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各種治療機器の過去問

国試第14回午前:第73問

体外衝撃波結石破砕装置(ESWL)について正しいのはどれか。

a:微小爆発方式では音響レンズで衝撃波を収束させる。
b:圧電素子方式では圧電素子を球面状に配列してある。
c:電極放電方式では回転楕円体面反射で衝撃波を収束させる。
d:電極放電方式では真空中に置いた2本の電極の間で放電を行う。
e:電極放電方式では1ms程度の放電を行う。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第72問

マイクロ波メスについて正しいのはどれか。

a:周波数は500kHzである。
b:切開に適している。
c:対極板は不要である。
d:誘電損で発熱する。
e:心電図モニタに影響を与えない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第71問

Nd:YAGレーザ手術装置について正しいのはどれか。

a:非接触照射で鋭利な切開ができる。
b:半導体レーザを使用している。
c:発振波長は近赤外領域にある。
d:石英ガラス光ファイバで伝送できる。
e:生体組織へ照射した場合の発熱深さは0.1mm以内である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午後:第67問

高気圧酸素治療について誤っているのはどれか。

1:入室者の着衣には合成繊維製品を避ける。
2:第1種装置は患者を一人だけ収容する装置である。
3:第1種装置において認められる生体情報は心電図と脳波である。
4:第2種装置は酸素で加圧する。
5:第2種装置は複数の患者と医療職員を収容できる。

国試第14回午前:第70問

レーザ手術装置について正しいのはどれか。

a:ハンドピースはオートクレーブで滅菌する。
b:ファイバ先端の汚れはアルコールガーゼで拭きとる。
c:術者は使用レーザに適応した保護メガネを着用する。
d:照射野からの拡散反射光も危険である。
e:手術野からの煙霧の排除は医療ガス設備の吸引を用いる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第69問

電気メスの出力について正しいのはどれか。

1:出力波形の基本周波数は20~30kHzである。
2:凝固では、連続的な正弦波を用いる。
3:無負荷時の出力電圧の最高値は1000V以上である。
4:スプレー凝固で用いる出力電圧の最高値は切開より低い。
5:出力の校正は5kΩの負荷抵抗(無誘導)で行う。

国試第14回午前:第67問

除細動器について正しいのはどれか。

a:出力波形の観測には50Ωの負荷抵抗(無誘導)を用いる。
b:出力電流波形は20ms以上長く尾を引くパルスがよい。
c:有効に除細動が行われた場合はパドルを接触させた皮膚に熱傷ができる。
d:心房細動の除去はR波同期で行う。
e:出力端子と接地問の静電容量によって高周波分流が起こる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午前:第66問

心臓ぺースメーカについて正しいのはどれか。

a:副作用の一つに横隔膜刺激がある。
b:体外式は内部電源機器である。
c:植込み式の内蔵電池はマンガン電池である。
d:植込み式では双極電極の方が単極電極より電気ノイズによる感知不全を起こしやすい。
e:植え込み式のリード線をマルチ・ファイラーコイルとするのは断線対策である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午前:第27問

心臓ぺースメーカの適応として誤っているのはどれか。

1:第1度房室ブロック
2:第2度房室ブロック
3:第3度房室ブロック
4:洞不全症候群
5:薬物抵抗性頻拍発作

国試第10回午前:第75問

超音波手術器について正しいのはどれか。

1:使用周波数は1~10MHzである。
2:磁歪型振動子としてニッケルが用いられる。
3:電歪型振動子は強制冷却を必要とする。
4:血管と周囲組織を共に細分化して破壊する。
5:破砕した組織は蒸留水と共に吸引除去する。

国試第10回午前:第74問

CO2レーザについて正しいのはどれか。

a:生体組織の切開能が高い。
b:眼球誤照射により最初に網膜の損傷を生じる。
c:生体組織に含まれる蛋白質に吸収される。
d:Nd:YAGレーザより組織透過性が低い。
e:誤照射から患者皮膚を守るため、水で湿らせたガーゼが有効である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第73問

Nd:YAGレーザについて誤っているのはどれか。

a:眼に直接入射しても安全な波長である。
b:組織内部での光散乱が小さい。
c:凝固・止血能に優れている。
d:石英光ファイバーで伝送できる。
e:気体レーザである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第72問

マイクロ波治療器と関係があるのはどれか。

a:誘導損失による組織発熱
b:皮膚癌の治療
c:肝臓手術中の熱凝固止血
d:使用周波数40.68MHz
e:コイル型アプリケータ
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第70問

体外衝撃波結石破砕装置について誤っているのはどれか。

1:電磁振動板で発生させた圧力波は音響レンズで集束させる。
2:回転楕円体の第1焦点で圧力波を発生させると第2焦点に集束する。
3:圧電方式では放物面に並べた圧電素子により集束圧力波を作る。
4:メンブレン方式のカップリングでは空気マットを使用する。
5:バスタブ方式のカップリングでは槽内に脱気水を満たす。

国試第10回午前:第68問

電気メスについて正しいのはどれか。

a:メス先電極はエチレンオキサイドガス(EOG)滅菌が可能である。
b:パイポーラ電気メスでは対極板は必要である。
c:パースト波は切開に用いる。
d:対極板回路の抵抗が小さくなると高周波漏れ電流が大きくなる。
e:定期点検で高周波漏れ電流が150mA以上あればより詳しい点検が必要である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第67問

除細動器について誤っているのはどれか。

a:直接通電で心室細動除去に用いるエネルギーは10~60Jである。
b:体外通電の場合、電極は5kgf程度の力で充分に皮膚に押し付ける。
c:直流除細動器のパルス持続時間は約5μsである。
d:整備点検時に出カ波形を試験する場合は500Ωの負荷抵抗を使用する。
e:体外通電で除細動を行う場合、最大エネルギーは約400Jである。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第66問

心臓ぺースメーカについて誤っているのはどれか。

a:ICHD表示コードの第1文字は心電図波形の検出部位を示す。
b:単極式の植え込み式ぺースメーカでは本体ケースを陽極とする。
c:一発の刺激エネルギーは100μJ程度である。
d:デマンド型は自発収縮とのファイティングを防止する。
e:心室電極は左心室心尖部に置く。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第66問

レーザ光について正しいのはどれか。

a:誘導放出を利用している。
b:白色光である。
c:一般に輝度が低い。
d:容易に集光できる。
e:取扱い上、最も注意を要するのは眼の障害である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第64問

電気メスについて正しいのはどれか。

7PM64-0
a:高周波電流を使用する。
b:ジュール熱で凝固や切開を行う。
c:電流は対極板を通じて本体に環流する。
d:図Aは切閉に使用される電流波形である。
e:図Bは凝固に使用される電流波形である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第60問

マイクロ波メスについて正しいのはどれか。

1:バイポーラ型手術電極が多く用いられる。
2:対極板を必ず使用する。
3:皮膚表面を過度に加温せずに筋肉組織を加温できる。
4:マグネトロン発振管が使用される。
5:電図モニタには電磁的影響を与えない。