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生体計測装置学の過去問

ME2第32回午前:第57問

超音波診断装置による血流計測に利用されている物理現象はどれか。

1:ホール効果
2:ぺルチェ効果
3:ジョセフソン効果
4:ドプラ効果
5:ジュール・トムソン効果

ME2第32回午前:第56問

生体情報を測定するのに生体外からエネルギーを加える必要があるのはどれか。

1:脳波計
2:筋電計
3:光トポグラフ
4:脳磁図計
5:眼振図計

ME2第32回午前:第55問

血管内圧は静圧(側圧)、静水圧、動圧の3つの圧力の総和で表される。カフを用いた非観血測定法はどの圧力を測定しているか。

1:静 圧
2:静水圧
3:動 圧
4:静圧+動圧
5:静水圧+動圧

ME2第32回午前:第54問

心電図の第Ⅰ誘導波形は、右手電極電位(VR)と左手電極電位(VL)の差(VL-VR)から算出できる。VR、VLのQRS波形が図のようなとき第Ⅰ誘導の波形として正しいのはどれか。

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ME2第32回午前:第45問

生体計測用電極について誤っているのはどれか。

1:電極面積が大きいほど電極インピーダンスは小さい。
2:電極面積を小さくすると電極電位は小さくなる。
3:同種の金属電極の使用は電極電位の影響を軽減させる。
4:電極の表面が絶縁されていても交流信号の検出は可能である。
5:電極インピーダンスは周波数とともに減少する。

ME2第32回午前:第28問

血圧は通常mmHgの単位で示される。圧力をmmHgと異なる単位で表現したとき、最高血圧として正常な範囲にないのはどれか。

1:120torr
2:160hPa
3:0.150kgf/cm2
4:15.8cmH2O
5:0.015MPa

国試第8回午前:第61問

侵襲が最も少ない生体計測法はどれか。

1:超音波断層法
2:ディジタルラジオグラフィ
3:エックス線CT
4:左室造影法
5:陽電子断層法(PET)

国試第5回午後:第72問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

a:非侵襲的な測定ができる。
b:静脈血酸素分圧を測定する。
c:連続測定はできない。
d:血管内への色素投与時には正確な測定ができない。
e:心室細動時には測定できない。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第20問

肺機能検査について正しいのはどれか。

1:肺活量は1回換気量と予備吸気量との和である。
2:%肺活量70%は基準値内である。
3:1秒率60%は基準値内である。
4:残気量は機能的残気量と1回換気量との差である。
5:肺気腫では残気率が増大する。

国試第5回午後:第71問

心電図モニタの構成部分として適切でないのはどれか。

1:電極
2:誘導コード
3:増幅部
4:圧トランスデューサ
5:表示・記録部

国試第8回午前:第58問

代謝機能の測定法として適当でないのはどれか。

a:陽電子断層法(PET)
b:単光子断層法(SPECT)
c:超音波断層法
d:エックス線CT
e:核磁気共鳴法(MEI)
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午前:第64問

血液ガス分析について正しいのはどれか。

a:酸素電極にはポリプロピレン膜が使用されている。
b:炭酸ガス電極はクラーク電極とも呼ばれる。
c:pH電極には過酸化水素電極が用いられている。
d:ヘパリンを抗凝固剤として用いる。
e:検体を氷水中につけて2~4°Cに保てば30分ぐらいはほぼ正確な測定値が得られる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第63問

直接血圧測定法の誤差要因のうち、平均血圧値は正しいが脈圧が減少するのはどれか。

a:トランスデューサの位置が右房の位置より高すぎる。
b:トランスデューサのドーム内に大きな気抱が入っている。
c:カテーテル先端が血管壁にあたって部分的にふさがれている。
d:カテーテルとトランスデューサの系が共振する。
e:ゼフ点がドリフトしている。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午前:第62問

超音波検査法について正しいのはどれか。

a:超音波の波長が短いほど生体内での減衰は大きくなる。
b:超音波は音響インピーダンスの異なる境界面で一部が反射される。
c:超音波の生体内の音速は空気中とほぼ等しい。
d:超音波エコー断層法は組織の血液含量の差を利用するものである。
e:超音波ドップラ法は血流速度の計測に用いられる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第60問

希釈法による血流量計測法について正しいのはどれか。

a:Fickの方法では肺から摂取される酸素を利用する。
b:熱希釈法では加熱した生理食塩液が用いられる。
c:血流量が変動しても平均血流量を正確に計測できる。
d:指示薬が計測部位に到る途中で、一部消失しても計測精度に大きく影響しない。
e:血流量を正確に計測するには指示薬が完全に撹絆される必要がある。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午前:第55問

誤っているのはどれか。

1:脳磁図は脳の神経細胞の電気的活動を示す。
2:脳波計は100dB以上の増幅度が必要である。
3:誘発脳波は外界からの刺激に対して脳波中に現れる反応である。
4:脳波計の低域遮断の時定数は通常3秒以上である。
5:脳磁図はSQID磁束計で測定する。

国試第8回午前:第57問

生体計測で使用される電極について正しいのはどれか。

a:電極ペーストの主な役割は皮膚と電極との間のインピーダンスを下げることである。
b:電極と電解質との界面で電極電位が発生し基線が変動する原因となる。
c:脳波は針電極を用いるより皿電極を用いた方が雑音の少ない測定ができる。
d:不分極電極を用いると、通常の電極を用いた場合より信号振幅が小さくなる。
e:双極導出とは基準電極との電位差を差動増幅器を用いて測定する方法である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午前:第56問

生体用増幅器の特性として重要でないのはどれか。

1:入カインピーダンス
2:低域遮断周波数
3:共振周波数
4:同相弁別比
5:入力換算雑音

国試第8回午前:第54問

正しいのはどれか。

a:His束心電図は標準四肢誘導で計測できる。
b:心電計のアース線はできるだけ細いものがよい。
c:心電図のR波の波高は通常100μV以下である。
d:心電図を長時間記録するにはホルタ心電計が適している。
e:心電図の波形の1周期は心臓の1回の拍動に対応している。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午前:第53問

正しいのはどれか。

a:眼振図は眼球を動かす筋肉の筋電図のことである。
b:容積脈波は心臓の拍動に伴う動脈血管の容積変化を反映する。
c:筋電図の振幅は筋を強く収縮させると増大する。
d:サーモグラフィは体表面の温度の分布を画像表示する。
e:皮膚電気反射は皮膚感覚受容器の電気活動を反映する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e