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生体機能代行装置学の過去問

国試第24回午前:第72問

成人の人工心肺操作条件で適切でないのはどれか。(生体機能代行装置学)

1:ヘマトクリット値 : 25%
2:混合静脈血酸素飽和度 : 75%
3:送血流量 : 2.4L/min/m2
4:平均動脈圧 : 70mmHg
5:中心静脈圧 : 20mmHg

国試第24回午前:第71問

人工心肺による体外循環で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

a:体温が低下するほど至適灌流量は増加する。
b:血中インスリン濃度は上昇する。
c:血液希釈によって酸素解離曲線は右方に偏位する。
d:血中遊離ヘモグロビンが増加する。
e:体温の低下によって血液粘ちょう度は上昇する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午前:第68問

CO2ナルコーシスの主な所見はどれか。(生体機能代行装置学)

a:高度な呼吸性アシドーシス
b:自発呼吸減弱
c:意識障害
d:血圧低下
e:徐 脈
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午前:第70問

人工心肺装置に用いる血液ポンプで誤っているのはどれか。(生体機能代行装置学)

a:ローラポンプは吸引回路に用いられる。
b:ローラポンプで駆出される血液量は回転数に正比例する。
c:ローラポンプは遠心ポンプよりも血液損傷が軽度である。
d:遠心ポンプはチューブ圧閉度の調節が必要である。
e:遠心ポンプは同じ回転数でも流量が後負荷によって変化する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午前:第69問

気管挿管下での陽圧換気による影響で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

1:体温上昇
2:頭蓋内圧亢進
3:気道クリアランス増加
4:心拍出量増加
5:尿量増加

国試第24回午前:第67問

ウィーニングに用いられる換気モードはどれか。(生体機能代行装置学)

a:CPAP(cotinuous positive airwpressure)
b:HFOV(high frequenoscillatory ventilation)
c:PCV(pressure control ventilation)
d:PSV (pressure support ventilation)
e:SIMV(syncchronous intermittent mandatory ventilation)
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午前:第66問

高気圧酸素療法の奏功機序で誤っているのはどれか。(生体機能代行装置学)

a:酸素の毒素
b:溶存酸素の増加
c:結合酸素の増加
d:二酸化炭素の溶解促進
e:環境圧力の物理的効果
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午前:第64問

設定酸素濃度のガスを投与できるのはどれか。(生体機能代行装置学)

a:鼻カニューレ
b:簡易酸素マスク
c:ネブライザ付酸素吸入器
d:ベンチュリマスク
e:リザーバ付きフェイスマスク
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午前:第65問

定常流方式(constant flow generator)による人工呼吸器で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

a:PCVに使用される。
b:アシストモード(assist mode)で使用できない。
c:換気量はコンプライアンスに影響されない。
d:換気量は気道抵抗こ影響されない。
e:吸気相の気道内圧は一定である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第29回午後:第43問

体外式ペースメーカのデマンド感度を点検する際に、オシロスコープ以外に必要なのはどれか。

1:パルス発生器
2:ディジタルテスタ
3:周波数カウンタ
4:絶縁抵抗計
5:インピーダンスメータ

ME2第29回午後:第39問

PCPSの特徴はどれか。

1:回路に貯血槽がない閉鎖回路である。
2:複数のポンプを用いる。
3:人工肺を必要としない。
4:主にローラポンプが用いられる。
5:開胸して直接心臓にカニューレが挿入される。

ME2第29回午後:第38問

IABPの初期設定で正しいのはどれか。

1:心電図同期ではT波でバルーンを収縮させる。
2:血圧同期では動脈圧波形の立ち上がりでバルーンを収縮させる。
3:血圧を上昇させるため心収縮期にバルーンを拡張させる。
4:バルーンカテーテルが折れ曲がっているときは駆動圧を高くする。
5:駆動開始時にバルーン内部をヘリウムガスで置換する。

ME2第29回午後:第37問

人工心肺の操作・対処として誤っているのはどれか。

1:尿の排出によって貯血量が低下してきたので補液した。
2:動脈圧(血圧)が低いので末梢血管を収縮させる薬剤を投与した。
3:体外循環中にACT (全血活性化凝固時間)値が低いのでプロタミンを投与した。
4:動脈血炭酸ガス分圧が高いので人工肺への酸素流量を増やした。
5:術野で無血視野が確保できないので吸引量を増やした。

ME2第29回午後:第36問

NPPV(非侵襲的陽圧換気)療法の利点について誤っているのはどれか。

1:食事ができる。
2:会話ができる。
3:脱着が簡単にできる。
4:気道と食道が分離できる。
5:気管挿管に伴う危険を避けられる。

ME2第29回午後:第35問

患者の自発呼吸を残して使用する換気モードで不適切なのはどれか。

1:調節換気(CMV)
2:同期式間欠的強制換気(SIMV)
3:圧支持換気(PSV)
4:持続的気道陽圧法(CPAP)
5:間欠的強制換気(IMV)

ME2第29回午後:第34問

血液透析中の透析液濃度の連続監視に用いられる測定項目はどれか。

1:ナトリウム濃度
2:浸透圧
3:電気伝導度
4:水素イオン濃度
5:ブドウ糖濃度

ME2第29回午後:第17問

経皮的心肺補助装置(PCPS)に必要ないのはどれか。

1:遠心ポンプ
2:模型人工肺
3:血漿分離器
4:酸素ブレンダ
5:血流計

ME2第29回午後:第18問

麻酔器の構成要素でないのはどれか。

1:流量計
2:気化器
3:ポップオフ弁(APL:Adjustable Pressure Limiting弁)
4:呼吸バッグ
5:窒素吸着筒

ME2第29回午後:第16問

大動脈バルーンパンピング(IABP)の効果について誤っているのはどれか。

1:左室仕事量の軽減
2:肺動脈楔入圧の上昇
3:冠血流量の増加
4:心筋酸素消費量の減少
5:心臓の後負荷の軽減

ME2第29回午後:第14問

人工心肺装置を使用しないのはどれか。

1:心室中隔欠損閉鎖術
2:胸部大動脈瘤の人工血管置換術
3:経皮的冠動脈形成術
4:僧帽弁置換術
5:大動脈弁置換術