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呼吸療法装置の過去問

国試第27回午前:第66問

APRV(気道圧開放換気)で正しいのはどれか。

a:全身麻酔でしばしば用いられる。
b:筋弛緩薬を使用する。
c:高圧相は低圧相よりも短くする。
d:低圧相と高圧相の圧力の差によって換気量を補う。
e:肺胞の虚脱を防ぐのに有用である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午前:第64問

図は人工呼吸中の気道内圧波形である。正しいのはどれか。

27AM64-0
1:圧規定換気である。
2:吸気終末休止をおいている。
3:ファイティングを認める。
4:PEEPがかかっている。
5:吸気呼気相比は2:1である。

国試第27回午前:第63問

ベンチュリーマスクについて正しいのはどれか。

a:ガス流による眼球刺激はない。
b:不安の強い患者には適さない。
c:空気流入量は孔の大きさで決まる。
d:II型呼吸不全の酸素療法に適する。
e:酸素濃度は酸素流量に依存しない。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午後:第1問

ネブライザについて誤っているのはどれか。

1:超音波式は薬液に超音波振動を与える。
2:超音波式はジェット式に比べ薬液粒子の細かい噴霧が可能である。
3:ジェット式は薬液を加温する。
4:ジェット式はノズル先端に高流速の空気を吹きかける。
5:超音波式には使用できない薬剤がある。

国試第38回午前:第68問

酸素濃縮器について正しいのはどれか。

a:酸素濃縮膜を用いた機器では90%程度の酸素濃度が得られる。
b:吸着分離型を用いた機器では40%程度の酸素濃度が得られる。
c:吸着分離型では機器の発熱が問題になる。
d:停電に備えてバッテリーを内蔵したものが望ましい。
e:自家発電機は指定のもの以外は安全性に保証がない。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第38回午前:第69問

人工呼吸管理中の加温加湿について正しいのはどれか。

1:加温加湿器では定期的に水道水を追加する。
2:加温加湿器のヒータワイヤは呼気回路に組み入れる。
3:人工鼻ではネブライザの併用が有用である。
4:人工鼻では分泌物が多いと呼吸抵抗が上昇する。
5:人工鼻は加温加湿器と比べて加湿性能が優れている。

国試第38回午前:第65問

高気圧酸素治療の適応疾患はどれか。

1:開放性骨折
2:急性心筋梗塞
3:中耳炎
4:網膜動脈閉塞症
5:急性副鼻腔炎

国試第38回午前:第66問

成人男性(体重50 kg)に対する人工呼吸器装着の初期設定として適切でないのはどれか。

1:換気回数を12回/分とした。
2:1回換気量を500 mLとした。
3:吸気時間と呼気時間の比(I:E比)を2:1とした。
4:呼気終末陽圧(PEEP)を3 cmH₂Oとした。
5:トリガ感度を-1~-2 cmH₂Oとした。

国試第38回午前:第64問

酸素療法で使用する機器で一方弁が付いているのはどれか。

1:鼻カニューラ
2:オープンマスク
3:ベンチュリーマスク
4:リザーバ付き酸素マスク
5:ハイフローネーザルカニューラ

ME2第33回午後:第47問

量規定式人工呼吸器を使用中に気道内圧上限アラームが鳴った。原因として考えられないのはどれか。

1:気管チューブの閉塞
2:気管チューブのカフ圧低下
3:呼気側回路のフィルタの目詰まり
4:肺胸郭コンプライアンスの低下
5:ファイティング

ME2第33回午後:第43問

人工呼吸器の定期点検項目でないのはどれか。

1:二酸化炭素吸収能
2:換気量
3:吸気時間
4:トリガ感度
5:一時警報消音機能

国試第26回午後:第67問

PCV 施行中に呼気分時換気量が低下した。考えられる原因はどれか。

a:気道抵抗増加
b:肺コンプライアンス上昇
c:自発呼吸数増加
d:カフ漏れ
e:片肺挿管
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午後:第68問

吸着型酸素濃縮器で誤っているのはどれか。

1:ゼオライトを用いて窒素を吸着する。
2:加圧した空気を吸着筒内に送る。
3:供給ガスは乾燥している。
4:貯蔵タンクに蓄えてから供給する。
5:100%の酸素を供給できる。

国試第26回午後:第66問

人工呼吸中の気管吸引で正しいのはどれか。

1:1時間おきに施行する。
2:吸引カテーテルは気管支まで進めないようにする。
3:30秒以上かけて吸引する。
4:吸引圧は300mmHg (39.9kPa)以上とする。
5:吸引時にピストン運動を行う。

国試第26回午後:第65問

内因性PEEPで正しいのはどれか。

a:閉塞性肺疾患で起こりやすい。
b:呼気時間が短縮すると生じやすい。
c:気道内圧計で容易に測定できる。
d:呼吸仕事量を軽減させる。
e:心拍出量を増加させる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第33回午後:第19問

自発呼吸がある状態では使用しない換気モードはどれか。

1:CMV(調節換気)
2:CPAP(持続的気道陽圧法)
3:IMV(間欠的強制換気)
4:PSV(圧支持換気)
5:SIMV(同期式間欠的強制換気)

ME2第33回午後:第14問

麻酔器内ガス配管の構成要素でないのはどれか。

1:圧力調整器
2:流量調節装置
3:気化器
4:ポップオフ(APL)弁
5:酸素フラッシュ

ME2第33回午後:第15問

吸着型酸素濃縮器について誤っているのはどれか。

1:酸素を選択的に吸着する。
2:アルミノ珪酸塩が使われる。
3:空気を圧縮する工程がある。
4:動力源として電源が必要である。
5:90%程度の高濃度酸素が得られる。

ME2第33回午後:第13問

人工呼吸器について誤っているのはどれか。

1:気道内陽圧換気の装置が主流である。
2:加温加湿されたガスが本体に供給される。
3:呼気弁は吸気時に閉じる。
4:患者の吸気努力を検知するしくみがある。
5:呼気ガスは肺胸郭の弾性収縮力により呼出される。

国試第37回午後:第67問

量規定調節換気中の患者の気道内圧低下の原因として誤っているのはどれか。

1:無気肺の改善
2:気管支攣縮の軽快
3:呼吸器回路からのガス漏れ
4:気管チューブ先端の片肺への移動
5:気管チューブのカフからの空気漏れ