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各種治療機器の過去問

国試第28回午前:第35問

心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。

a:植込み型にはヨウ素リチウム電池は使用されない。
b:出力パルス幅は約100msである。
c:電極装着後、刺激闘値は経時的に低下する。
d:NBG(ICHD)コードの第一文字は刺激部位を表す。
e:体外式ペースメーカの出力点検時には500Qの負荷抵抗を接続する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午後:第22問

植込み型ペースメーカについて誤っているのはどれか。

1:前胸部を切開してポケットを作製する。
2:X線透視下で実施する。
3:ペーシング閾値を測定する。
4:操作者は電極リードを素手で触れてはならない。
5:ペーシング用リードは動脈から挿入する。

ME2第35回午後:第15問

麻酔器について誤っているのはどれか。

1:ガス供給部と呼吸回路部がある。
2:ソーダライムは二酸化炭素ガスを吸着すると色が変わる。
3:気化器は揮発性麻酔剤の種類により異なる。
4:酸素フラッシュ弁を開放すると呼吸バッグがしぼむ。
5:閉鎖式では呼気が再利用される。

国試第10回午前:第57問

図のような心電図が記録された。臨床工学技士の対応で正しいのはどれか。

10AM57-0
a:除細動装置の準備をする。
b:心臓ぺースメーカの準備をする。
c:心電計の故障をチェックする。
d:誘導コードの断線を調べる。
e:直ちに医師に連絡する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午後:第67問

高気圧酸素治療について正しいのはどれか。

a:へモグロビンと酸素との結合の程度はへンリーの法則に従う。
b:第1種装置では酸素加圧は認められていない。
c:患者の着衣として合成繊維製品は避ける。
d:減圧は毎分0.8kg/cm2以下の速度で行う。
e:第2種装置内では血圧測定用トランスデューザの使用は認められていない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午後:第1問

20滴で1mLの輸液セットを使用し、輸液ポンプを用いて30mL/hの流量で輸液を行っている。点滴筒内を滴下する液滴は1分間に何滴か。

1:5
2:10
3:15
4:20
5:25

ME2第35回午前:第53問

カテーテル・アブレーション治療について正しいのはどれか。

1:カテーテルは主に大腿動脈から挿入する。
2:カテーテル先端を100℃以上にして焼灼する。
3:対極板は不要である。
4:心房細動の治療に用いられる。
5:2.45GHzの電磁波を用いる。

ME2第35回午前:第54問

RF容量結合型ハイパーサーミアについて誤っているのはどれか。

1:放射線療法との併用は禁忌である。
2:電極の組合せにより種々の温度分布が得られる。
3:体表から10cm程度の深さの加温が可能である。
4:細胞の熱耐性により温熱感受性が低下する。
5:皮下脂肪が厚いと痛みを生じやすい。

ME2第35回午前:第50問

レーザ光およびレーザ手術装置について誤っているのはどれか。

1:可干渉性を有する。
2:指向性が強い。
3:局所的に大きなエネルギー密度が得られる。
4:可視光領域外のレーザ光であれば目に入っても傷害はない。
5:赤外領域のレーザ手術装置にはガイド光が必要である。

ME2第35回午前:第48問

2相性除細動器について正しいのはどれか。

1:出力の片側は接地されている。
2:放電回路にインダクタが挿入されている。
3:出力パルス幅は約50msである。
4:出力波形の観測には50Ωの負荷抵抗を用いる。
5:心房細動には使用できない。

ME2第35回午前:第49問

電気メスについて誤っているのはどれか。

1:フローティング型でも分流熱傷は発生しうる。
2:バイポーラ電極を用いるとモニタ障害が避けられる。
3:一人の患者に複数台の電気メスを使用できる。
4:ジュール熱を利用している。
5:心臓ペースメーカのデマンド機能誤作動を誘発する可能性がある。

国試第27回午後:第36問

超音波吸引手術装置で誤っているのはどれか。

1:20~kHz の超音波機械振動を利用する。
2:ハンドピース先端の振幅は100~350μmである。
3:生理食塩液とともに細分化された組織片を吸引する。
4:磁歪型振動子は冷却のために蒸留水を用いる。
5:実質性組織を鋭利に切除できる。

国試第27回午後:第37問

ハイパーサーミア装置について正しいのはどれか。

1:RF容量結合型加温では電極直径を小さくして深部加温を行う。
2:マイクロ波加温は全身加温に使われる。
3:超音波加温は肺に対して使われる。
4:電極のエッジ効果軽減にボーラスが使われる。
5:組織内加温法は非侵襲的加温である。

国試第27回午後:第33問

電気メスについて正しいのはどれか。

a:スプレー凝固にはバースト波が用いられる。
b:ゲルパッド型対極板は静電結合である。
c:バイポーラ電極はニードル型である。
d:対極板は広く均一に装着する必要がある。
e:混合モードではクレストファクタが大きいほど凝固作用は強い。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午後:第37問

腹腔の内視鏡手術について正しいのはどれか。

1:気腹用ガスとして酸素を用いる。
2:局部麻酔で行う。
3:腹腔鏡の滅菌にはオートクレーブを用いる。
4:電気メスは使用できない。
5:腹腔へのアクセスにトラカールを用いる。

ME2第34回午後:第36問

滴下式輸液ポンプについて正しいのはどれか。

1:シリンジポンプより流量精度が低い。
2:流量センサのゼロ点調整を定期的に実施する。
3:薬液の密度は無視できる。
4:滴下センサには赤色光が使用される。
5:流量誤差は総設定量の±20%まで許容される。

ME2第34回午後:第31問

ペースメーカのDDDモードについて誤っているのはどれか。

1:センシングは心房と心室で行う。
2:心房と心室を順次ペーシングできる。
3:自己心拍が出た場合はペーシングを抑制できる。
4:使用するリードは1本である。
5:完全房室ブロックの不整脈に適応される。

ME2第34回午後:第30問

AEDについて正しいのはどれか。

1:患者の心電図を解析中にも胸骨圧迫を続ける。
2:衣服を脱がせられない場合には衣服の上からパッドを貼る。
3:溺水者では水分を拭き取らずに直ちに電極パッドを貼る。
4:電極パッドには使用期限がある。
5:操作には資格が必要である。

ME2第34回午後:第29問

手動式除細動器の操作として正しいのはどれか。

1:パドル誘導ではパドルの位置を逆にしても心電図波形の極性は変わらない。
2:心室細動の治療ではR波同期機能をONにする。
3:介助者は患者の身体を押さえる。
4:通電電極を強く押しつけると熱傷の恐れがある。
5:患者の酸素吸入は一時停止する。

ME2第34回午後:第18問

手動式除細動器について正しいのはどれか。

1:出力波形は連続正弦波である。
2:最高出力電圧のピーク値は360V程度である。
3:電源投入時にR波同期はOFFとなる。
4:通電時には患者を接地する。
5:通電時間は0.5秒間である。