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原理と構造の過去問

国試第35回午前:第64問

ジェット式ネブライザで誤っているのはどれか。 

1:振動子を使用する。 
2:ベンチュリー効果を利用している。 
3:ジェットノズルによって流速が増す。 
4:細管内の薬液が吸い上げられて気流に乗る。 
5:バッフルに衝突させてエアロゾルを細粒化する。 

国試第20回午前:第44問

機械的陽圧換気について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a:胸腔内圧は吸気時に上昇する。
b:人工呼吸器の呼気弁は吸気時に開く。
c:呼出を促進するため呼気時に陰圧を付加する。
d:圧規定換気ではリークがあると吸気時間が短縮する。
e:量規定換気ではリークがあると換気量が減少する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午後:第67問

人工呼吸管理の目的について誤っているのはどれか。

1:肺胞換気量の維持
2:呼吸仕事量の軽減
3:ガス交換能の改善
4:閉塞肺胞の開通
5:機能的残気量の減少

国試第23回午後:第65問

自発呼吸が消失すると無換気(肺胞換気量=0)となるモードはどれか。

1:APRV(Airway pressure release ventilation)
2:BIPAP(Biphasic positive airway pressure)
3:HFOV(High frequency oscillatory ventilation)
4:PSV(Pressure support ventilation)
5:IMV(Intermittent mandatorv ventilation)

国試第23回午後:第64問

吸気ガスの流量波形で矩形波が認められるのはどれか。

a:CPAP(Continuous positive airwpressure)
b:PCV(Pressure control ventilation)
c:PSV(Pressure support ventilation)
d:SIMV(Synchronizintermittent mandatory ventilation)
e:VCV(Volume control ventilation)
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第28回午後:第19問

超音波ネブライザについて誤っているのはどれか。

1:超音波の伝達には蒸留水が使用される。
2:超音波の周波数は5~20MHz程度である。
3:ベンチュリー管の原理を利用している。
4:噴霧粒子の径は数μm程度が主となる。
5:噴霧粒子の発生量は超音波の強度で調節する。

ME2第28回午後:第16問

在宅用の吸着型酸素濃縮器について誤っているのはどれか。

1:二酸化炭素を吸着する。
2:90%程度の酸素濃度が得られる。
3:酸素吸入時に加湿器を必要とする。
4:クラスⅡ機器が使われている。
5:吸入量を多くすると酸素濃度が下がる。

国試第19回午後:第38問

ネブライザについて正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a:液体を粒子として吸入ガスに浮遊させて加湿する。
b:Tピースに接続したジェットネブライザでは再呼吸に注意する。
c:ジェットネブライザはベンチュリ管の原理による。
d:超音波ネブライザでは細菌汚染のリスクはない。
e:超音波ネブライザによる粒子は末梢気道まで届かない。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第28回午後:第8問

人工呼吸器について誤っているのはどれか。

1:呼気弁は吸気時に閉じる。
2:ジェットネブライザへの送気は吸気に同期している。
3:ヒータ入り呼吸回路にはウォータトラップは不要である。
4:酸素センサは吸気側呼吸回路に装備されている。
5:換気量の測定には電磁流量計が用いられる。

国試第19回午後:第36問

図は肺の圧容量曲線である。弾性抵抗に対する仕事量はどれか。(人工呼吸療法)

19PM36-0
1:AIBC
2:ADBE
3:ADBC
4:AEBI
5:AEBC

国試第32回午後:第66問

持続性気道陽圧(CPAP)の説明で正しいのはどれか。

1:吸気呼気比は一定になる。
2:分時換気量は一定になる。
3:筋弛緩薬投与が必要になる。
4:気道内圧が一定になる。
5:高二酸化炭素血症が適応である。

国試第32回午後:第65問

人工呼吸器回路ヒータワイヤの役割はどれか。

1:回路内結露を防止する。
2:回路強度を確保する。
3:病原性微生物の殺菌を行う。
4:室温のガスを体温まで加温する。
5:体温の調節を行う。

国試第33回午後:第65問

人工鼻の短所はどれか。

a:うつ熱
b:過剰加湿
c:死腔の増加
d:呼吸抵抗の増加
e:人工呼吸器関連肺炎の増加
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午後:第38問

酸素療法について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a:酸素は高圧低温下で空気を液化分離して製造される。
b:未使用酸素ボンベ内の圧力は約15MPaである。
c:鼻カニューレ法で60%以上の吸気酸素濃度を得ることができる。
d:在宅では液化酸素を利用することができない。
e:副作用として酸素中毒に注意する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午後:第39問

ネブライザについて正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a:エアゾルをつくる装置である。
b:ジェットネブライザはベルヌーイの定理を利用している。
c:ジェットネブライザによる粒子の直径は1μm以下である。
d:超音波ネブライザは気管切開患者には使用しない。
e:超音波ネブライザによる粒子の直径は5μm以下である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午後:第36問

死腔について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a:解剖学的死腔はガス交換に関わる。
b:器械的死腔は口腔内容量である。
c:肺胞死腔とは換気があって血液が途絶した肺胞である。
d:死腔換気率は1回換気量の約30%である。
e:換気量が一定で死腔が増大するとPaCO2が上昇する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第32回午前:第67問

人工呼吸器のアシスト/コントロール(A/C)モードの説明で正しいのほどれか。

1:PEEPを併用できる。
2:自発呼吸が停止すると無呼吸になる。
3:フローの基本波形は圧規定換気である。
4:異なる二つのフローパターンが見られる。
5:量規定換気と圧規定換気の長所を組合せている。

国試第32回午前:第65問

人工呼吸器回路のCV(compression volume)について正しいのはどれか。(圧縮容積)

a:CVは量規定換気で肺胞換気量減少の原因になる。
b:加温加湿器チャンバはCVの一部になる。
c:柔らかい回路のCVは小さい。
d:長い回路のCVは小さい。
e:CVが大きいほど吸気トリガ感度が上昇する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午前:第69問

膜型人工肺で正しいのはどれか。

1:シリコーンゴムは多孔質膜に用いる高分子材料である。
2:多孔質膜では血液は酸素と直接接触する。
3:中空糸膜型では内部灌流型の方が外部灌流型より圧力損失が低い。
4:気泡型人工肺よりタンパク変性が生じやすい。
5:均質膜では長時間使用すると血漿漏出が起こる。

国試第33回午前:第64問

ハイフロー療法について正しいのはどれか。

a:吸入気の加温加湿に人工鼻を使用できる。
b:最大 20 L/分の流量を供給できる。
c:吸入気酸素濃度は 21?100 % の任意の値を設定できる。
d:解剖学的死腔のガスを洗い流す効果がある。
e:PEEP 効果が期待できる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e