Loading...

生体計測装置学の過去問

国試第37回午前:第31問

超音波画像計測について正しいのはどれか。

a:Bモードでは反射強度が弱いほど明るく表示される。
b:超音波ビームの幅が広いほど方位分解能が優れる。
c:パワードプラ法は毛細血管の血流観察に用いられる。
d:セクタ走査は心臓の観察に用いられる。
e:100kHz程度の超音波を用いる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第37回午前:第30問

経皮的血液ガス分析装置について誤っているのはどれか。

1:新生児のモニタリングに用いられる。
2:皮膚表面を43℃程度に加温する。
3:経皮的に測定されたPtcO₂はPaO₂よりも高値を示す。
4:電極はガス透過膜を介して皮膚と接触する。
5:血液から皮膚表面に拡散するガスを測定する。

国試第37回午前:第28問

トランジットタイム型超音波血流計で誤っているのはどれか。

1:血流に対して順方向および逆方向の超音波を照射する。
2:流路全体は十分広い超音波音場に置かれる。
3:赤血球で散乱された超音波を測定する。
4:血流が速いほど伝播時間差は大きい。
5:体外循環回路の流量計測に用いる。

ME2第32回午前:第7問

スパイロメータだけでは測定できないのはどれか。

1:予備吸気量
2:1回換気量
3:予備呼気量
4:深(最大)吸気量
5:残気量

国試第25回午後:第32問

自動血球計数装置で計測できないのはどれか。

1:平均赤血球恒数
2:白血球数
3:血小板数
4:ヘマトクリット値
5:活性化凝固時間

国試第25回午後:第31問

PETについて誤っているのはどれか。

1:PETでは加速器を用いて作った核種を生体に投与する。
2:PETはβ線を検出して画像化する。
3:FDG-PETによって糖代謝の高い組織が可視化される。
4:陽電子は電子と同じ質量を持つ。
5:陽電子は電子と結合して消滅する。

国試第25回午後:第30問

超音波診断装置で誤っているのはどれか。

1:超音波ビーム軸方向の2ヵ所を弁別する能力を距離分解能とい う。
2:Bモードは生体の断面をリアルタイムで観察するのに適している。
3:リニア走査方式は心臓の画像診断に適している。
4:胎児心拍数の測定にはドプラ法が用いられる。
5:腹部超音波診断に用いる周波数は3~5MHzである。

国試第25回午後:第28問

観血式血圧計の測定誤差を増加させる要因でないのはどれか。

1:カテーテル内での血液凝固
2:電源投入直後の血圧測定開始
3:血圧トランスデューサの高さの変化
4:短くて硬い材質のカテーテルの使用
5:カテーテル内への気泡の混入

国試第25回午後:第29問

アンペロメトリック法を用いる電極はどれか。

1:絶縁電極
2:クラーク型酸素電極
3:pH電極
4:セベリングハウス型二酸化炭素電極
5:ISFET

国試第25回午後:第26問

図の周波数特性を持つ生体計測機器はどれか。

25PM26-0
1:脳波計
2:心電計
3:筋電計
4:視覚誘発電位計
5:観血式血圧計

国試第25回午後:第27問

脳波記録の基線動揺を低減させるために用いるのはどれか。

1:高域フィルタ
2:低域フィルタ
3:帯域遮断フィルタ
4:インストスイッチ
5:感度切り替えスイッチ

国試第21回午後:第75問

ベッド上の患者の中心静脈圧(CVP)を、ベッドとは別の専用台に取り付けてあるマノメ-タで測定したところ10cmH2Oであった。ベッドを10cm高くするとCVPの測定値は何cmH2Oになるか。

1:-20
2:-10
3:0
4:10
5:20

ME2第31回午後:第46問

脳波計の内部雑音の点検について正しいのはどれか。

1:入力端子を短絡して測定した。
2:フィルタ帯域を0.5~30Hzに設定した。
3:サンプリング周波数を60Hzに設定した。
4:脳波計の感度を標準感度に設定した。
5:Ag-AgCl電極を使用して行った。

国試第25回午後:第21問

スワン・ガンツカテーテルによって得られる指標はどれか。

a:中心静脈圧
b:肺動脈圧
c:左室内圧
d:大動脈弁上圧
e:肺動脈楔入圧
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第31回午後:第39問

超音波ドプラ法では弁狭窄直下の血流速(V[m/s])から簡易ベルヌーイ式を用いて狭窄前後の圧較差(⊿P[mmHg])を算出できる。算出式として正しいのはどれか。

1:⊿P≒1/V
2:⊿P≒2√V
3:⊿P≒4V
4:⊿P≒4V2
5:⊿P≒V3

ME2第31回午後:第37問

オシロメトリック法による血圧測定で誤差要因にならないのはどれか。

1:不整脈
2:脱気速度
3:マンシェット(カフ)幅
4:カフの巻き方
5:周囲環境音

ME2第31回午後:第31問

てんかん疑いの脳波検査で異常脳波を引き出すために行う賦活法として通常用いないのはどれか。

1:過呼吸
2:睡 眠
3:閃光刺激
4:電気刺激
5:薬物投与

ME2第31回午後:第26問

パルスオキシメータの測定不能の原因となるのはどれか。

1:末梢循環不全
2:高脂血症
3:上室性頻拍
4:静脈麻酔
5:酸素吸入

ME2第31回午後:第23問

オージオメータを使った聴力検査について不適切なのはどれか。

1:測定周波数には16kHzを含む。
2:聴こえ始める最小の聴力レベルを測定する。
3:聴力レベルはdBで表す。
4:骨導聴力検査では乳様突起部に骨導端子を置く。
5:測定は防音下で行う。

ME2第31回午後:第24問

熱希釈式心拍出量測定で誤っているのはどれか。

1:静脈よりカテーテルを挿入する。
2:カテーテル先端を右心房に留置する。
3:注入液は約0℃のものを使用する。
4:注入液はできるだけ速やかに注入する。
5:注入液量が変わればカテーテル係数を変更する。