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生体機能代行装置学の過去問

国試第11回午後:第39問

人工呼吸管理において動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)が上昇するのはどれか。

a:呼吸回路の機械的死腔量の増加
b:PEEPを4cmH2Oから7cmH2Oに上昇
c:吸気中酸素濃度の増加
d:吸気相:呼気相比(I:E比)を1:2から1:1に変更
e:分時換気量の減少
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午後:第37問

CPAP(continuous positive airway pressure)の効果について正しいのはどれか。

a:動脈血酸素分圧(PaO2)の上昇
b:死腔率の増加
c:肺内シャントの増加
d:機能的残気量の増加
e:呼吸仕事量の軽減
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午後:第36問

成人の急性呼吸不全例で人工呼吸の適応となるのはどれか。

a:動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)=70mmHg
b:自発呼吸はあるが努力呼吸
c:1回換気量= 6ml / kg
d:動脈血酸素分圧(PaO2)=60mmHg(空気呼吸時)
e:呼吸数=25回/min
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第30問

血液透析で正しいのはどれか。

a:最も多い死因は心不全である。
b:通常の透析液のカルシウム濃度は2.5~3.5mEq/lである。
c:透析と次の透析との間の体重増加は体重の10%程度を目標とする。
d:我が国ではアルミニウム脳症が多い。
e:エリスロポエチン投与による貧血治療目標はヘマトクリット値40~45%である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第29問

長期透析患者の合併症として正しいのはどれか。

a:多血症
b:免疫機能亢進症
c:アミロイドーシス
d:二次性上皮小体(副甲状腺)機能亢進症
e:異所性石灰化
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第62問

大動脈バルーンパンピング法(IABP)で、通常、バルーンを置く位置として正しいのはどれか。

1:上行大動脈
2:大動脈弓
3:胸大動脈
4:下行大動脈の胸・腹部境界
5:腹大動脈

国試第7回午後:第61問

大動脈バルーンパンピング法(IABP)の目的として正しいのはどれか。

1:心仕事量の増加
2:心筋酸素消費量の増加
3:循環血液量の増加
4:冠動脈血流量の増加
5:心拍数の増加

国試第7回午後:第45問

適切な組合せはどれか。

a:直接血液灌流法(血液吸着) ―――――---- 薬物中毒
b:血液濾過法 ―――――――――――――-- 緑内障
c:CAVH(持続血液濾過法) ―――――------- 多臓器障害
d:ECUM(体外限外濾過法) ――-------――― 肥満
e:DFPP(二重濾過血漿分離法) ―------------二次性上皮小体(副甲状腺)機能亢進症
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第52問

透析患者における貧血について正しいのはどれか。

a:貧血はエリスロポエチンの産生低下が主因である。
b:へマトクリットが上昇すると透析効率は低下する。
c:出血、鉄欠乏でも起きる。
d:貧血にはアルミニウムを補充する。
e:貧血にはビタミンDを投与する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第51問

血液透析液に用いられる緩衝剤はどれか。

a:リン酸
b:炭酸水素ナトリウム(重曹)
c:酢酸
d:ブドウ糖
e:塩化ナトリウム
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第50問

血液浄化療法に用いられる原理で適切な組み合わせはどれか。

a:拡散 ―――――― 溶質の可逆的な移動
b:濾過 ―――――― 溶質の濃度差による推進力
c:浸透 ―――――― 溶媒の移動
d:吸着 ―――――― 吸着剤との親和力
e:透析 ―――――― 半透膜を介した拡散分離操作
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第49問

血液透析液について正しいのはどれか。

a:アルカリ化剤には乳酸塩を用いる。
b:Na濃度は130~140mEq/lである。
c:K濃度は2mEq/lである。
d:Ca濃度は2.5~3.5mEq/lである。
e:Mg濃度は3.0~4.5mEq/lである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第48問

慢性腎不全の維持血液浄化法として用いられるのはどれか。

1:血漿交換
2:LDL吸着
3:直接血液灌流
4:免疫吸着
5:血液濾過

国試第10回午前:第46問

酸素療法について正しいのはどれか。

a:病態により動脈血酸素分圧(PaO2)の目標値は異なる。
b:ベンチュリーマスクは吸気酸素濃度を調節できる。
c:ベンチュリーマスク使用時には酸素の流量を少なくする。
d:吸気酸素濃度は機器によらず50%以上にできる。
e:動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)が高い場合は低い酸素濃度から換気を開始する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第47問

病態と対策との組合せで正しいのはどれか。

a:うっ血性心不全 ――――――――― ECUM(体外限外濾過法)
b:アルミニウム蓄積症 ――― デスフェリオキサミン(デスフェラール)
c:貧血 ―――――――――――――――――--― 高Na透析液
d:二次性上皮小体(副甲状腺)機能亢進症 ――------― 重曹透析
e:高K血症 ――――――――――――――-----― カルシトニン
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第46問

繁急透析のブラッドアクセスとして正しいのはどれか。

a:大腿動脈の直接穿刺
b:鎖骨下静脈へのカテーテル留置
c:上腕動脈の表在化
d:前腕の動静脈間グラフト移植
e:大腿静脈へのカテーテル留置
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第44問

人工心肺による低体温での体外循環について誤っているのはどれか。

a:組織の酸素需要は減少する。
b:組織での酸素授受がよくなる。
c:血液の粘度が低下する。
d:血液の凝固能が変化する。
e:酸素解離曲線が左方に移動する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第43問

人工心肺による体外循環中、血液に現れる影響はどれか。

a:赤血球の損傷
b:ヘマトクリット値の増加
c:異常白血球の出現
d:血漿たんぱくの変性
e:血小板の減少
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第42問

常温下での成人体外循環において適正な灌流量(l/分/m2)はどれか。

1:1.5~2.0
2:2.0~2.5
3:2.5~3.0
4:3.0~3.5
5:3.5以上

国試第7回午後:第41問

人工心肺からの離脱について正しいのはどれか。

1:先ず送血量を減少させる。
2:先ず人工肺の酸素送気量を減少させる。
3:離脱操作中はSvo2(混合静脈血酸素飽和度)50%以上が望ましい。
4:ヘパリンの中和にプロタミンを使用する。
5:血圧が回復しないときは先ずVAD(補助人工心臓)を用いる。