105 mmHg
4:110 mmHg
5:120 mmHg

国試第29回午後:第29問

血液ガス計測について誤っている組合せはどれか。

1:pH ガラス電極
2:酸素分圧 クラーク電極
3:二酸化炭素分圧 セバリングハウス電極
4:酸素飽和度 赤色光および赤外線の吸光度
5:経皮的二酸化炭素分圧 赤外線の吸光度

国試第29回午後:第28問

心拍出量測定法について正しいのはどれか。

1:熱希釈法では約0 °C の注入液を用いる。
2:色素希釈法ではオキシヘモグロビンの量を計測する。
3:フィック法では二酸化炭素産生量から計算する。
4:超音波断層法では心房の容積から計算する。
5:血圧波形解析法ではスワンガンツカテーテルを用いる。

国試第29回午後:第20問

パルスオキシメトリーが診断に役立つのはどれか。

a:頻 脈
b:アシドーシス
c:一酸化炭素中毒
d:メトヘモグロビン血症
e:低酸素血症
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第37回午後:第36問

熱希釈式心拍出量測定について誤っているのはどれか。

1:カテーテル先端は肺動脈に留置する。
2:右心房の位置にあるカテーテル側孔から注入液を注入する。
3:注入液には約0℃の5%ブドウ糖液を使用する。
4:注入液量に応じてカテーテル係数を変更する。
5:注入液はゆっくり注入する。

ME2第37回午後:第25問

観血式血圧測定について誤っているのはどれか。

1:大気開放の位置は右心房の高さにする。
2:自動フラッシング装置を使用する。
3:カテーテル内に混入した気泡は血管内にフラッシングする。
4:カテーテルが共振すると脈圧が大きくなる。
5:カテーテル先端が凝血すると脈圧が小さくなる。

ME2第37回午後:第24問

血液ガス分析について誤っているのはどれか。

1:採血前に患者を安静にさせる。
2:注射器内の気泡は測定誤差となる。
3:採血後すぐに測定できない場合は氷水中か冷蔵庫に保存する。
4:採血量が少ない場合はへパリンを多めに用いる。
5:採血後は注射筒を手のひらで転がし血液を攪拌する。